ヤングチャンピオン烈の感想・レビュー36件島の空気が最高に気持ち良くて、なんだかすっきり!青の島とねこ一匹 小林俊彦starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 島で暮らす女子高生と親戚の高校教師の話。 <ここがオススメ!> 島で暮らす女子高生「青」の元にやってきた、 「青」の初恋(?)の少し鈍めな親戚の高校教師。 恋に発展する訳でもなく、純粋な関係がある意味安心できる。 そして、最高に島の空気が気持ち良い。 行ったことないのに、どうしてか歩いたことのある道。 海風の匂い。 潮騒の音。 猫の鳴き声。 虫たちの音色。 美味しそうなご飯の匂い。 太陽の元を歩く暑さや心地良さ。 五感全てで物語を味わうことのできる不思議。 大きく深呼吸をしたくなった人は、ぜひ読んでみてください。 <この作品が好きなら……> ・君は放課後インソムニア https://manba.co.jp/boards/104629 ・うみそらかぜに花 https://manba.co.jp/boards/118601 ・沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる https://manba.co.jp/boards/114688もうエロ本...!チチチチ クール教信者starstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ作者の性癖120%全開のマンガ 絵本作家と女子大生がふとした出会いをし、同棲を始めるお話 ひたすらチチについて触れていく話で、エロ要素も全部チチ チチから始まり、チチで終わる、チチ好きのチチ好きに送るチチ漫画です 何言ってんだこの人って思うかもですが、本当にそんな感じのお話 ただ合間に入ってくる暗い雰囲気のストーリー展開や少し不思議な話などなど、そこはクール教信者先生らしさもあって楽しめる良い作品ですこれ、めちゃくちゃおもしろいですねスカベンジャーズアナザースカイ 古部亮狐優曇華設定とか前段とかなしにいきなり始まるし 設定とかその辺は読んでればだんだん理解できるし アクションがかっこいいし 敵もキモくて良い感じ なにしろ戦う女の子たちが全員かわいい めちゃくちゃ面白いですよこれ ヨルムン、デストロ、マキャベリズム、ガンスリンガーガールあたり好きならオススメ。 JKが本気で釣りする生活放課後ていぼう日誌 小坂泰之starstarstarstarstarさいろく釣りに関して、しっかり学べる漫画である。 そして非実在釣りJKが「良い」漫画でもある。 部員4名、顧問の先生やら先代の部長や部員などもみんな良いキャラである。 長く続いてほしいなー 釣りを始めたいと思ったらちゃんと参考にできそうなのもあって、こういうのは一生モンだなと思う。ありがたやー 狩猟のユメカの人の新作スカベンジャーズアナザースカイ 古部亮名無し今更マンバで新作書いてるの知って1話読んだけど前作からのパワーアップ具合が凄い! キャラクターも画面作りも更に上手くなっている。 続きが見たいから電子書籍で1話売りしてほしい。 釣りしたい~ってなる放課後ていぼう日誌 小坂泰之starstarstarstarstar_borderこめつぶ主人公そっくりな私としては、魚釣りの勉強になります。 何年かぶりに釣りがしたくなりました。 実家が海沿いの所にあるので昔は毎日行ってたな~とか、 部活で釣りが出来るのいいな~なんて思いながら読んでました。 釣りの知識が得られて、読んでるとなんだか詳しくなれそう。笑 そして、なにより部活の雰囲気が凄く好き!!勢いはすごいが内容がほとんど理解できていないゴッドサイダーサーガ神魔三国志 巻来功士マンガトリツカレ男巻来功士のマンガは好きで色々読んではいるがこれは特に難しい。最初の数ページでも情報量がかなりあるが続くにつれどんどん増えていく。ゴッドサイダー/ゴッドサイダー セカンドと同じように設定/背景/用語などを理解できる前に読み終えてしまった。タイトルの神魔三国志の意味は最後になればわかるが今後どうなるかわからないところで終わるのでちょっと残念だった。どこかで続きやってほしいね... コロナ禍でブーム到来のバイク界、参考にしてはいかがかばくおん!! おりもとみまな 蒔野靖弘さいろく需要と供給が反比例して中古市場が爆上がりしているバイク業界。 半導体含むパーツ不足により新車を買おうとすれば半年待ちは最早当然になりつつある。 さらにYoutubeなどのインドア向けコンテンツで旧車ブームも来ており、一般人からしたら知らないよって話だと思うがとんでもない状態なのです。 かくいう私も昔からのバイク乗り。そして今年乗り換えを決意してつい先日2台納車を迎えました。両方新車です(高かった) 本作の主要キャラたちは各メーカー推しの設定となっており、主人公の羽音ちゃんは特にこだわりはなかった初心者からの導入として当然のようにスーフォア(バイ太)に乗る事になったHONDA贔屓。 YAMAHA乗りの恩紗、SUZUKI乗りの凛、KAWASAKIの来夢先輩、外車乗り(執事が)の聖、ロリGPレーサーの千雨…などバイク乗りの五感を刺激するレア車やネタ車を含めたてんこ盛りな内容となっている。 もちろんギャグマンガだ。バイク漫画なんてそんなものだ!無理に麒麟みたいにガチガチに固めては各メーカーを総なめに紹介して媚びを売ることなんて出来ないからな!!! というわけでバイクをこれから買おうかなと検討されているあなた、バイク乗りの彼氏の気持ちが理解できないあなたにオススメです!!! (画像は一例であり私はHONDA乗りです)女子高生のバイク愛とキャピキャピと毒のある漫画ばくおん!! おりもとみまな 蒔野靖弘名無しバイク乗りなのでバイク漫画も好き。 バリバリ伝説、ふたり鷹、あいつとララバイ等々。 ただしヤンキーっぽいのは苦手。 なので特攻の拓は読んでいない。 そして微妙な存在で読んでいなかったのが「ばくおん!!」 まあどうせ、女子高生キャピキャピ萌え漫画で 意味なくパンチラとか水着とか出てくるんだろうな~と 思って手を出さないでいた。 そういうのが嫌いとまでは言わないしむしろ好きだが、 好きだと公言するほど開き直る度胸はないし。 いい歳してバイクに乗っていて漫画も好きというだけで 色々と他人様からの見る目を気にせざるを得ないのに、 そこに、この手の漫画を読んでいると知られたら、 もう周りの見る目がおそろしいことになってしまいそうだし。 しかしまあわりと「面白いよ」との評価も聴くので読んでみた。 女子高生キャピキャピとの予想は間違ってはいなかったが、 思ったよりもバイクやバイク好きやバイクメーカーに対して 毒を吐いている(特にSUZUKIに)漫画で驚いた。 しかし30年以上たってからKawasakiのGPz250Rネタを 漫画で読むとは思わなかったな。 あれ、脚色のないほぼ事実でリアルな話で凄い(笑) ドウカティも実はよく考えるとディスられてるな(笑) 古いバイクのネタもあるし。 作者の先生、わりと年配の方なんだろうか? そういうわけで、読んでみれば、女子高生のキャピもHも そして毒もあって面白かった。楽しめた。 意外と共感できてしまう鬱ごはん 施川ユウキ野愛まずいものばっかり食べてるわけじゃないのに何ひとつ美味しくなさそう。 飯は美味しく楽しく食べたい人間が読んでも意外と共感できるから面白い。 居酒屋で注文まかされるのも、ドーナツ屋の後ろからの圧力も、コンビニのイートインで先客いるのも全部避けたい。そしてこういう場面は飯の味なんかしない。意外とわかる。 鬱野に共感できるのに美味しいもの幸せなものに固執するのは現実を見ないようにしてるだけなのかも……とすら思えてくる。鬱野のほうがありのままに飯食ってるのかもな。 2巻の展開がすごい零戦少年 葛西りいちstarstarstarstarstarかしこ1巻はゼロ戦乗りだった作者の祖父から聞いた話を漫画化したものです。お国の為に戦う!という気持ちではなく、田舎の11人兄弟の末っ子として産まれた自分が成り上がるにはこれしかないと思い、海軍航空隊に志願した…というフィクションじゃないリアルな話が読めます。ただ1巻はよくある戦争漫画の域を出ていません。ここで読むのをやめてしまう人もいるんじゃないかと思います。 元々は1巻で完結する予定でしたが約5年後に2巻が出ます。きっかけは祖父と同じ余科練で訓練を受けていた男性が漫画を読んで手紙をくれたことです。そこで祖父からは孫である作者に語られることがなかった更なる戦争のリアルを聞くことになります。この”2人”のゼロ戦乗りの話をぜひとも映像化してほしいです!煮詰めたカオスの中にある深い優しさ #1巻応援秋田書店のあほすたさん【電子特別版】 あほすたさん兎来栄寿大人気漫画家・あほすたさんと秋田書店を掛け合わせたら、それはカオスにならない訳がありません。 1話目からして「マルチ商法幹部の美人JDが、推しホストに惚れさせるために取ったフィクションをも超える驚くべき方法とは!?」という熱いロケットスタートがぶちかまされます。 エロネタはとにかく幅広〜く、実体験談が山盛りてんこ盛りペガサス昇天MIX盛りで、時にはあほすたさん自らがそこらの芸人より体を張ってAVに出演した話も登場。 推しに狂い過ぎていた若かりしあほすたさんが最終的に二次元キャラと結婚できた顛末など、清々しいくらいに突き抜けているパワフルでパトス迸りまくりエッセイマンガです。 かと思えば、神山彩さんや双龍さんなどへのインタビューを通じて描かれた「漫画家に訊いた漫画家のなり方」や、とらのあなが主催するオタク同士のマッチングサービスの体験レポートなど、興味のある人にはとても有益な情報もたっぷり盛り込まれています。 個人的に感銘を受けたのは、毒親に対するあほすたさんの姿勢。 「親を許さなくてもいいんだよ」 「自分(きもち)を殺してまでゆるさなくていいです」 「一番大切な愛してる人のためにうんこは捨てなさい」 という言葉は至言です。 「『もう女として見れない』なんて言葉に、心を殺されなくていいんだよ」 のような端書きにも救われる人はいることでしょう。 巻頭には雑誌さながらにあほすたさんのカラーグラビアまで付いておりピーキーこの上ない本ですが、実はとても深い優しさも込められた一冊なので気になった方は読んでみてください。好み分かれるけど凄い面白い漫画ヴォイニッチホテル 道満晴明片桐安十郎とある南の島にあるヴォイニッチホテルを舞台に、ホテルの従業員や宿泊客、島の住人達の視点で物語が進む、群青劇スタイルの漫画で。 登場人物は元魔女のメイド、元極道、殺人鬼、麻薬密売人、ヤク中の麻薬取締官、ヤク中の漫画家、ゲイの殺し屋、などクセが物凄く強いキャラばかりで、 基本的にはブラックユーモア満載のギャグ作品なんだけど、 島の歴史の謎、島で起こる殺人事件の謎だったり、主人公タイゾウと従業員エレナの恋愛とか色んな事件が全3巻で綺麗に纏まっていてとっても面白い作品です。 お見かけの際はぜひ読んでみてくださいませ (^_^;)いきたいわん! 台湾旅行同好会 ハヤシ名無し台湾好きなので、行った気分になれるかな?と思って手に取りました。 台湾の観光スポット&グルメガイドとしてはまあまあ機能してると思いますけど、ちょっと…これは完全に好みの話になります…(^_^;) 漫画において食べ物の美味しさの表現で、多少誇張することって普通にあると思うんですけど、この漫画のそれは、自分にとってはとても下品に感じてしまいました(^_^;) そこまでエロ漫画寄りに描かなくてもいいのになって(^_^;) 絵が抜群に上手いから今エロ漫画読んでるのかな?って錯覚する感じ(^_^;) これが良いんだよ!って人もいるんでしょうけど… 少なくとも台湾の良さがよく分かる漫画だよ!って、人に勧めることはできない(^_^;) 読むだけで汗が出てくるマンガゲキカラブ! ズズ ヒトマスモドルstarstarstarstarstarひさぴよとにかく辛くて美味しいものだけを追求したグルメマンガ。出てくる激辛料理が本当に辛そうで、想像するだけで汗が滲んでくるほど、ガチで辛い食べものばかり出てきます。チャンピオン烈の漫画ということもあり、だいぶエロさを強調してる部分はありますが、ヒロインたちは至って真剣に激辛料理にチャレンジしているだけなので…エロく見えるのは料理のせいなのです。擁護すると、エロ過ぎてグルメ描写が頭に入ってこないとかはなかったです。むしろ表情や汗の出方が、本当に辛そうな印象を与えてくれました。料理に関しても、定番の唐辛子料理だけでなく、山椒やワサビの辛味も出てきたりバリエーション豊かで、学びある激辛漫画です。何度呼んでも毎回面白いヴォイニッチホテル 道満晴明狐優曇華エログロ要素があるファンタジーギャグ漫画だけど、絵柄の可愛さやギャグの感じが絶妙でとても面白い。 「それ町」と同様、1、2話で完結しながらストーリーを作っていくスタイルで、そういうのが好きな人にもすごく合う。 ラストまでずっと面白く、ダレるところがなくてバランスもいい。 鳥撮影のカメラ話 #1巻応援秋山さんのとりライフ 津田七節あうしぃ@カワイイマンガ『カメラ、はじめてもいいですか?』に続き、本格的カメラ漫画が来ましたねぇ〜。 本作のテーマは鳥撮影!作者の津田七節先生はかなりガッツリ鳥撮影されているようで、内容が本格的なのが嬉しいので、ここでは本作に出てくる機材を推測したいと思います(私は花&きのこ専門なので間違ってたらスミマセン)。鳥の専門性やストーリーについては、どなたかお願いします。 ●カメラについて 主人公の初心者・秋山さんと、彼女の部下で師匠・高崎君のカメラは、いずれもNIKONのDXフォーマット。所謂APS-Cという、センサーが少し小さめのもの。小さいとはいえ、コンパクトデジカメのセンサーよりは全然大きく画質が良いので、軽さと画質を両立させたい場合は、こちらを選ぶと良いでしょう。 因みに上司の秋山さんのカメラD7000番台は、高崎君のD5000番台の上位機種。 ●レンズと望遠について 鳥撮影はいかに焦点距離を稼ぐかの戦い。ズームで500〜600mmの廉価なサードパーティー製品はありますが、それだって10万円台前半はします。秋山さんが思い切って買ったレンズは、200-500mmf5.6とのことで、こちらもニコン製品「NIKKORレンズ」の模様。ズーム全域f5.6という明るさ故に若干高価。やっぱり純正は良いのかなぁ……(遠い目)。 ちなみにDXフォーマットは、センサーサイズの大きいFXフォーマットより焦点距離を1.5倍稼げる特性があります。500mmと書いてあるレンズなら750mmになるのです。こういう点でも、鳥撮影する人はDX(APS-C)を選ぶメリットがあります。 そして高崎君のレンズは、BORGという望遠鏡ブランドから出ているレンズ。マニアック〜!絞り・オートフォーカス(AF)といった基本的機能すらなく、その代わり望遠鏡技術を取り入れた極上の写りと軽さを実現。独特なマニュアルフォーカス(MF)については本編を。あと5話で高崎君が買い足したレンズは小ささと、広角から望遠までカバーしていることから、NIKKORのDX専用高倍率ズーム18-300mmと想像します。のびるのびる! ●撮影について 鳥撮影の独特さが全編にわたって描かれていて、本当にマニアックだし、望遠のコツとか色々勉強になりました。初心者のステップアップとして「MFに挑戦するか」という点に1巻にして踏み込んでおり、秋山さんの向上心と好奇心が見てとれ、今後の成長が楽しみ。 鳥撮影の機材は珍しいものも多く、例えばコンパクトデジカメとフィールドスコープを組み合わせて、安価でそれなりの高画質を得る「デジスコ」というシステムもあり、次巻以降その辺にも触れないかな……とか、カメラの話題的にも今後、期待したいです。 以上、TAMRON150-600mmを持ってるけど一回しか使っていない、あうしぃでした。 NIKONラブ!まさかの続編零戦少年 葛西りいちstarstarstarstarstarひさぴよ「零戦少年」1巻で完結したはずでしたが、続編が刊行されていて驚きました。なんと完結後にお祖父さんの同期、三浦さんという人物から連絡が届き、そこで新たに得られた戦争の証言によって続編が作られることに。 今作では戦友・三浦さんから見た祖父と、三浦さん自身の戦争体験が描かれています。予科練での訓練、戦地での再開、そして共に特攻へ向かった先で起きたこと。あらためて戦争とは一人の主観だけでは到底理解しきれないものなのだと思い知らされました。前作を読んだなら続編も読んで損はないです。 ※それと、もし興味のある方は現在連載中の「不死身の特攻兵」という漫画も読んでみて下さい。葛西さん・三浦さんたちと同時期のお話になります。おすすめです。瀬戸内海の島、女子校生と猫一匹再会ライフ青の島とねこ一匹 小林俊彦む表紙に惹かれてまず一巻読みました。 島と海と猫はなんでこう絵になるんでしょうか! 羨ましいくらいのスローライフ! シャコとかもうずっと食べていません。 この女子高生が結構グイグイ系で表情が妖艶だったりするので次何が起こるんだろうと読みすすんでしまいます。 癒しとしてもよし ドキドキとしてもよし な、漫画かと! グルメ!オカルト!メガネ!てんこ盛り漫画 #1巻応援裏の家の魔女先生 西川魯介名無しジャケ買いして大当たりでした。表紙と帯を見た感じだとグルメ漫画なのかな?と思ったのですが、オカルトもあったり全員メガネキャラだったり色んな要素があって面白かったです。この作者さんの他の作品も読まなきゃ!と思いました。 今のところの大筋は主人公の家の裏に越してきた小説家のお姉さんが夜食を作ってくれて一緒に食べるというストーリーなのですが、どれも簡単に作れる料理ばかりなのもすごくいいです。おそらく作者自身がいつも作ってるのを描いてるんじゃないかな?ホットサンドって専用の道具がなくてもラップで作れちゃうんですね。真似してみようと思います。オカルト要素がより濃くなっていきそうな2巻が楽しみで仕方ないです! ちなみに巻末に収録されてる短編「思春期♡はじめて占い」はがっつりエロだったので、本編とのギャップにびっくりしました。ファンの方なら慣れてるのかな?この短編も主要キャラの二人がメガネだったのでこだわりの強さに感服しました。壮大なのに卑近でしょ…バビロンまでは何光年? 道満晴明にわか壮大なのに卑近でしょうもないSF。そこがいい。さすが道満晴明だなぁ部活で始める、釣り道楽。放課後ていぼう日誌 小坂泰之あうしぃ@カワイイマンガ本作の舞台のモデルは熊本県葦北郡芦北町。県南部の海沿いの町。 広い空、美しい海、誰もいない堤防。 そこで女子高生達が釣りに興じる……。 この空気感、例えば『ゆるさば』や『東京のらぼう!』のような、爽快でゆったりした気持ち良さがある。 父の故郷に引っ越して来た、女子高生の鶴木陽渚。手芸が得意で生き物大嫌いな彼女だが、『ていぼう部』の部長に半ば強引にていぼう部に入部させられる。 昔よく遊んだ同学年の夏海、2年の大野を加えた四人の部活は、堤防側のプレハブを部室に(これがまた、憧れの秘密基地感!)平日の無人の堤防やサーフ、川などで活動する。 部活での釣りは、手軽なものが中心。 釣りにガツガツしない部長も、釣りガチ勢の大野も教え上手。初心者の陽渚に釣らせるため、部長は様々な策を(悪巧みしながら)考え、陽渚にミッションを与える。 苦手な生き物に卒倒しつつ、毎話新たな釣りの喜びと、魚の美味しさに目覚める陽渚は本当に楽しそう。 部活という枠組みは、釣り人にとって意外と嬉しいかもしれない。みんなが知識を持ち寄り、上手な人が初心者に教え、部の備品として道具を共有する。時にみんなで同じ魚種を狙い、時に分担してその日の食材を集める。なんかいいな……。 釣り以外の話題も、着衣泳、環境問題などの真面目要素、そして夏海とのテスト勉強や陽渚得意の手芸回と充実。キャラの性格が出ているエピソードに、ぐいぐい読み進めてしまう。 陽渚が釣りに夢中になっていく過程を追いながら、生き物嫌いとどう折り合いをつけるのか……若干心配だが、5巻でまだ夏休み前。これからもっと成長する、はず! 一人の零戦乗りから見た等身大の戦争エッセイ零戦少年 葛西りいちstarstarstarstarstarひさぴよ表紙とタイトルの雰囲気で、愛国的な戦争漫画なのかと勘違いしていました…。読んでみたら表紙の印象とはまったく逆で、イデオロギーも美談も関係なく、純粋に一個人が見てきた戦争体験が飾りなく描かれている作品でした。 登場人物たちの言葉使いや仕草は、あえて現代の若者文化に合わせてあって、堅苦しくなくて読みやすかったです。戦争の話は敬遠しがち、、という人にこそ読んで欲しい漫画。 ていぼうゆるふわ女子学生の波、来そう放課後ていぼう日誌 小坂泰之名無しゆるい女学生の日常ものが好きな人!必読! 堤防にはおっさんしかいないと思ってたけどそうでもないのかな。 釣りをやったことがなく、釣りする人が羨ましい!船とかは無理でも堤防で釣りやってみたい! 釣って食ってわちゃわちゃする女の子が好きな人、読んで〜<<12>>
<ログライン> 島で暮らす女子高生と親戚の高校教師の話。 <ここがオススメ!> 島で暮らす女子高生「青」の元にやってきた、 「青」の初恋(?)の少し鈍めな親戚の高校教師。 恋に発展する訳でもなく、純粋な関係がある意味安心できる。 そして、最高に島の空気が気持ち良い。 行ったことないのに、どうしてか歩いたことのある道。 海風の匂い。 潮騒の音。 猫の鳴き声。 虫たちの音色。 美味しそうなご飯の匂い。 太陽の元を歩く暑さや心地良さ。 五感全てで物語を味わうことのできる不思議。 大きく深呼吸をしたくなった人は、ぜひ読んでみてください。 <この作品が好きなら……> ・君は放課後インソムニア https://manba.co.jp/boards/104629 ・うみそらかぜに花 https://manba.co.jp/boards/118601 ・沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる https://manba.co.jp/boards/114688