おはよう!スパンク てくてく

みんなのアイドルすぎるあのスパンクが奇跡の復活!!

おはよう!スパンク てくてく 雪室俊一 たかなししずえ
酒チャビン
酒チャビン

あの名誌「なかよし」に1978年〜1982年に連載され、アニメ化もされつつ、講談社漫画賞にも輝いた名作がかえってきました!! 来年(2023年)に連載45周年を迎えるということで、期間限定で4コマにて復活です。 連載が始まった号には、特製スパンク ステショセットがふろくとしてついていたため、私も買いました。40年以上生きてきましたが、さり気に初のなかよし購入となりました。 さて内容ですが、まずたかなし先生の画力の向上が圧倒的すぎます。ただ、これは個人の好みの問題だと断ったうえでなのですが、圧倒的技術力の向上により、スパンクが可愛くなりすぎてしまっているように思いました。 もう気持ち少し不細工で小汚い感じでもよかったと思うんですよね。そこに愛くるしさが宿っていたとおもうので。 ストーリーは前作から変わりないこころ温まる日常もので安心して読むことができます。 来年45周年に何か嬉しいサブライズがあることを期待しています!!!なかよしの編集者の方!!!40年以上で1冊しか購入していない読者に言われたくないでしょうが、よろしくお願いします!!!

スパンクのWAOWAO探偵団

大好きなスパンクのはみだし編!!!

スパンクのWAOWAO探偵団 たかなししずえ
酒チャビン
酒チャビン

なんかスパンクが好きすぎるのですが、「『おはよう!スパンク』はみだし編」ということで、探偵ものですね。飼い主の愛ちゃんがパリに行っている間に事件に巻き込まれます!(なかよしの昭和55年9月号のふろくだったようです) 冒頭からスパンクの愛くるしさ爆発で、1巻の2/3ほどの長さしかありませんが、スパンクの物語をまた楽しめてすごく充実した三連休となりました。 「だいたい 運動神経は わるいしさ、たべものには いやしいし、すぐ わるのりするし、おまけに 臆病でさ」とボロクソにこき下ろされてしまいますが、スパンクだってスパンクなりにいっしょうけんめいやってくれてるんです。 最後は犬同士の友情&犬と猫との友情&犬と人間との友情でなんとか事件解決!かなり危険な事件でしたが、スパンクが心やさしく、いいやつだからこそ皆が力を合わせてくれるのですね。わたしもかくありたいと思います。 あと併録の「1月なかば春の色」は、スパンクよりもうちょい甘酸っぱめな恋物語のテイスト感が強めですが、若者の成長も描かれてたり、命の大切さを感じられたりで、けっこう楽しめました!スパンクっぽい犬もちょろっと出てます!