※ネタバレを含むクチコミです。
コンビニバイト系のマンガって割とコミカルとシュールで短期なものが多い印象なんだけど(なんとなく小田原ドラゴン先生のような絵柄のイメージ※偏見かも)島さんは人情系が上手く折り混ざってて良い。 想像が出来る現実感と、その中での島さんの行動が沁みる。 何気ない流れなのについボロボロ泣けてしまうとこがあったりしてたまらんです。好き。
惜しまれながら終わってしまった『ひかるイン・ザ・ライト!』の松田舞さんによる最新作です。 『錦糸町ナイトサバイブ』はローカルかつニッチな面白さがあり、『ひかるイン・ザ・ライト!』はまっすぐな情熱にあてられるのが気持ち良い作品でしたが、本作はそれらともまた違った雰囲気をまとっています。 主人公の佐藤瞬は、中学時代はサッカーの県大会でMVPに輝き将来を期待されていたものの、足のケガにより運動全般ができなくなってしまった少年。そんな瞬が、「直帰ちゃん」と渾名される佐藤直希の「ハイパー帰宅部」に強引に誘われていく物語です。 私も中学までは運動部だったのですが肺を患ってしまい、高校では本気で運動をして上を目指すことができなくなってしまっていたので、運動は諦め文化系活動を極めようと方向転換しました。その結果、今があるので人生万事塞翁が馬です。ともあれ瞬くんの気持ちは多少なりとも解ります。 本当に夢を叶えられる人というのはほんの一握りで、多くの人の人生には挫折や諦念をする瞬間が訪れます。それでも、その先に人生は続いていきます。そこで何を見て、何を為していくのか。その分岐の先でしか見られなかった景色も、案外悪くなかったりします。そういった意味で、この物語が響く人は少なくないでしょう。 学校の帰り道にある何気ないものからもロマンを感じられる直希の影響により、瞬が少しずつ変わっていく様子に心が解れます。明けても暮れてもサッカーに打ち込んでいて夕陽に染まる町並みを見る瞬間もなかなかなかったであろう瞬が、高校生になって初めて味わうゆっくりと過ごす時間に人生の機微や大切なものが詰まっています。 瞬と直希の何とも言えない関係性、ラブのコメり具合もとても良いです。5話や6話を経て8話で見せる瞬の表情など堪りません。3話のエピソードも好きですが、その最後に出てくる直希のセリフから滲み出る感性が本当に良いし、瞬が絆されるのも解ります。 余談ですが、文化祭の出し物が「赤ずきんオブ・ザ・デッド」だったり、「サイバーパンクメイド喫茶」だったりする自由な校風も、私が通っていた学校に近いものがあり親近感が湧きました。
なんか変な女がいる〜やべ〜〜みたいな話かと思ったのに、気づいたら怪異退治系アクションバトル??みたいな展開になっててすごかった。感情ポリスって着物警察みたいな感じでそのへんうろついてそうな名前。
最初から最後までこの宇宙人の存在の謎さが残ったままだったけど、総じていい話でした。自分もお茶の中でもほうじ茶がすごく好きなので飲みたくなりました。
え、これで終わり?!と思ってしまった。 例えば、楽しく読んでいた本を取り上げられて「これでおしまい!」と閉じられた感じ。 主人公と、自称電子の妖精と、自称霊媒師。 人は見た目で判断しちゃいけない、と言われているのに、どうして見た目で判断してしまうんだろう。 見た目がキリッとしているからといって、キリッとしている人とは限らないし、見た目がふざけているからと言って中身まで腑抜けているとは限らない。 オチにやられたーと思ってしまった。 さて、大団円のようにみえるけど、それは本当に丸くおさまっているんだろうか。
バイト先では藪中さんが先輩だから「くん」呼びで、学校では矢城くんが先輩だから「さん」呼びってことなのね。スジは通ってる!しかし藪中さんまだ高校生なのに相手を手のひらで転がすのが異様に上手い。
ある意味、いかれたギャグ漫画だなという感想でした。出てくる人全員おかしい。幽霊(自称妖精)のおっさんは置いといて、全財産10円の霊媒師はしかるべき保護は必要だと思います。
キャラが可愛い〜。 唐突に気合いの入ったメガネキャラの横顔作画が挟まれるコマが好き。細かい。
※ネタバレを含むクチコミです。