夏の眩しい日差しが描かれる一方で、気怠さや寂寞が伝わってくるお話でした。オチは最初からよめてしまったのですが、作品の雰囲気に包まれて最後まで楽しんで読むことができました。夏目友人帳的な心地よさがよかったです。
「フィーンド」「父娘の島」のショウさんの新作。めちゃめちゃ嬉しい。good!アフタヌーンで読んだけど、ウェブでの公開はまだしてないのかな?沢山の人に読まれて連載化して欲しい。
ティコという街には星座に関わる名前にちなんだ不思議な力を持つ「星獣」と、星獣たちの力を呼び起こすことのできる星使いが共に暮らしていました。 しかし、ある日、そんな街を謎の災厄が襲い、星獣たちが世界各地に飛ばされてしまいました。 この作品は、その災厄を逃れていた星使いの少女・セレナが、唯一街に残ったポンプ座の星獣・アントリアとともに星獣を探す旅に出るという物語です 世界中に飛ばされてしまった星獣たちは、その不思議な力を使って飛ばされた先々でいろんな事件を起こしていました。 そんな事件の数々がセレナの前に立ちはだかるのですが、最初はアントリアの力を、そして途中からは助けた他の星獣の力を借りながら少しずつ星獣たちを取り戻していきます。 この作品はそんな星獣の不思議な力と冒険が入り乱れる王道ファンタジーです! 1巻まで読了
一回読んでストーリーそのものがよくわからなくて、二回目読んで、なんとなく「こういう話かな?」と理解した、気がする。でもこのタイトルはどういう意味なんだろう? 他に読んだ方いたら、どんな感想を持ったか教えてほしいです。 http://www.moae.jp/comic/yogoretakanjinoshiro
中1という設定と技術論多めなのが面白かった。最後ちょっと唐突に終わった感と顧問の掌返しが若干気になったけど、全体的に泥臭さがしっかりあって読んでてひきこまれた。
高嶺の花に恋する陰キャオタクの話って感じで始まるんですが、結果とんでもなく最高な友情物語でした。とにかく主人公の岸くんがいい子すぎる。だいたい急に憧れの女子・鉄さんと急接近したらテンパって空回りしたり、好きになってもらうために姑息な手を使ったりしがちなのに、岸くんはとても真面目で紳士なオタクなので、彼女がメタルが好きだと知ったら聴いて、研究して、趣味を共有するための努力を当然のようにこなす。で、実際にふたりでお出かけして距離が縮まっても、岸くんは純粋に「友達ってこんな感じなんだ」と喜ぶ。可愛いですね〜。 岸くんは友達がいないみたいだけど、なんでいないのか不思議。 http://www.moae.jp/comic/metalchan
※ネタバレを含むクチコミです。
『むげにん』も小ネタ多いけど、全2巻に壮大過ぎるストーリーを詰め込んで、全部小ネタで作り上げるって凄い! サブカルに精通してないと大半が理解できないので、マンガやらアニメやら戦隊モノやらオカルトやらを、浅く広く通ってから読むと良いです。 もし面白いと思えなかったとしたら、それはアナタが真っ当な青春を送ってきたからでしょう。 しかし沙村先生は寄生獣好きだなぁw
サイコパス人物の暗躍を描くことがサスペンスホラーになっていました。 高校教師をそこに据えたのも面白かったです。作画が申し分なく、前半は頭脳戦っぽさがあり、良い意味でDEATH NOTE的な作品だったかなと。 後半は衝撃展開ですが、勢い任せになった感じでしたし、最後の最後のどんでん返しはこれほどのことをしでかして、その審判は有り得えないでしょう(漫画オリジナルらしいので唯一の蛇足)。まあそこも作画に助けられて一気に読めました。
寡黙だけど内面にものすごい怒りのエネルギーを溜めている高校生と、どんなことでもテンピュールのように受け入れる柔軟な先生のコンビは、凸と凹がバッチリはまって相性抜群でした。しかしタイトルに「先生」が入ってる割には先生の活躍が少ないような気がしました。すごくいいキャラなのに勿体無いです…! でも新人さんの読切って一瞬でも読みにくいな〜って感じると読むのやめたくなっちゃうもんじゃないですか…(自分でも鬼のように残酷だと思いますが、正直誰でもそうだと思う…!)。けれどもこの「先生しっかりしてください」は1ミリも読みにくいと感じることがなかったです。甘島伝記さんはいつでも連載できそうなくらいの力量を持ってると思います。次回作がとっても楽しみです!
夏の眩しい日差しが描かれる一方で、気怠さや寂寞が伝わってくるお話でした。オチは最初からよめてしまったのですが、作品の雰囲気に包まれて最後まで楽しんで読むことができました。夏目友人帳的な心地よさがよかったです。