COMICポラリスの感想・レビュー39件<<12>>会社員ねこ田の社畜な生き様 #1巻応援社畜ねこ 清水幸詩郎nyae毎朝電車に乗って会社勤めをしている人だったら、社畜ではなくても「ある〜」って思うところがたくさんあると思います。 朝起きた瞬間から「帰りたい」って思うし、人間みんながやりたいこととか夢をもって生きてるわけじゃないし、自分より成績が下の人がいると安心するし、めちゃくちゃ行きたくねぇなって飲み会も、行ったら意外と楽しかったこともあるし、サボっちゃおうかなって思うだけで絶対サボれないし・・・。 会社勤めって最悪なところだけじゃなく、最悪な中でもたまに見つけるちいさな光もありますよね。意外とそれだけで続けられたりする。ねこ田にとっての片山さんの存在ってまさにそれだと思います。どこにでもひとりはいるんですよ、優しいというか、害がないというか、心のなかで勝手に心の支えに位置づけられる人。 だから友達みたいに仲が良かったわけじゃないけど、辞めるとなるとショックなんですよね・・・。 片山さん不在の会社をこれからどう生き抜いていくのか、もしくは抜かないのか。2巻以降もねこ田の生き様をしかと眼に焼き付けようじゃありませんか。 それにしても、ねこ田の仕事って一体何なんでしょう・・・?謎すぎて不安になるくらい謎なんですよね。私が知らないだけであるのか?0と1をひたすらに打ち続ける仕事が・・・。日常も非日常も気持ちよくてかわいい水曜日のトリップランチ たじまこと野愛リアリティーがあるけどファンタジックでキュンキュンできてお洒落だけどお洒落すぎなくて恥ずかしくならなくて負担にもならない漫画が読みたい! お仕事漫画も恋愛漫画も飯漫画も好きだけどどれも中途半端じゃないのに重たくなくてでもちゃんとおもしろい漫画が読みたい! という我儘に全部答えてくれる作品がこちらです。 寝食を犠牲にしてまで研究に没頭しちゃう十和博士と、毎週水曜日はそんな博士の世話を焼くのがお仕事な岸田くんとの美味しくてキュンキュンしちゃって適度に現実逃避できるのがこの漫画。 天才肌で変わり者だけど無邪気でかわいい十和博士と、料理が得意で世話焼きでよく見たらちゃんとかっこいい岸田くんという漫画ならではの夢のような組み合わせなのに、なんでかしっかり感情移入しちゃうんです。 最初は岸田くんのごはんと博士のVRでロケーションも最高でいいコンビだな〜くらいにしか思ってなかったのに、2人の距離が近づくにつれてこちらも楽しくなってしまいました。見所が多いと疲れちゃうのに、この漫画は味つけがちょうどよいのですよ。スパイスとかハーブは効いてるのに塩分は強すぎない感じなんですよ。食べすぎちゃってももたれない感じなんですよ。 などと特にうまくもないことを言ってしまいましたが、十和先生と岸田くんのかわいくて美味しい距離感に存分にキュンキュンしてみてほしいです。好きな人は人類最強♡ 強すぎる女子こずえさんとのラブコメ!愛しのこずえさん 大和真弓名無し華奢なよしろうが恋したのはタイヤを担いで登下校するのが日課の屈強な女子・こずえさんだった! こずえさんの最強ぶりがとにかく爽快。 そのあまりの覇気で小動物が気絶してしまうため、小動物が近くにいるときこずえさんは心臓を止めるのがデフォ。自分で心臓止めるって承太郎かよ…!! (ちなみに表紙でよしろうが持ってる「投げて」のうちわが意味するものはキスではなくよしろうの体のこと。パワフル) 強すぎるこずえさんのそばにいるために何度もボロボロになるけど、そのたびに惚れ直すよしろうの愛の深さもいい。 「裏山の生態どうなってんの」とか「おれまだ挟まってるあたりからうまく想像できてない」とか作中で一度も名前の明かされない友達のツッコミがいい味だしてた。 https://comic-polaris.jp/kozue/純真無垢なのっぺらぼう×意外とピュアなギャル伊藤くんは恋を知らない。 岩飛猫さいろく最近で言う「ギャル」のイメージはこういう感じだよなーという感じのギャルなので当然かわいいしイイヤツ感があって良い。 「ギャルと恐竜」とか「ギャルごはん」とかみたいなノリのギャル。 所謂いいぞもっとやれなのだが、相手が人外で純真無垢な伊藤くんとの掛け合いはそれを許容して笑い飛ばしているギャルの吉内さんに感情移入しそうになるぐらいである。 末永く続いていただきたい作品。 いや画力高! #1巻応援ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ~ 鳶田ハジメnyae内容についてはひとまず置いておいて、描かれる風景の壮観なこと。「いや画力…!!」とひとりでブツブツ言いながら読みました。それで初コミックスだなんて信じられない。 そんな彼女がここまでくるのにどんな道を歩んできたのか、なぜぼっち旅に目覚めたのかが、コロナの影響で旅ができなくなったことで描き下ろされた最終話を読むとわかります。 一人旅経験者としては、一人旅の良いところがふんだんに描かれており、もうとにかく「旅行したい欲」が増幅するばかりでした。ただ作者は"ぼっち"以外はありえない!と言っているのではなく、そのほうが都合が良ければ他人を誘うこともある(ただし現地集合現地解散&宿泊も別)。つまり、みんなひとりでも大勢でもいいけど、自由に旅しようぜ!ということだと思います。 それでも人に合わせる必要がない一人旅でしか得られない自由はかけがえのないものだと個人的にも思います。 やっぱり島良いですよね、島。次行くなら伊豆大島かな… ちなみに一緒に北海道を旅した友達の漫画家さんて、鈴木小波先生かな?小路課長のパグ太郎に真剣に向き合う姿が良い。おじさんはカワイイものがお好き。 ツトムPom イケメンとゆるキャラ人形の組み合わせって、ずるい。笑 こんなに、はまれる好きなものがあるって素敵なことだなと思うけど、小路課長は少し度を越しているのかも知れない。 だけど、長身イケメンだから、許せてしまう感じが憎い。 仕事以外はほぼパグ太郎で頭一杯だし、見た目とのギャップがありすぎです。 ただ、ここまで、大好きなら極限まで極めて欲しいと私は思う。 好きなものに囲まれる幸せそうな人を見て笑って癒された漫画でした。"入れ替わりモノ"の新機軸を開拓した名作思春期ビターチェンジ 将良sogor25※ネタバレを含むクチコミです。 素敵な食事と素敵な時間水曜日のトリップランチ たじまこと六文銭家事上手なまじめ秘書(男)とズボラな天才博士(女)のご飯漫画。 博士のVR研究の補佐するために、秘書がランチ係として食事を提供するという流れが基本。 巧みな画力で、出てくる食事が全部美味しそうなのもさることながら、この作品は「食事すること」に重点おいているのがポイント。 誰と、何を、どこで食べるか?に重点おいてて、食事の魅力を全面的に押し出してくれます。 とにかく食べている時の楽しそうな雰囲気がすんごくいいんです。 読むと不思議と元気になります。 「食は元気の源」といいますが、栄養素だけでは測れない、心の栄養も満たしてくれる1冊です。逆に付き合いたい3B男子絶対に付き合ってはいけない3B男子 馬あぐりななし「バンドマン・美容師・バーテンダー」は、「遊んでるから付き合ってはいけない3B」らしい(知らなかった)。 主人公の3人は、顔は男前だけど、人として問題ありでモテなすぎて遊ぶどころじゃない。そこへ3Bが足を引っ張りさらにモテないという悪循環。 バンドマンの勉(20)はまともに見えて、かなり痛い黒歴史を現在進行形で生産し続けている(無自覚)。 美容師のビル(23)は、度を越したナルシストで極度の潔癖症。 バーテンダーの文太(25)は、超愛犬家で無給だとコミュ力が発揮できない。 私はビジュアルもギャップも文さんが好きです…残念すぎる…ひどい…そこがいい…。 果たして彼らに彼女はできるのか?続きが気になります…! (画像は1話より。思ってたのと違う文さん)圧倒的癒し系漫画オデット ODETTE 日当貼あくあ女子向けの圧倒的な癒し系漫画。猫頭の彼氏と天然な彼女のほのぼの日常モノ。猫スキーならニヨニヨできること間違いなし。そして独り身だと読了後「合コン行こ……」ってつぶやきたくなる。 大人気イラストレーターが描く、魔女の上京物語おくたまのまじょ 丸紅茜名無し奥多摩で生まれ、奥多摩で育った世間知らずの魔女マホが、新宿に住む伝説の魔女アヤと一緒に人間を殺すため、いざ上京! が、普通に大学に通うって言っているし、 その前に、酔っ払いに絡まれたり、銭湯でのぼせてぶっ倒れたり…いろんな経験を通して、結局は成長物語と言う感じでしょうか? いい意味で期待は裏切って欲しいです! マホとアヤ、いいコンビみたいですが、魔女らしい姿はほとんど出てきてないですね。笑 しかし、丸紅茜さんは超絶人気神イラストレーターさんなので、 絵はとにかく良き… あらかわいい同居人はひざ、時々、頭のうえ。 みなつき 二ツ家あすむタイトル通り、ミステリー作家と猫が暮らす話なのですがほのぼのほっこりもふもふしてて大変癒されます。 主人公目線の話の後に必ず猫目線の話が入ります。 一つの話だけど視点が違うと全く違う話になるのですね〜 猫ちゃん人間の言葉わからないのに人間と通じあったり、猫っぽい仕草にストーリーが生まれたり。 癒されたいと思った時に読むべし、です。おじさんもカワイイ平和な世界おじさんはカワイイものがお好き。 ツトム少女漫画博士うららかタイトルの通り、「おじさんがカワイイものがお好き」だけど、それを(過去バカにされた経験から)ヒミツにしながら楽しんでいるというお話です。 作品の特徴としては、 ・登場人物みんないい人(優しい世界) ・とにかくキャラグッズがカワイイ(特に表紙にいるパグ太郎) ・「かわいい…」と言っているおじさんがカワイイ こんな感じです。 基本的に平和な世界の優しい物語なので、リラックスしたいときにいいかも♪ (※個人的には同居している甥の真純くんとBL的な展開もあってほしいですが、ピュアすぎる作品なので絶対ない展開ですね…はい。) ちなみに https://comic-polaris.jp/ojisanha/ ↑ここの公式サイトで一部無料でも楽しめますよ~~☆ このマンガがすごい!2018オンナ編第5位タイムスリップオタガール 佐々木陽子mampukuウザさキモさが面白い!ヲタ女マンガでここまで美化せず逆に気持ち悪さを爆発させてる漫画は珍しいのではなかろうか笑。 まずとにかくモノローグがうるさい!Twitterやコピペで見る腐女子そのもの。空知英秋先生は「自己肥大」と称していたっけ。 あとなにより腐女子という主人公が、「自虐」「ハイテンションギャグ」と相性良すぎ。気づけば変顔を求めてページを捲る自分がいる…猫好きにはたまらんオデット ODETTE 日当貼やむちゃカワエエ~!!!これに尽きる。 初めから謎がいっぱいだけど読んでるうちに気にならなくなる不思議。 猫彼が意外とお洒落でスマートな着こなしなのがまたいいです。すき!<<12>>
毎朝電車に乗って会社勤めをしている人だったら、社畜ではなくても「ある〜」って思うところがたくさんあると思います。 朝起きた瞬間から「帰りたい」って思うし、人間みんながやりたいこととか夢をもって生きてるわけじゃないし、自分より成績が下の人がいると安心するし、めちゃくちゃ行きたくねぇなって飲み会も、行ったら意外と楽しかったこともあるし、サボっちゃおうかなって思うだけで絶対サボれないし・・・。 会社勤めって最悪なところだけじゃなく、最悪な中でもたまに見つけるちいさな光もありますよね。意外とそれだけで続けられたりする。ねこ田にとっての片山さんの存在ってまさにそれだと思います。どこにでもひとりはいるんですよ、優しいというか、害がないというか、心のなかで勝手に心の支えに位置づけられる人。 だから友達みたいに仲が良かったわけじゃないけど、辞めるとなるとショックなんですよね・・・。 片山さん不在の会社をこれからどう生き抜いていくのか、もしくは抜かないのか。2巻以降もねこ田の生き様をしかと眼に焼き付けようじゃありませんか。 それにしても、ねこ田の仕事って一体何なんでしょう・・・?謎すぎて不安になるくらい謎なんですよね。私が知らないだけであるのか?0と1をひたすらに打ち続ける仕事が・・・。