YOUの感想・レビュー52件<<123>>家族って人ってやっぱりいいなまんまるポタジェ あいざわ遥Pom 木乃原家、最高です。 元バリキャリの塔子さん、ヒロくん、娘のハナちゃんと3人はヒロくんがカフェを開く田舎へ越す。 ハナちゃん可愛いし、塔子さんとハナちゃんの距離もいつの間にか縮まっているし、何よりも家族の暖かさ、人の暖かさに読んでいて本当に本当に心温まる。 今のこのご時世だからこそ、更に心に響く物が個人的にはあったのかも知れません。 いやぁ、何かに詰まった時にまた読みたいなぁ。 芸能界でスターを育てるお仕事!BELIEVE[ビリーヴ] 槇村さとる名無し女性マネージャーが主役の芸能界の話。キャバクラで働いていた女の子「ルカ」にスターになる才能を見出したが、恵まれない生い立ちのルカは芸能界の闇に自らハマっていってしまう…。ラストで最大のスキャンダルが漏れそうになるんですが、信頼していたルカに裏切られたことにショックを受けながらも、大切なタレントを守り通そうとする主人公がカッコよかったです。ルカの華やかさと危うさが両方ある感じもスターらしくて、読んでいてドキドキハラハラして楽しかったです。幸せになれそうな優しい世界観花かご便 陸奥A子かしこ2010年にYOUで連載されていたものなので最近の作品ですね。私はりぼんっ子だったのですが陸奥A子さんの作品を読んだことがなかったので、いつか読まねばとずっと思っていました(それなのにりぼんで連載してた作品じゃないけど…)。 この「花かご便」という作品は、素敵なアレンジメントをしてくれるお花屋さんとそこへやって来るお客さんのオムニバス漫画です。両親が離婚した小学校3年生の女の子の話が印象的でした。「でも本当はずっと心の中に雨が降っているみたい」と言うんです…。登場人物にはそれぞれの事情がありますが、花束には受け取った人が幸せになれるよう願いが込められているので、どの話も世界観が優しかったです。続編があったんだ!続 数寄です! 山下和美かしこ文字通り数寄です!の続編になります。数寄屋に住み始めた話、茶室に合う掛け軸を自分で作ろうと思い立った話、ご両親と家にまつわる話など、続編も盛りだくさんでした。現代人が数寄屋に住むことの意外な問題点も面白かったですが、ご両親についての話が心に残りました。柳沢教授のモデルになったお父様はエピソードの宝庫なのですが、お母様の話では泣きそうになってしまいました。 数寄です!ではモーニングの編集長が「100本映画観ないと次の打ち合わせしないから」と言っていましたが(厳しいですね…!)、続 数寄です!では新作のネームを描かれていました。これがランドだったんですね。そういえば漫勉に出演された時のご自宅って数寄屋でしたね。当時は立派な家だな〜としか思ってませんでした…。 明治時代の華麗なるデパート物語日に流れて橋に行く 日高ショーコ名無し衰退する日本橋の呉服店が、デパートへと華麗に生まれ変わる姿を描いた作品。 海外のデパートと見てきた若旦那が、古い体質の呉服店を改革する様は痛快で、女性の地位向上なども併せて社会派作品としても読み応え抜群。明治の呉服店とはこんな風だったのか日に流れて橋に行く 日高ショーコPom 老舗呉服店再建物語、物語が進むほど引き込まれ、面白くなってきました。 女性が働くことって今じゃ普通の世界だけど、この頃(明治)は当たり前じゃなかった。三つ星が、どんな風に再建されていくのかも読み応えあると思いますが、女性が社会に出て働くこととは。って視点で読んでも面白いと思います!短所は長所デカワンコ 森本梢子名無し主人公の花森一子は、人間離れした嗅覚をもつ女の子。彼女の特性ゆえ学校で悲しい思いをしたが、サンタのおじさんの言葉で自分の夢を見つけたエピソードは心が温まりました。自分が思う短所は、考え方次第で自分の長所になりうるという、読者に対するメッセージとも感じ取ることができ、真っ直ぐな一子からも元気をもらえます。 優しい漫画ですまんまるポタジェ あいざわ遥名無し主人公はスーツを着てバリバリ働く女性・・・なんだけどかわいい5歳の一人娘とフレンチシェフの旦那さんがいて、突然の田舎暮らしが始まります。 田舎の風景や、あたたかな人物を描く、優しい絵のタッチが素晴らしいです。 天真爛漫の主人公と5歳にしてツンデレ??なハナちゃんとのすったもんだが面白いです。田舎での暮らしに憧れがある方におすすめです。歌うたいの黒うさぎの続編のシリーズ歌うたいの黒兎 石井まゆみ名無し歌うたいの黒うさぎの続編のシリーズ。すっごく面白くて大好きな漫画です。特に主人公黒うさの事が大好きな叶夢おぼっちゃまが可愛すぎる話です。黒うさの怪しい話やうまく乗せられてそれにちゃんと従う叶夢おぼっちゃま。叶夢おぼっちゃまのいつも黒うさにひたむきな姿は見ていて心が癒されます。このシリーズでは新たな男性も出てきたので黒うさとどんな関係になっていくのか目が離せません。パワーをもらえる作品です。日に流れて橋に行く 日高ショーコstarstarstarstarstar干し芋登場人物が、イケメン揃い。 自信のなかったファッションオタクの時子も好きなことを仕事にするって素敵なことだなぁと感じさせてくれる成長ぶり!! マイナスからのスタートだから、思いつく仕事のアイデア♪ 落ち込んでる場合ではない。 止まるな!前に勧め!!と言われてる気がする、元気になれる作品です。 ダメママぶりも逆にさすがという感じおにぎり通信~ダメママ日記~ 二ノ宮知子nyaeもともと、子どもができたら仕事と家事と育児をこなすスーパーお母さんを目指していた二ノ宮先生ですが、あまりにも旦那さんがデキる人過ぎて、ダメママになってしまった日常を綴るエッセイです。 最初から最後までもう笑いっぱなしです。 育児をしなさすぎて筋力がつかず、抱っこは5分でギブアップ。子どもには家でも外でも「パパがいい」と泣かれる。旦那にクソバカ女と言われても、我が道を行く二ノ宮先生の姿には「さすが」と思ってしまう。 東村アキコ先生のママテンもそうでしたが、漫画のアシスタントたちも子育てに参加するんですよね。使えるものは使うというのができるから上手いこと仕事も育児も回ってるのかなと思いました。 子どもが2人以上居ると、育つうちにそれぞれの個性も際立ってくるので読み進めるほどに面白さが増します。 ダメママぶりに子供のほうがしっかりしてくるという現象も生まれ、しまいには夫に反社呼ばわりもされてしまいます。笑4半世紀つづくエッセイマンガトルコで私も考えた ジェネレーションズ 高橋由佳利かしこリアルなトルコ事情を隅々まで描いたエッセイ。トルコ滞在中に出会ったトルコ人男性と結婚し、日本とトルコを行き来しながら描いています。これを読めば、言語、風習、人柄、流行、が大体わかる。この単行本は2018年発売ですが、シリーズは1992年に始まり、今もオフィスユーで連載中です。 当たり前だけどトルコも約25年で随分と変わり、読者としてもノスタルジーになりつつ、大学生になった息子ケナンくん主観での話があったりして感動しました。今のトルコで気になるのはテロですが、トルコ人はみんな慣れているので日本人にとっての地震のような感覚らしく、かつ地元の人は危ない時間や場所をなんとなく感知しているようだとか。ケナンくんも一人でトルコに行き、従兄弟と旅をして楽しそうでした。それほど身構えずにトルコ旅を計画しても良さそうです。ご飯がめちゃくちゃ美味しそう!人の心を読める人よりも周りの人間が面白い高台家の人々 森本梢子む人の心を読める一家で、そんなことできちゃうとまあひねくれてくるわけで。 着眼点はそこでなく心を読める人間以外の人間が面白い構図になってる!ってとこなんですけど。 心を読まれると心の声としてセリフの横に本音が書き連ねられます。 つまり心を読まれる側の人間がどう動いて、本音はどう思ってるかがわかるわけで! これスゲー! 心を読むってありきたりなテーマなのにこんなに面白くなるんですね… あとみんな可愛いです 登場人物好きになってくる 一巻からずっと面白いしなんか癒されるので是非 ドラマよりもダメな私に恋してください 中原アヤソマリ深キョンもかわいいですが、やっぱりマンガの方がいいです。 主任は私の中では、ディーンフジオカさんではありません。 やっぱり自分の好きなように想像できて、ドラマより良かったです。フィクションの中のリアリティ美少女戦士だった人。zero シタラマサコ名無し美少女戦士が世間公認になってる世界のお話。特撮ものの裏側を見ている感じで面白い。 色々と周りの人が頑張ってるから自分が気持ちよくやれているという意外と見過ごしがちなことを気づかせてくれる漫画だった。超絶イケメン、ブサ女子にハマる。僕のオリオン 川端志季名無しイケメン×ブサ女子という、ややビターな格差恋愛モノ。 イケメンだけど不器用で人間味のあるヒーローと、ブサで一途なストーカー系女子のやりとりはシュールかつコミカルで、化学反応が面白い。 シャネルの着崩しとか最高Real Clothes 槇村さとるやむちゃ大手百貨店でふとん売り場から婦人服の売り場に配置換えされた絹恵の奮闘を描いた作品です。前から思っていましたが、服の販売員て本当に大変そうな仕事ですよね。特に百貨店や大手デパートって制約がすごそうで、とても好きなだけで働ける場所ではないなぁと。なので、舞台裏を少し覗けた感じがしてとても興味深かったです。最近はどんなお店でも「見守り接客」が認められてきた感じがありますが、高級デパートやブティック等、良いところでは昔からこのスタイルの接客だったのではないかなと思ってしまいました。 服に興味がなくても十分楽しめる漫画ですが、服好きな人はより楽しめますし、少し豆知識がつきます。青春の暗黒面、このバッテリー大丈夫か?!群青にサイレン 桃栗みかん地獄の田中「いちご100%」←世代 「初恋限定」←好きだった の河下水希あらため、桃栗みかんが新しく漫画描いてるとは聞いていたが、パンツはないし、女の子はほとんど出てこない、鬱野球漫画を描いてるとは思わなかった大会が始まるもいまだふたりの関係は…群青にサイレン 桃栗みかんリョーコ修二と空のギクシャク具合は相変わらず。もはやどれだけすれ違えるか楽しみになってきたほど。ただ、5巻の修二には「大人になったじゃん…えらいぞ」と思わされる姿もあったが、それもつかの間、ふたりの関係がさらに悪化したんでは?という展開に。。しかし、「そうこなくっちゃ!」となぜか喜んでしまう私がいます。 ワガママ夢子と団地の屋上に住む男の魔女との運命的な恋木陰くんは魔女。 小森羊仔名無しボロ団地の管理人兼魔女(男)の木陰くんと、そのボロ団地に住む女の子夢子のラブコメ 読む前は普通のラブコメかなって思ったら予想以上にファンタジックな展開が多くて驚いた。木陰くんが魔女なのもそうだし、好きだった先輩は人間ですらなかったり、木陰くんたちが隠している秘密がきっかけで冒険的なものもする。 夢子はツンケンしているけど、根は素直なのか夢中になると一直線なのか、自分の欲望に忠実なのか、話が進むにつれてどんどんデレてかわいくなる。木陰くんもピュアな感じでかわいい。 2人の恋愛模様もとてもかわいいし、ドタバタ劇も邪気がない感じで見ていて楽しい。女性にオススメしたいすれ違うバッテリーを描いた野球漫画群青にサイレン 桃栗みかん渚ブルー誤解を恐れずにいうなら、野球漫画の皮を被ったドロドロ恋愛漫画だと思ってます。もちろん野球の試合や練習シーンもあるので野球漫画としても面白いんですが、それ以上にキャッチャーの修二とピッチャーの空の心のすれ違い具合が離婚寸前のドロドロカップルのようで面白いです。 スポーツ漫画といえば、友情・努力・勝利が鉄板ですが、友情が生まれるまでに多くの話が裂かれそうな感じです。すれ違いなどの心理描写が多いので、女性が楽しみやすく、野球漫画として斬新だと思います。 あと、桃栗みかん(=河下水希)の描く美少女には以前から定評がありますが、今回はあの画力で美少年を描いているので2度美味しいです。山下和美が数寄屋を建てるまでのエッセイコミック数寄です! 山下和美リョーコ山下和美初のエッセイコミック。建築家の蔵田さんと出会い数寄屋造りの家を建てるまでの話。 土地を選び値切りをして…っていうところから始まっているので数寄屋に限らずこれから家を建てようと思う人にもいいかも。毎話終わるごとに蔵田さんのコラムがあって家とかについて学べるのも嬉しい。 同時に山下和美の私生活とか漫画家生活が垣間見えるのでエッセイとしてもとても面白いし、中盤山下和美と蔵田さんの会話が「お金がないからコストダウンしてね!」っていうのが半分くらいを占めていたりして楽しい。 木絵さんの妄想高台家の人々 森本梢子うドビーみたいなのがおもしろい電車のシーンがすごい好きシリウスと繭 小森羊仔地獄の田中BUMPが大好きだから、ここで「車輪の唄」が頭の中を駆け巡った <<123>>
木乃原家、最高です。 元バリキャリの塔子さん、ヒロくん、娘のハナちゃんと3人はヒロくんがカフェを開く田舎へ越す。 ハナちゃん可愛いし、塔子さんとハナちゃんの距離もいつの間にか縮まっているし、何よりも家族の暖かさ、人の暖かさに読んでいて本当に本当に心温まる。 今のこのご時世だからこそ、更に心に響く物が個人的にはあったのかも知れません。 いやぁ、何かに詰まった時にまた読みたいなぁ。