少年マガジンエッジの感想・レビュー73件<<1234>>歪んだ、女性同士の”感情” #1巻応援推しが死んだのでタイムリープして生存ルート確保します! 鈴木二三江兎来栄寿「ドラえも~ん! 感情の矢印が巨大オブ巨大な幼馴染の女の子同士の関係性を描いていて、かつそこそこ闇を感じるマンガが読みたいよ~」 「しょうがないなあ、のび太くんは……そんなときにはこれ。『推しが死んだのでタイムリープして生存ルート確保します!』!(SE)」 「どんな内容なの?」 「主役のふたりは幼馴染の親友同士。片方は生きるのに向いておらず、自分を『劣等種』と自認しているユキちゃん。そんな彼女の人生を唯一照らす光が、マルチ俳優で五輪の開会式に出るほどの大スター・ハルコちゃん。ユキちゃんのハルコちゃんに対する感情は大好きすら超えて、唯一神として”信仰”や”崇拝”の域に達しているんだ。ハルコちゃんの方は、そんなユキちゃんの想いを受けながらよく家に遊びに来てユキちゃんのために料理も作ってくれる」 「推しがそんな神対応してくれたら死んじゃう! でも、タイトルからすると推しの方が死んじゃうんだよね」 「そう。ハルコちゃんは謎の死を遂げてしまう。自分のすべてである唯一神を喪失してしまったユキちゃんは茫然自失。でも、ハルコちゃんを殺したと思しき”不純物”に行き当たるんだ。すると、ある瞬間突然に6年前の学生時代にタイムリープしちゃってもう大変」 「ぼくたちみたいな急展開だ」 「ユキちゃんがなぜタイムリープしてしまったのかはわからないけど、とにかく過去に戻って生きているハルコちゃんに再会したユキちゃんは決意するんだ。今度は地獄までだってハルコちゃんに着いていき、クソ未来をぶち壊すと」 「いいぞいいぞ~!」 「過去に戻って未来を変えるのは本当は良くないけど、幼馴染百合だったらタイムパトロールも許してくれるはずさ。ともかくハルコちゃんと常に一緒にいるために、ユキちゃんはハルコちゃんが入っている劇団に入ろうとするんだ。だけど、基本的に社会不適合者で運動も勉強もコミュニケーションも苦手なハルコちゃんが演技なんてできるわけもない。それでもユキちゃんのために強引に試練を突破していくんだけど、その様子も見どころだよ」 「ユキちゃんからハルコちゃんへの感情はわかったけど、ハルコちゃんからのユキちゃんへの感情はどうなのさ。」 「うふふふふふ。そこは読んでみてのお楽しみだよ」 「うわーん、てんとう虫コミックス26巻『空気中継衛星』で途中から突然絵のタッチが変わったときくらい気になるよう!」 「それは当時のチーフアシスタントたかや健二先生が代筆したからだね。絵のタッチといえば、この作品も作者の鈴木二三江先生の絵がとても魅力的なんだ。かわいさと危うさが同居してて、喜怒哀楽の表情もそれぞれすごくいい。多分初連載だと思うし初々しい荒さはあるけど、これから更にどんどん上手くなっていくと思う。表紙の絵もかわいいけど表紙とタイトルだけ見たらコメディチックな内容なのかな? と思っちゃう人も多い気がする。サスペンス性も強いし、のび太くんみたいに闇のあるお話が好きな人にも届いてほしいなぁ」 「ありがとう、読んでみるね!」 (15分後) 「ドラえも~ん! カバー下のおまけもいいし、何より続き! 続きが気になるよぉ!」 「そう言うと思った。コミックスの続きは『マガジンエッジ』2023年1月号、2月号で読めるよ」 「わ~い! じゃあさっそく……」 「その前に、宿題はやったのかい?」 「ええー!?」 「世の中はなにかほしいと思ったらそのためにそれなりの努力をしないといけない」 「ドラえも~~~ん!!」最強に面白い雄っぱいBL巨乳好きなのにBL界に転生しました 尚月地starstarstarstarstarNano1話からもうスピード感あって超面白い。 ヒロイン鬼塚くんの雄っぱいがマジですごい。奇跡。作者さんのこだわりというかヘキが出ていて大変良い。桜さんやタイトルの神と一緒に盛り上がりながら読めるのも楽しい。 腐ってなくてもギャグ要素が多くて笑えるし、老若男女問わずハマっちゃう作品。なんならこの機会に読んで雄っぱいにハマればいいと思う。 ちなみに私は銀河くん推しです。もともと好きな作家さんなので嬉しい!!滅茶苦茶応援してるブレス 園山ゆきの名無し「馬の耳にも三年」の頃からずっと好きなBL作家さんで応援してますっやっぱり作画がとにかく最高!!今回はメイクアップアーティストとモデルのキラキラした世界が先生のキラッキラ🌟な世界と絵柄とよく似合ってすきです。なのにまぶしいだけじゃ無くしっかりと青春ストーリーでスポ根感もあってこういう話も書けるセンスの良さが感じられます。みんな読んでほしいし今年最高の漫画だと思います!!間違いなくオススメ!!インフラを支えるAI少女の未来は国産少女クラリス yoruhashi名無し面白かった!可愛いくて優しいAIが自分で考えて人間を殺しまくる展開はすさまじい 男の娘マンガとしては高水準あまちんは自称♂️ 寺井赤音starstarstarstarstar_border宮っしぃまず男の娘マンガって他にあるの?って話ですが、先生の描くキャラは可愛い 特に服の描き方がしっかりしていて、先生の趣味も多分に入ってるが、可愛らしいキャラにマッチしていてキャラを際立たせてる ラブコメとしてはキャラも際立っていて楽しめる作品だったので、同作者の他作品があれば読んでみたい!と思えるラブコメの良作 表示の娘(男)の台詞もパワーワード多いので、アニメ化とかしたら更に面白くなりそうな予感! ディープなオタクもののマンガオフ会したらとんでもないやつが来た話 mii.mstarstarstarstar_borderstar_border酒チャビン一時期オタクが主人公のマンガを選んで読んでいたのですが、こちらの作品に出てくるキャラはかなりディープなマニアではないでしょうか??? 一応、難易度の高い用語については注釈がついているのですが、ついてないものに関してもかなり難しいです!!!特にメインのヤクザの方のディープ具合がすごく、すごいなと思います。作者の方もかなりオタク事情に詳しいと思うので、その方面の出身の方でしょうか?? あと作中のギャグは結構「フフ」ってなることも多く、面白いと思います。ちょっとテイストは聖おにいさんに似てますね。 いずれにしても好きなものについて語れる友人がいるってことは素晴らしいことだと思いました。わたしにもそういう人がたくさんできることを祈っています。アイドルとファンが共同戦線を張る私をセンターにすると誓いますか? 若月ジュン名無しアイドルグループで人気があまりない子が、ヒョンな事からファンと一緒に一つ屋根の下で生活をして国民的アイドルのセンターになる話。 最近のアイドル事情が反映されていて面白いです。 でも地下アイドルとかでは実際に行われてそうな感じがしてなんだかリアルですね。アイドルとファンが協力してトップ芸能人になるのか?楽しみです。 人を魅了できる人、仕事とは。ブレス 園山ゆきのPom 皆が皆、夢に向かっていく熱いお話です。 一回しかない人生の中で沢山経験して欲しい〜そしてその過程を見続けたいと応援したくなる漫画でした。 毎度思うことながら、若いって好きを突き詰めるってキラキラしてる! 熱くなれるものがあるって色んな感情含めて楽しいだろうなぁ〜進む原動力になる人がいるってのも良い。 私は、炭崎さんに女性の強さみたいなのを感じて引き込まれました。 どんな風に魅せるのかと、ドキドキ感も感じられて面白かったです!ヒプマイ新作漫画ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- side D.H & B.A.T+ EVIL LINE RECORDS 百瀬祐一郎 calamarium名無しマンガすごくイイですね。絵が綺麗だし歌詞の演出がすごいメイクアップアーティストとモデルかっこいいブレス 園山ゆきの名無しモデルの話はよくある気がしますがメイクさんの話はあまり読んでないので興味深いです。 コンプレックスを持った女の子とモデルだけどメイクがしたい男の子。 そばかすをを生かしたメイクをする、とかメイクの時に表情が本気になるところとかかっこいい! 自信なさげな女の子がステージの上では化けるってのはやっぱりドキドキするし映えます。 「ス」は何かって? #完結応援SHAMAN KING マルコス 武井宏之 ジェット草村名無し※ネタバレを含むクチコミです。道を極めると書いて極道#1巻応援オフ会したらとんでもないやつが来た話 mii.m六文銭タイトルと表紙をみていただければ、察しがつくと思いますが、 主人公の三木めぐみがオフ会をしたら、ヤクザがきたって話。 ビビりながら接するも、オタク特有の推しに対する情熱に少しづつ打ち解けていく流れ。 推しに対する情熱も極まっていて、その辺りがオタクのそれと同じなので共感できるのがポイント。 さすが極道。ハンパな生き方じゃない。 この手のジャンルって出オチが怖かったのですが、「極主夫道」しかり、なかなか話を広げてくれて面白いです。 特に、ヤクザの一ノ瀬勇悟(SNSネーム、イチゴ)が、推しキャラを使った同人即売会に参加したり、そこから広がる人間関係など、人物像が掘り下げられていくたびにイチゴに対して愛着がわくから不思議。 ゴリゴリのヤクザなんですけど、推しに関しては繊細すぎて、愛くるしさすら感じます。 ドスとかチャカとか、随所に、ヤクザポイントが出てくるんですけど。 また、最初はビクビクしていためぐみも、彼にドンドン順応していって、ツッコミしていくさまも良いです。 ハイテンションなツッコミというよりは、あっさりした感じなのも、クスリと笑えます。(添付画像) さすがに恋愛までは発展しないかな・・・と思うのですが、良き理解者として、二人の関係がどう深まるのか楽しみです。 趣味にハマってるヤクザはみんな可愛いよオフ会したらとんでもないやつが来た話 mii.m名無し紺田照の合法レシピ、極主夫道、やくざの推しごとなどヤクザが可愛い漫画が増えてますよね。こんなんなんぼあってもいいですからね。もっと増えてください。 イチゴさんはヤクザムーブとオタクムーブらどっちもしっかりやってくれるから満足感がありますね。 この作品最近広告めちゃめちゃ表示されてて人気を感じます。うれしい。 https://comic-days.com/episode/3269754496724973858 あの世とこの世を結ぶ者SHAMAN KING ~シャーマンキング~ KC完結版 武井宏之starstarstarstarstarNanoって、かっけ~~~!!て小学生時代憧れた人です。 葉くんのだるいけどかっこいいところにも憧れたなあ。 恐山ル・ヴォワールがニコニコに投稿されてお祭り状態になったのを今でも覚えている(11年前で震えた)。 そんな歴史のある作品が令和になって再アニメ化したのも熱い。 誰が好きかといわれると悩んでしまうくらいみんないいキャラしてるんだよなあ。 今からでも遅くないのでぜひ読んで欲しい。あらすじを見ずに読むこと推奨! #1巻応援死神探偵エルリアの解 海冬レイジ かんざきももたsogor25ブラック企業に勤める南寺ユウはある日、会社で起きた殺人事件の容疑者となってしまいます。 そこに現れたのは自らを「名探偵」と名乗る少女・エルリア。 彼女の活躍により真犯人を見つけ出すことができたユウは、エルリアに誘われる形で彼女の家の執事として働くことになります。 …というのが一話前半の大まかなあらすじなんですが、実はこの内容は作品紹介ページにある「公式のあらすじ」の内容とは全く異なります。 その理由は一話の最後十数ページを読めば分かるのですが、そこまで読むと物語の見え方がガラッと変わってしまいます。 そのため、可能であれば公式のあらすじを読む前に1話の試し読みを読むことをお勧めします! もちろん作品全体としても一話の出オチというわけではなく、二話以降でユウは最善の未来を引き寄せるために、探偵であるはずのエルリアが"殺人事件に遭遇しないように"奮闘することになります。 果たしてそれはどういう意味なのか、それはぜひ作品を読んで確かめてみてください!嘘つき女子中学生と"嘘の婚約者"の秘密の攻防戦 #1巻応援嘘つきユリコの栄光 田中現兎sogor25主人公は自己顕示欲の高い女子中学生・小石川百合子。 小学生の頃に「主役になりたい」という思いから嘘ばかりついて孤立してしまった彼女は、中学では失敗しないようにと思っていた矢先、入学後最初の自己紹介で同じクラスに大企業の御曹司・満月院家康がいることを知り、とっさに「満月院くんの婚約者です」と自己紹介してしまいます。 あまりにバレバレな嘘をついてしまって後悔の念に駆られていた百合子でしたが、当の家康はなぜかそんな百合子のことを面白がり、彼女の嘘に乗っかり婚約者のフリをし始めます。 この作品はそんな感じで、家康の婚約者として振る舞うために自信を嘘で塗り固めていく百合子とそれを面白がって悪ノリを仕掛けてくる家康との水面下の攻防を描いていく作品です。 婚約が嘘だと知られたくない百合子とそんな彼女を面白がる家康が婚約者のフリをし続けるという、謎の頭脳戦が繰り広げられる作品なんですが、単行本1巻を最後まで読むとそれまでとはまた違った物語が顔を出し始めるので、今後の展開には要注目です。 1巻まで読了 ゆるかわJK4人の麻雀同好会マンガ!あ、それポンです! けんたうろす名無し高2の棗と小町は部室がほしいという理由だけで麻雀同好会を立ち上げたものの、麻雀のルールを知らないため麻雀ができず、廃部に追い込まれているところに1年生の詩織とせなの2人が入部!どうやら4人は元から仲良しだったみたいです。 しかし、麻雀のルールをしっかり勉強してきたのは詩織だけ。 なので1話ではまだ麻雀やってません!w なんだかんだわちゃわちゃしてたら顧問の先生にも許可が出た(のか?)ので廃部はひとまず免れたらしい。はたして4人は麻雀を始めることができるのか。噛みたい女子のコウガさんに噛まれたいコウガさんの噛みぐせ 月野和青名無し※ネタバレを含むクチコミです。怪異を追う!美女とメガネのバディアクション #読切応援BLOOD FIRE 警視庁特別怪異対応班(読切) sigamaANAGUMAコミティアで同人誌を出されていたのを読んだことがあって「あっ!マガジンエッジに載ってる!」ってテンション上がりました。 色々ざっくりしている境子さんに気弱な晴彦が振り回されながらも推理を重ねて怪異の正体に迫っていくという流れ。ふたりの掛け合いが楽しいタイプの漫画です。 そして戦闘がなによりカッコイイ…。仏舎利BB弾とか御札を駆使した景気の良いアクションが繰り広げられ、最後には「BLOOD FIRE」のタイトルがバチっと回収されます。 この読切ではふたりに何があったのか、なぜ怪異を追っているのかまでは具体的には描かれませんでしたが、連載された暁には明らかになることでしょう。連載してほしい! お嬢様が激辛料理で自分を罰する激辛お嬢さまは自分を罰したい 小菊路よう六文銭ちょっと何言っているかわからないかもしれないが、本当にそういう話です。 学校生活で、ちょっとしたヘマやミスで罪の意識を感じたお嬢様が、激辛料理を食べて自分を罰し戒める。 禊みたいな感じ。 それ、ただ単に激辛料理を食べたいだけじゃね? という気持ちをグッとこらえるのが、大人というものです。 激辛料理の刺激で扇情的なシーンが多々あり、主人公とのかけあいが、ほんのり百合風味なのも特徴。 全3巻とさっくり読めて、よい感じです。 お嬢様×グルメ×百合 にピンときたらおすすめしたいです。 ポンコツなポンポコちゃんかわいい… #読切応援分福さんと芥釜くん 穴河原あな名無し「ポンポコ」というワードが強すぎてキャラ名とかあんまり思い出せないけどとにかく絵も抜群に可愛いしヒロインのポンコツぶりもツボでした。次回作(ガチで)期待しまくってます!! あ、キャラ名はタイトルになってるのか規制なんてなければもっとエロくなれただろうにらぶキョ ~家庭教師が××すぎて勉強どころじゃない~ 多喜れい名無し青ちゃんの時も思ったけど規制が非常に厳しい雑誌らしいので葵先生をエロすぎないで描いているからか、コメディらしいテンポの良さがあいまったのか、読みやすい。To LOVEる的なエロを求める人には物足りない感じ。 (キャラ的にそっちにいかないのは正解か?) ギリギリのラインを挑戦してほしい(ただの俺の願望です。すみません。) 既コメにもあるけど作品によってガラッと印象変えてくるのも凄いなと思いました。 ちょっとびっくり茜ちゃんのふしだらなコンカツ 小村あゆみ名無しうそつきリリィの作者さんだと知ってびっくりです。少年マンガ誌でエロコメ描くことあるんですね。女性向けのちょっとエッチなのは描いてたみたいですけど、ここに来てずっと描いていた集英社から講談社へと出版社も変えて、なにかあったのかな?と勘ぐってしまいました… この読み切りはわりとちゃんと面白かったんですけど(きつねとたぬきで百合なところがとくに)、「こういうのが描きたかった!」という思いでこの雑誌を選んだのか、気になります。もろ八宝菜のパクリ淫らな青ちゃんは勉強ができない カワハラ恋名無し 青ちゃんのお父さんがそのまま八宝菜。 作者さんの「東京!」もヘタリアっぽさあるし大丈夫? 少年誌だけど女性向けかなぁ。 <<1234>>
「ドラえも~ん! 感情の矢印が巨大オブ巨大な幼馴染の女の子同士の関係性を描いていて、かつそこそこ闇を感じるマンガが読みたいよ~」 「しょうがないなあ、のび太くんは……そんなときにはこれ。『推しが死んだのでタイムリープして生存ルート確保します!』!(SE)」 「どんな内容なの?」 「主役のふたりは幼馴染の親友同士。片方は生きるのに向いておらず、自分を『劣等種』と自認しているユキちゃん。そんな彼女の人生を唯一照らす光が、マルチ俳優で五輪の開会式に出るほどの大スター・ハルコちゃん。ユキちゃんのハルコちゃんに対する感情は大好きすら超えて、唯一神として”信仰”や”崇拝”の域に達しているんだ。ハルコちゃんの方は、そんなユキちゃんの想いを受けながらよく家に遊びに来てユキちゃんのために料理も作ってくれる」 「推しがそんな神対応してくれたら死んじゃう! でも、タイトルからすると推しの方が死んじゃうんだよね」 「そう。ハルコちゃんは謎の死を遂げてしまう。自分のすべてである唯一神を喪失してしまったユキちゃんは茫然自失。でも、ハルコちゃんを殺したと思しき”不純物”に行き当たるんだ。すると、ある瞬間突然に6年前の学生時代にタイムリープしちゃってもう大変」 「ぼくたちみたいな急展開だ」 「ユキちゃんがなぜタイムリープしてしまったのかはわからないけど、とにかく過去に戻って生きているハルコちゃんに再会したユキちゃんは決意するんだ。今度は地獄までだってハルコちゃんに着いていき、クソ未来をぶち壊すと」 「いいぞいいぞ~!」 「過去に戻って未来を変えるのは本当は良くないけど、幼馴染百合だったらタイムパトロールも許してくれるはずさ。ともかくハルコちゃんと常に一緒にいるために、ユキちゃんはハルコちゃんが入っている劇団に入ろうとするんだ。だけど、基本的に社会不適合者で運動も勉強もコミュニケーションも苦手なハルコちゃんが演技なんてできるわけもない。それでもユキちゃんのために強引に試練を突破していくんだけど、その様子も見どころだよ」 「ユキちゃんからハルコちゃんへの感情はわかったけど、ハルコちゃんからのユキちゃんへの感情はどうなのさ。」 「うふふふふふ。そこは読んでみてのお楽しみだよ」 「うわーん、てんとう虫コミックス26巻『空気中継衛星』で途中から突然絵のタッチが変わったときくらい気になるよう!」 「それは当時のチーフアシスタントたかや健二先生が代筆したからだね。絵のタッチといえば、この作品も作者の鈴木二三江先生の絵がとても魅力的なんだ。かわいさと危うさが同居してて、喜怒哀楽の表情もそれぞれすごくいい。多分初連載だと思うし初々しい荒さはあるけど、これから更にどんどん上手くなっていくと思う。表紙の絵もかわいいけど表紙とタイトルだけ見たらコメディチックな内容なのかな? と思っちゃう人も多い気がする。サスペンス性も強いし、のび太くんみたいに闇のあるお話が好きな人にも届いてほしいなぁ」 「ありがとう、読んでみるね!」 (15分後) 「ドラえも~ん! カバー下のおまけもいいし、何より続き! 続きが気になるよぉ!」 「そう言うと思った。コミックスの続きは『マガジンエッジ』2023年1月号、2月号で読めるよ」 「わ~い! じゃあさっそく……」 「その前に、宿題はやったのかい?」 「ええー!?」 「世の中はなにかほしいと思ったらそのためにそれなりの努力をしないといけない」 「ドラえも~~~ん!!」