途中、車をぶつけられてそのうえ喧嘩が勃発して、さらには警察呼ぶより仕事を優先するところで大丈夫か!?と心配になったけどそこからの「the仕事人」な展開がめちゃくちゃアツかった。なにが不具合でどうやって解決していたのかは正直全くわからなかったけど。新人の方?今後の作品を期待してます!
※ネタバレを含むクチコミです。
東雲さんの初連載・初単行本……なんですが、画力的にもそれぞれ魅力的過ぎる女の子たちもそうであると感じさせない作品です。 図書館の本に救われ読んでいるときだけ自由でいられて生きてこられた原体験から、人と接するのが極端に苦手でありながらも司書をしている主人公の青年・天城。もう、その設定だけで深く共感せずにはいられませんでした。 その上で ″「好き」を手離さずいてくれたら…って この先どんな人生を歩んでも 「好き」をお守りに揚々と立ち向かってほしいから 俺も本が楽しみで生きれてるとこあるし…″ なんていうセリフまで出てきたら大好きにならざるを得ないではないですか。あまつさえ、ふたりのヒロインがどちらも非常に良いんですよね。 片や、天城が勤める図書館に夫の遺言を携えてやってきた謎多き美女。1話終盤でその謎の一端が明かされ、3話や巻末のおまけで更なる魅力が明かされます。綺麗さとかわいさを併せ持つだけではなく、食に貪欲なところや表情豊かで感受性も高く世界観を持っているところも非常に良いです。 一方、天城の幼馴染の空岡も、登場から僅か3ページで好きになる要素しか出てこないと思わせてくれる人物。3話では、そのかわいさが爆発します。何と言っても幼馴染ですので。幼馴染からしか摂れない栄養があります。 マンガなのでどちらか片方のルートしかないわけですが、これがゲームならどちらのシナリオも楽しみたい。甲乙つけ難い。 決めゴマの大胆さや表情の繊細な魅力も素晴らしいです。 それにつけてもやはり、根底に流れるのが冒頭1P目で描かれるような″想い″であるところに一番強く惹きつけられます。 巻末のおまけを見るだに、東雲さんはグルメマンガの才能もおありのようで。けんさ焼きは近々作ってみたいです。
「3巻まではメロドラマだけど最終4巻でどんでん返しがある」とオススメしてもらったので読んでみました!なるほどダマされました!これは気持ちいいどんでん返しですね! 亡くなった高齢の父親からへんぴな海辺の民宿を継いだ主人公。元々は銀座で板前として腕を磨いていたので料理は問題なし。でも先代から働いていた中居さんも高齢で亡くなってしまった。いくら客が少ないとはいえ1人では対応しきれないということで住み込みで求人を募集したところ、とんでもない美人が応募してきたのです…! 3巻までの展開もメロドラマといえばそうだけど、こんな民宿に泊まりたいな〜と思えるようなエピソードばかりでした。伊豆にモデルになった魚が美味しい居酒屋さんがあるようなので一度行って見たいです。
終始様子がおかしいけど生徒思いで子どもをなめてない先生が素敵だった。しかしアイドルオタクも度が過ぎるとあんなふうになるんだな…生徒たちの冷静なツッコミが良かった。 必ずしも好きなものや目指す夢があるべきてはないけど、もしあるのならば、どんな小さな規模からでも言いから発信することって大事だ。
優秀・有能・イケメンな主人公の蓮実は学校の生徒・先生をコントロールし、学校全体を自分の庭ようにしようと日々画策しているが、少しずつ歯車がズレていき、次第にアンコントロールな部分が浮き彫りに よし、全部リセットしよう、とばかりに猟銃でクラス・生徒を皆殺しにするという、かなりクレイジーキラーっぷりを発揮 ホラーチックなサスペンス感や蓮実の心理描写などなど、小説原作ながらもしっかり描かれていて、ラストまで一気読みが止まらない作品だった すごく今更読んだ作品だし、マンガだけしか読んでいないが、これは原作も映画も面白そうだなぁと思った良作 ただ単にクレイジーなだけでなく、シリアルキラーとしての描写や虐殺に至るまでの過程の描写もしっかりと丁寧に描かれている作品なので、サスペンス物好きならオススメできる一品でした
美人の陽キャ姉にだる絡みされてキレる弟くんだけど、ずっと言えなかったことを正直に打ち明けるところ泣きそうになってしまった!持つべきものは明るくて優しい姉だよな………。ともちんとの再会シーンも見たかった。
イングランドとフランスの百年戦争を舞台に、本物の魔女(生娘)が戦争を食い止めるためにドタバタ孤軍奮闘する話。 石川雅之先生の描く女の子には独特で不思議な質感の色気がありますね。 連載当時の十余年前にも読んでいたはずですが、今よりずっと歴史や宗教の知識が無かったのでさっぱりわからずじまいだったと記憶しています。 信仰とは救いとは何なのかといった問いから始まり、道徳や善など倫理学的なテーマにも通ずるストーリーになっており、大変深くて濃い味がします。御託は抜きに、感情や価値観をガッシガッシ揺さぶられてシンプルにめちゃめちゃ面白い。 というかこんなゴリゴリに人文学なマンガ描いておられたと思ったら最新作『惑わない星』はバキバキ理系なやつなの本当に在野のインテリって感じでかっこいいです。
ちょっと読みにくさはあったけど斬新なテーマで面白いなと思いました。主人公の青年の受け入れ力がすごい。
途中、車をぶつけられてそのうえ喧嘩が勃発して、さらには警察呼ぶより仕事を優先するところで大丈夫か!?と心配になったけどそこからの「the仕事人」な展開がめちゃくちゃアツかった。なにが不具合でどうやって解決していたのかは正直全くわからなかったけど。新人の方?今後の作品を期待してます!