この建物見たことある気がする……三姉妹の住む古書店兼住宅を見て思う。 しかし少しネットで探ってみても、同じ建物はヒットしない。……そう「看板建築」って言うんだったな。店舗部分だけ洋風にした家屋。ネットには良い感じの古建築の写真がいくつかあるが、同じ物は見つけられなかった。幻だったのだろうか……。 三省堂の店舗が建て替えになると聞いた。また少し変わる風景。思い出の中でうろ覚えになる街の姿。そんな場所で、慣れない古書店業に右往左往する次女、彼女を支える長女と三女の三姉妹。リアリティを感じられる範疇での三人の冒険譚は時にのんびり、時にスリリングで楽しい。古書店業の業務も興味深い。 隣の同業者の従業員と何か縁のある次女、昔の恋を忘れられない長女。そしてDV男と離れられない同級生が好きな三女の想いは、殊の外強烈だ。恋と古書店サバイバル、さらにお隣の秘めた思惑が不穏さを醸し、気持ちがざわつく第1巻。 そして古書の町である神保町は、出版社・カレー、そして古い建築のある場所。この作品には街並みがそのまま描かれて、雰囲気も良いし、行ったことのある人は盛り上がれる事請け合い。 私が知っている"ような気がする"建物で、三姉妹が生活している事を空想する。本の中に"変わらない"神保町とイキイキと動く「空想の」彼女達を封じ込めた、と考えると、虚実入り混じった記憶のバグを泳ぐ様な不思議な感覚があった。
一巻読了。 医者になることに消極的だった円が入学直後、いきなり熊の解体をすることになり、医者になるとはと考えはじめ、骨学から人の身体の構造を面白いと思い始めた。 これからの成長が楽しみ。 入学から始まり、一巻の終わりには、冬になっているので、とっても展開が早い‼ それにしても、民謡同好会に入部したのには、笑った。 花笠まつり、芋煮と山形を満喫しているなぁ。 コロナ禍、実習の多い医大生は、大変だなぁと感じた。
実家を追い出されるまであと100日を切った29歳ニート(反韓反中アカウント持ち)が、コンビニに居る美人中国人店員を密かに推していると、元同級生の桐嶋に偶然出会い、中学時代授業中に「パンゲア」と正解を叫んで漏らして不登校になった過去をバラされる。お詫びに同級生は店員さんの情報を集めてくれるけど・・・。 店員さんが最初からパンゲアをちゃんと言えてなくて最後の方には名前も忘れて跡形もなくなってるところがエモい。最後の最後の「パンゲアね」というタイトル回収も良かった。 とはいえ最後まで読んでみると主人公にこれといった変化も起こらず何も達成せずで、「ただ痛々しいものを見て痛みを感じてくれ」というタイプの作品でしんどかったです。
1 「孤高の人」「イノサン」を圧倒的な筆致で描いた坂本眞一先生が,今度はドラキュラを描いてみたというのが本作。もちろん最高です。 2 1巻の時点では,ストーリーは始まったばかりですが,この絵を見るためだけに買う価値があります。古書風の装丁も素敵です。私は当初電子書籍で買ったのですが,結局紙版も買ってしまいました。でも本当はもっと大きなサイズで売ってほしかった 3 第0回の原稿作成過程は,漫勉でも放送されましたね。そのうちまた再放送があるかもしれませんので,見てない方は是非見てみましょう。ここまで描かなくてもいいのに…というほどに緻密すぎる原稿作業の様子を覗くことができます https://www.nhk.jp/p/manben/ts/7W327R2Y4N/episode/te/14XZP33K91/
読者から見たらこれが現実どおりにフェアに描かれてたとしても 少なからずご都合よく描かれてるんでしょう?と邪推はしてしまう。 そのぐらい本当に戦いになってしまっている。 洋館を残したいという想いだけでここまで動けるものなの?というのもあるが、想いが意地になってしまっているわけではないんだろうと月日の長さが証明してくれている気がする。 単純に売れっ子漫画家はすごいにゃぁ、で済んでしまう明るい漫画を期待して開いた私は2巻まで一気に読んでこのあとの展開が怖くなるのであった。 実録であるということもすごいが、Twitterはきっと探したら当時のやり取りがいっぱい出てくるんだろう。 この漫画が売れる事で山下和美先生のこの運動(といってしまう)の足しになればいいなと思う。
※ネタバレを含むクチコミです。
最初の6ページしか野菜売ってねぇ なに研修生になってんだよ
主人公は、新設された違法薬物撲滅課に所属する、野獣の野島公也警部補。 この部署は、マトリに対抗してできた、更におとり捜査をエグくできる特権を持っていると言われている。 そして、そこに配属された、上杉セツナは、野島に振り回されながら初めての体験を重ねていく。野島がどうしてそこまで薬物に対して神経をとがらせるのか。それは、結婚していた妻が・・・。 今後は、野島とセツナの関係性も気になる。 「ホレた相手と花火を見たコトがあるか?」「俺は、今日・・・2度目だ」ってことは!?
この建物見たことある気がする……三姉妹の住む古書店兼住宅を見て思う。 しかし少しネットで探ってみても、同じ建物はヒットしない。……そう「看板建築」って言うんだったな。店舗部分だけ洋風にした家屋。ネットには良い感じの古建築の写真がいくつかあるが、同じ物は見つけられなかった。幻だったのだろうか……。 三省堂の店舗が建て替えになると聞いた。また少し変わる風景。思い出の中でうろ覚えになる街の姿。そんな場所で、慣れない古書店業に右往左往する次女、彼女を支える長女と三女の三姉妹。リアリティを感じられる範疇での三人の冒険譚は時にのんびり、時にスリリングで楽しい。古書店業の業務も興味深い。 隣の同業者の従業員と何か縁のある次女、昔の恋を忘れられない長女。そしてDV男と離れられない同級生が好きな三女の想いは、殊の外強烈だ。恋と古書店サバイバル、さらにお隣の秘めた思惑が不穏さを醸し、気持ちがざわつく第1巻。 そして古書の町である神保町は、出版社・カレー、そして古い建築のある場所。この作品には街並みがそのまま描かれて、雰囲気も良いし、行ったことのある人は盛り上がれる事請け合い。 私が知っている"ような気がする"建物で、三姉妹が生活している事を空想する。本の中に"変わらない"神保町とイキイキと動く「空想の」彼女達を封じ込めた、と考えると、虚実入り混じった記憶のバグを泳ぐ様な不思議な感覚があった。