<ログライン> パラレルワールドを何度も行き来する男女の物語。 <ここがオススメ!> 様々なパラレルワールドが描かれており、妄想が捗る広がる。 「もしも、あの時あの選択をしていたら……」 きっと誰もが一度は考えたことがあるであろう、その思い。 ふとした瞬間に自分の過去も一緒に旅してしまうような。 でも、複雑な設定に対して適宜いい感じの説明を入れつつ、コメディ仕立てに仕上げているので、おかげで読みやすくて、わかりやすい。 漫画として、めちゃくちゃ上手い。 何よりも絵柄から物語からヒロイン(黒髪の方)から世界観全てが、超絶私好みでたまりません…… <この作品が好きなら……> ・夜は短し歩けよ乙女 https://manba.co.jp/boards/75236 ・山本和音作品集「夏を知らない子供たち」 https://manba.co.jp/boards/142268 ・ホテル・ローレルの渡り鳥たち https://manba.co.jp/boards/159466
もし別の世界線に行けたなら、何するかな〜何を変えたいと願うかな、自分なら。 この物語は、結末は同じでも世界線が一つだけじゃない、のが興味深い。 何となく、”別の世界線”、”パラレルリープ”ってそう言うことか。と理解できてきたところで次巻、3巻なので気になるな〜 表紙の春呼さんがすごく可愛くて、読み進めたけど色々と想像とは真逆だった、結論、読んで正解でした! 春呼さん、フワフワして不思議ちゃんな様だけど芯はしっかり通ってそうな、夢路浪くん振り回されないでーって思ってしまう。近くにいるのになぁ〜。。 面白かったです。
男女間でのスワッピング有りのヴァルキリードライヴマーメイド。 血縁関係が敵対してくるあたりは王道の少年漫画っぽいか。 男男、女女ペアで最終的な決着を描いていたのは好感が持てた。 夜子・キング間の「能力の評価と純粋な好意の非対称性」を、エトワールの最後のセリフが救ったのも良かった。 いわゆるメリバなので評価分かれそうではあるが、九々・ベルトリーニの過去編などまだまだ読んでみたい要素はあった。 最初からキャラを絞っていたのであまり広げるつもりはなかったのかな…?とも思うけど。
現世で死んだ有名武将や哲学者、陰陽師などがファンタジーの世界に召喚される系のストーリー。織田信長、那須与一、ジャンヌダルクや土方歳三などが敵味方に分かれて戦う。これだけ見るとありきたりでスッゲェつまんなそうだけど超面白いからどうぞ。
毎回話忘れる...それでもやっぱり読み返す度に面白い...! やっぱり我らがヒラコーのスタイリッシュなキャラクター、クールなセリフの言い回しは最高だぜ... すごく雑に言うと現代の偉人や武士がファンタジー世界に転移して戦争するストーリーだが、全てにおいてアクション・歴史ものとしてのクオリティが高く、物語に引き込まれるのはさすがだなぁと 体調とか色々あるので大変かもしれないが、自分が死ぬまでには完結まで読みたい素晴らしい作品の1つ
ウザウザ眼鏡主人公と本屋営業というより特定本の紹介に寄った のが良くなかったと思います。 絵は良く、ヒロインが覆面アイドルだったり、しみじみ出来る場面 だったり良い所もあったので、改善された次作を期待したいです。
コンビニ店員の服。 なにか恐ろしそうな研究施設。 I LOVE FAMILY Tシャツの少年と、武装発砲する男女。 1巻の表紙をめくって読み始めるところまでで、情報がとっても多い! そもそも、I LOVE FAMILYってすごいTシャツだなぁ、と思っていたら、ひ弱そうなコンビニ店員服の坊っちゃんが、ボコスカされているシーンになり、それから――。 その後の展開を考えると、表紙をめくってからの情報が多い〜なんて、かわいらしすぎる発言だった。 怒涛の勢いで、不老不死のきょうだいたちが集まり、にぎやかに騒ぎ立て、死に、復活し、妹を助けるという目的を果たしていく。 アクションコメディなので、軽口叩きながら、人間離れした達人技を繰り広げたり、怪我をしたり、死んだり、非常にテンポが良い。 「ん??」と思っていたら、次の展開へ行くか、けがをするか、死ぬか。 不老不死でも出血はするみたいだから、掃除が大変そうだ。 それから、ひ弱そうな坊っちゃんと思ったのは間違えだった。 めちゃくちゃ強かった。 お互いのために離れていたものの、妹を助けるために100年ぶりに再開したきょうだい。 お互いを思って、離れていたらしい。 ラヴだ、ラヴ。 そのきょうだいたちもみんな、性格が個性的で、一人ひとり異なっているのも興味深い。 無料試し読みで、なんとなく読んでみた第一巻。 非常におもしろかった。
実際に花屋さんで働いていて『ハナハダハナヤ』という花屋マンガも描かれていた若菜さんが、その草花の知識を生かして今度はファンタジー世界の花屋を描く新作です。 昨今のファンタジーといえば転生して人生をやり直したりループしたりという作品が多いですが、そんな中で本作はファンタジー世界でありながら上手くいかない、けどリセットできないシビアな人生を送る青年の物語です。 モンスターを狩って得た素材で人々の生活に貢献する「コレクター」という職業がヒーロー的扱いを受ける世界で、コレクターになるため生まれた街を飛び出したウーノ・フォスフォラス。しかし、11年目になっても下級クエストしかこなせない低級コレクターだった彼は、母親からもう潮時であろうと実家の花屋を継ぐように言われ、帰省してきます。 誰しも人生で夢を抱くことと思いますが、必ずしもその夢が叶う訳ではなく努力が実らないこともあります。その後は、望まなかった道を第二の人生として歩まねばなりません。諦めようと思っても、本心では諦めきれない。そんな姿に胸を掴まれる、多くの人が共感しそうなエピソードからお話が始まります。 しかしながら、人生とは自分が考えてもみなかった方へと転がっていくもの。ウーノの運命もこの先どうなっていくかはまだ神のみぞ知るところですが、花屋として最初は不慣れながらも少しずつ成長して色々な人の役に立っていきます。元々、ウーノがコレクターになりたかった理由は「人を笑顔にしたい」という想いから。それをコレクターでなくとも叶えられるなら、花屋としてでも人を笑顔にできるなら、夢の一端は実現できているということになるでしょう。現実の人生においても、彼のように違う道で咲かせた花で人を幸せにして生きて行ける人は多いはずです。そういう意味で、多くの人の人生にエールを送る物語になっています。 また、後輩でありながら既に上級コレクターとなっていたベルジュロネットは、密かにウーノに行為を寄せるかわいくて強いヒロイン枠で魅力的です。少し抜けていますが、そこもまた良し。ラブをコメらせながら、いずれ幸せになって欲しいです。名門ハーヴィ家の秀才である同期のファルコなど、周囲の脇役も良い味が出ています。 そして、やはりそれぞれのお話に登場する各種の花の設定は流石です。現実に存在する習性を元にしながらファンタジー色と面白みのあるものにしており、今後どのような花が登場するのかも見どころとなっています。 余談ですが、マンドレイクの走りのフォームが良いなと思ったら「ウサイン・ボルトを参考にしました」とあって笑ってしまいました。
この漫画の次に フクダイクミさんの新連載を期待してます
もしも人生の「あの瞬間」に、別の選択肢を選んでいたらどうなっていただろうか…… そんな風に考えたことがある人は多いことでしょう。 新歓コンパで出逢った日から片想いをしていた春呼(はるこ)さんと絶妙に仲を深めながらも想いを告げる瞬間を逃し、最終的に他の男と結婚されて血の涙を流す男・夢路浪(ゆめじろう)。そんな彼が、別の世界線に飛んでかつての後悔を取り戻そうとする物語です。 タイムリープややり直し系の物語は昨今数多くありますが、多くの作品は過去に戻りまったく同じ状況に対して違う選択肢を取って未来を変えて行くものが多いです。 ただ、本作においてはあくまでパラレルワールド、並行して存在する世界なので、そのやり直したい瞬間に戻ったとしても、そこは数多の分岐を経て辿り着いた無数の世界線の内のひとつなので、自分の記憶通りではなく相手の性格や外見もランダムに変化しているというのがミソです。 テセウスの船のような問題ですが、一体何がどこまで残っていたらそれは自分の好きな相手だと言えるのか。SF的な、哲学的な問題もはらみながら純粋な想いが主人公を駆動させ続けていきます。果たして、サルがシェイクスピアの小説を書くような世界線ガチャの当たりを引けるのか。個人的に、アカシックレコードを可視化したようなシーンが好きです。 また、そんな夢路浪のことを昔からずっと気に掛け続けてくれた、幼馴染のサトイモこと里井桃がかわいいです。前作の『恋、ヒトゴトに及ぶ』でも見られたような、絶妙な片想いに心を擽られます。 恋愛ものが好きで、そこにSF的要素が加わったものは更に好きという方にお薦めしたいです。
<ログライン> パラレルワールドを何度も行き来する男女の物語。 <ここがオススメ!> 様々なパラレルワールドが描かれており、妄想が捗る広がる。 「もしも、あの時あの選択をしていたら……」 きっと誰もが一度は考えたことがあるであろう、その思い。 ふとした瞬間に自分の過去も一緒に旅してしまうような。 でも、複雑な設定に対して適宜いい感じの説明を入れつつ、コメディ仕立てに仕上げているので、おかげで読みやすくて、わかりやすい。 漫画として、めちゃくちゃ上手い。 何よりも絵柄から物語からヒロイン(黒髪の方)から世界観全てが、超絶私好みでたまりません…… <この作品が好きなら……> ・夜は短し歩けよ乙女 https://manba.co.jp/boards/75236 ・山本和音作品集「夏を知らない子供たち」 https://manba.co.jp/boards/142268 ・ホテル・ローレルの渡り鳥たち https://manba.co.jp/boards/159466