台湾人の母親を持つ少年・マオは清明節で台湾を訪れます。友だちにいじめられるからと中国語を使わなくなり、母親にも辛く当たってしまい、ある男の子と出会うという話。 台湾に来るたびに中国語がわからなくなっていくことを感じるマオが「自分の半分がなくなっていく」と表現するシーンが特に胸に迫りました。言葉ってひとを形作っているんだなと改めて思わされたというか。 言葉が持つ力の意味をじんわりと描いた素敵な読み切りでした。
ゲームの世界に入り込んで決まった言葉しか話せない女の子だと思っていたら男の子だった!! 主人公は引き込もりで友達もいなかったからバーチャルでも友達ができて嬉しかったんだと思います。 現実の世界でも友達ができて引きこもりから脱出できたらいいな。と思いました。
確かに赤ちゃんとか子供って誰もいないところを凝視していたり、手を振ることがあるから本当に幽霊が見えているかもって思います。 この漫画は、子供ってしっかりしているなぁ。と感じさせられました。 事故は色んな人のタイミングがたまたま重なってしまって起こったことが描かれています。そこで泣けました。 もよちゃんには大人になってもずっと幽霊の姿を見ていてほしいと思います。
すごく複雑な感情が。。。 子供は親を選べないけど、選べることができたら幸せな家族ってもっといっぱいあるのかな。とか、考えさせられました。 急に我が子を亡くして精神状態がおかしくなる気持ちもわかるし、虐待から逃れて優しい人のところにいる方が幸せと思う子供、どちらも気持ちがわかる気がするけど、複雑で心が痛かったです。
でもどうしても背景含めた全体的な絵の粗さが気になってしまうのと、主人公キャラの人となりとか一緒に行動しているリンとの関係性に含みをもたせておいてそのまま終わらしちゃうところがちょっと残念でした。でも魂術という力がどんなものなのか、もっと知りたくなりました。
ひーちゃん。自分の中で『スーパーベイビー』の玉緒、『着せ恋』喜多川海夢に並ぶ3大ギャルになりました……あまりにも良すぎる😭 そんでひーちゃんと同じくらいあっくんが人として出来ててかっこいい! 作中ではほとんど登場しませんが、ほんの僅かな登場だけでもあっくんの姉ちゃんのドSっぽいクール・ビューティーなところが癖に刺さったのでぜひ連載してほしいです(切実)
大学生のお姉ちゃんの友だちのギャルのひーちゃんが一生距離が近いという最高のやつです。やっぱつえーな、ギャルはよ。クライマックスの表情までぜひ読んでください。あと今回お姉ちゃんの月子(つっこ)さんは出番が少なかったので連載のときはゴリゴリ出てきてくれるようよろしく頼みます。
アトピーの女の子のはなし。他の女の子みたいに半袖着たりスカートを短く履くことが出来ず、はじめての恋も上手くいかず(あとから相手の男が最悪なのがわかるけど)。でも人に見られることに敏感な子は、共感能力が高くて人の気持ちを察して行動ができる優しい子になれる、かもしれない。 アトピーの"痒み"とキュンとして胸がそわそわする"痒み"を表現したいい作品だと思います。絵もうまくて好きですね。
※ネタバレを含むクチコミです。
ホワイトスネイクによって送り込まれた日系春画家スタンド使いvs徐倫という設定の藍本松先生による6部スピンオフ読切。 藤山富士子という藤子不二雄オマージュな名前とか「スパイダーマンとデップーの仲良し」とか細かいネタも面白かった。 けど、何より良かったのが序盤で徐倫が「必要ないものを楽しめるってことは精神的余裕の表れ」と言ってフジコが描いた徐倫のスケッチを買うところ。 なんて出来た子なんだ……!と感動してしまった。クソ男の言いなりになって轢き逃げと死体遺棄しようとした子とは思えない。やっぱ女で1人で育ててくれたママが本当に良い人なんだろうな。 フジコのスタンドのせいで徐倫よりもプッチ神父に精神的ダメージがいくオチが良かった。
第1回荒木飛呂彦漫画賞、大賞なしの準大賞のうちの1つ。サイバーパンク、スチームパンクならぬ「WATER PUNK」というタイトルがピッタリな作品だった。 安田剛士っぽいジュブナイルにピッタリな細い線で描かれる繊細でさっぱりした絵が印象的だった。 ・人魚が凶暴 ・男の子の方が人魚 というギャップのある設定に「キス」という御伽噺のお約束がうまーくスマートにまとまっててよかった。 最後の水中から2人を見上げるショットがなんか好き。 【追記】 結果発表ページだと「準大賞」なのに本編の扉絵は「準入選」。おもくそ間違ってますね。
いい読切だった。 天使が堕天すると、新たな天使が神によって補充される。 補充された天使は、人を知るために人間界で修行することになる。 人間の脆さ、喜怒哀楽という感情がどう発生するのかなどを主人公である天使が現代の飲食店でのアルバイトで学んでいく様子がこそばゆくも微笑ましいし、バイトのおばちゃんとの絡みや、待ち受ける事態など、たまらないシーンがあってすごくよかった。 この作者さんの感覚が好きだったので描いた漫画をまた読みたい。 追記 となりのヤングジャンプで読めるようになってました。 https://tonarinoyj.jp/episode/3269754496427567251
黄金の玉(※中には食べた物の価値に応じた品物が入っている)を生む女とそのヒモ彼氏の話。オチが完璧だった。 作者天才かよ・・・と思ったらヤンジャンでHANDSやってた人でビビる。振り幅やべえ
タイトルを見て「おお〜! 飛込(スポーツ漫画)か!」と思ったらものすごい画力で描かれるゴリゴリにエッチなギャグ漫画だった。懐かしい感じのお下品さがある……なんだろう。飛込バージョンのぐらんぶるって考えたら面白いかも。
シマ・シンヤ先生の未来で宇宙な読切。安く使われてるバイト2人をド派手に退職させてやるとこが洋ドラっぽくてお洒落だった。 1話だけじゃ物足りないのでぜひ連載で読みたい!
和テイストのあやかし系短篇が好きというのもあるけど、絵柄も独特でスミが美しくて素敵でした。 各キャラの表情や背景の雰囲気も独特な表現で、ウルジャンぽいけどジャンプっぽさはないというか(女性らしさがあるからかな?) いい話だった。うん。
良いギャルだなと思ったらやんちゃギャルの安城さんの人だった
すごーーーい良かったーーーーーー。この「にことがめ」という方、名前覚えづらいけど次作も見逃さないために頑張って覚えておきたい。 その人間が生きた人生を理解し、魂の選別をするため、人間が持つ感情(喜怒哀楽)を生まれたての天使が学ぶという話で、序盤はなかなか順調にことが進んでいきますが、感情を知れば知るほど、当然ながら怒りや悲しみが増えていく。仕事のためとはいえ読んでいて胸が痛い。これが感情というものか…
百合とも言えるけど女同士の友情とも言える。そして思春期らしい若気の至りも上手に表現されてて胸のざわつきが止まらねぇ、な読切。 好きな子がめがねを忘れたの大ファンですが、ほのぼのラブコメじゃないのを描いても上手いんですね〜 でもちぢんでのびるってどういう意味だろう(読解力の乏しさ)。
台湾人の母親を持つ少年・マオは清明節で台湾を訪れます。友だちにいじめられるからと中国語を使わなくなり、母親にも辛く当たってしまい、ある男の子と出会うという話。 台湾に来るたびに中国語がわからなくなっていくことを感じるマオが「自分の半分がなくなっていく」と表現するシーンが特に胸に迫りました。言葉ってひとを形作っているんだなと改めて思わされたというか。 言葉が持つ力の意味をじんわりと描いた素敵な読み切りでした。