少年マガジンコミックスの感想・レビュー3件民俗学的な怪奇現象おどろ~陽子と田ノ中の百鬼行事件簿 木々津克久starstarstarstarstarひさぴよ「フランケン・ふらん」や「名探偵マーニー」の木々津克久先生、初期の作品。 木々津作品といえば秋田書店のイメージがありますが、「おどろ」の頃は講談社のマガスペで連載されていたんですよね。この頃から、絵柄にも話作りにも原点らしい部分が沢山感じられます。 多様な宗教文化、民間伝承などの幅広い知識を基にしたストーリー展開は、ホラーというよりは民俗学的な怪奇マンガ(妖怪ハンターなど)のジャンルに近いかもしれません。なので、読んでいて現象そのものへの好奇心が恐怖心より勝ってしまうことが多いです。一歩引いた視点で冷静に怪奇現象を垣間見たい、という人におすすめの作品です。 木々津作品は色恋描写はあっさりしてることが多いですが、「おどろ」ではちょっとした三角関係の恋愛模様が見られます。水着シーンやお風呂のサービスシーンなど他ではあまり見かけないような演出もあるので木々津ファンなら楽しめるはずです。人生で一番、騙された漫画空手バカ一代 梶原一騎 影丸譲也 つのだじろう名無し※ネタバレを含むクチコミです。「これは事実談であり、この男は実在する。」空手バカ一代 梶原一騎 影丸譲也 つのだじろうstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男つのだじろう/影丸譲也版両方とも楽しく読めた。 つのだじろうの方は空手道を追求、影丸譲也の方は格闘漫画を前面に出している感じ。片マユゲ剃り、剣道三倍段、自然石割りなどのネタの宝庫でもあり、格闘漫画好きとしては避けては通れない傑作だと思う。 一番好きなエピソードは、山籠り終了後街に降りて来たときに、電柱を殴って、電線に止まっていた鳥がおちて「強くなった」と実感するシーン 虚実が入り混じりつつも、実際にあったことように原作をかける梶原一騎は偉大だ
「フランケン・ふらん」や「名探偵マーニー」の木々津克久先生、初期の作品。 木々津作品といえば秋田書店のイメージがありますが、「おどろ」の頃は講談社のマガスペで連載されていたんですよね。この頃から、絵柄にも話作りにも原点らしい部分が沢山感じられます。 多様な宗教文化、民間伝承などの幅広い知識を基にしたストーリー展開は、ホラーというよりは民俗学的な怪奇マンガ(妖怪ハンターなど)のジャンルに近いかもしれません。なので、読んでいて現象そのものへの好奇心が恐怖心より勝ってしまうことが多いです。一歩引いた視点で冷静に怪奇現象を垣間見たい、という人におすすめの作品です。 木々津作品は色恋描写はあっさりしてることが多いですが、「おどろ」ではちょっとした三角関係の恋愛模様が見られます。水着シーンやお風呂のサービスシーンなど他ではあまり見かけないような演出もあるので木々津ファンなら楽しめるはずです。