コミックバンチKaiの感想・レビュー14件これはどうみても、おひとりさまだからできるゴージャスホテルライフおひとりさまホテル マキヒロチ まろ まろ まろstarstarstarstarstar_borderゆゆゆそう、高級ホテルも一人なら、がんばれば手が届きそうな値段のときがあるんだよね。 若い頃、泊まってみたい!と予約サイトをウキウキ眺めていた時期がある。 遠すぎて泊まれない、せっかく上京しても仕事が忙しくて深夜にたどり着いて寝て起きるだけになってしまうから、泊まるのがもったいない。 そんなことを考えて実行しなかったら、泊まる機会もなくなってしまった。 本作に登場するのは、ホテルを仕事にするほど好きで、一人でどんどん泊まっていく人たち。 そして、ホテルに泊まっては用意された空間を我が家のように満喫して過ごす。すごい。 私は旅先だと時間がもったいなくて、そんな贅沢な真似ができない。一泊二泊と言わず、もっとゆとりのある旅を選べたら、ゆっくりと過ごせるんだろうか。 登場人物たちが、満たされているようで、足りない感じがあるのは『おひとりさま』の演出だからかと思いきや、恋人がいる人の悩みも描かれていて、生きていたら悩みはあるよねと腑に落ちた。 悩みや不満は尽きないから、好きなことで薄めたい。自由で豪華なおひとりさま時間おひとりさまホテル マキヒロチ まろ まろ まろstarstarstarstar_borderstar_borderNanoめっっっっちゃくちゃいいな…やりたい…!!!自分の家じゃないところに泊まって過ごすだけでも非日常感があるのに、高級ホテルにルームサービスなんて…しかも一人だし好きなように思う存分過ごせるなんて…最高過ぎる。幸せでしかない。やばい今すぐどっかに泊まりたくなってきた。 高級となると私にとっては月一でも難しいけど、すっごく贅沢で素敵だなと思います。漫画自体も主人公史香のモノローグが多くて読みやすいんだけど、背景やホテルの描き込みが細かくてリアルで読んでて楽しい。それだけでなく、史香自身の人間関係の話とかも合間に入ってて面白いです。2巻早く読みたい!非日常と楽しむおひとりさまホテル マキヒロチ まろ まろ まろママ子最初っから高級ホテル、おひとり様だからできる贅沢ですね。 仕事の行き詰まりや恋人との不和、結婚適齢期と言われ人生の選択を迫られたり そんな日常の家族、友人、仕事離れて、「ホテル」を思う存分楽しむ。 お風呂も食事も景色も時間と空間すべてを自分のために使うこと、リフレッシュにも考え直すいい時間にもなっていたりして。 どのホテルも素敵でとまってみたいと思うけど、時間もお金もないのでこちらを読んで満たされたいと思います。「おひとりさまホテル」感想おひとりさまホテル マキヒロチ まろ まろ まろニーナこの漫画を読みながら無性に一人旅がしたくなった。仲間や大切な人と泊まるのはもちろん楽しいけれど、静かに一人を堪能する夜があってもイイだろう。そんな贅沢なひと時を過ごしてみたくなった。 今後の参考に・・・。おひとりさまホテル マキヒロチ まろ まろ まろstarstarstarstarstar干し芋かなりの贅沢だと、感じてしまう私は、まだまだおひとり様を優雅に過ごすことができない一般市民です。 でも、このマンガを読んで、ここに泊まりたいっていうホテルを見つけてご褒美に家族と行きたいと思った。 1巻で気になったホテルは、『佐原商家町ホテルNIPPONIA』。 一棟貸なんて贅沢だし、お風呂も2種類貸切だし、いつか行きたい!! ただ、千葉は日帰りしそう・・・。これは…羨ましいおひとりさまホテル マキヒロチ まろ まろ まろ名無し最近女性一人でホテルに泊まったり県外に旅行されてるyoutubeを見漁ってる者です。 最初っからホテルオークラ!?? 金にモノ言わせてるんじゃないよお〜! ただの僻みです、ええ。 羨ましいです。ホテルオークラで飲み食いして朝から風呂入れるの。 取材費になっちゃうんだろうな〜〜…いいな〜素敵な夫婦の日常漫画僕の妻は発達障害 ナナトエリ 亀山聡野愛発達障害について学ぶ作品というより、微笑ましい夫婦の日常作品です。 漫画家のアシスタントの夫・悟の視点で、発達障害を抱える妻・知花との日々が描かれています。 頭の回転が速くお喋りが大好き。子どもみたいに感情表現が豊かでパワフル。 悟さんはそれらを発達障害の特性と片付けるのではなく、知花さんの面白いところ可愛いところとして受け止めています。 お互いを受け入れあって尊敬しあっているのが素敵で、こんな夫婦になりたいなあと憧れます。 「○○だからこうするといい」なんてものはなく、その人自体を理解しようとすることが一番大切だと改めて実感できました。 可愛らしい夫婦の日常に心があたたまるので、気軽に読んでみてほしいです。戦艦もの?怪獣もの?パニックもの?怪獣自衛隊 井上淳哉 白土晴一名無し面白い!まだ一巻読んだだけですが完璧に飲まれました。 なんか戦艦ものかなーだったらあんまし…と思ったんですが主人公が自衛隊なりたての女の子なのですごく身近な話に思えて面白いです。 やっぱ思い出すのは映画シンゴジラなんですが、あれにパニックものの要素も入ってきてると思います。 怪獣描写も怪獣がだす触手の描写もリアルでキモくて良いですね…。 未知の生物と戦うのが日本の自衛隊なので自衛隊好きにも多分面白いはず!自衛隊vs海の巨大怪獣! 女性自衛官(予定)が乗船客を守る怪獣自衛隊 井上淳哉 白土晴一たか面白かった。自分は、非常事態に各省庁がバタバタと連携し政府が意思決定する様子ってすごく面白いってシン・ゴジラで気づいてしまったんですが、これもまさにそんな面白さがあります。 しかも企画協力が白土晴一なので、自衛隊組織や船舶、省庁の対応などの描写に安心できるところもいい。 いまのところ致命的に足を引っ張るやつがいないとこがいい(やらかしたやつもちゃんと改心しててストレスがない) クルーズ船の乗客みんなが勇気を持っていてルールを守り助け合う様子は見てて清々しいし、女性総理が他国の軍事介入を避けるため、国民が乗る船に向かって砲撃すると決断したのも見事。 現実とは違って嫌なヤツ出てこないってのはフィクションだからこそできることで、そういうストーリーが読めるのは嬉しい。 主人公のこのえちゃん(任官前の自衛官)は涙も見せるけど乗客たちを守ることだけを考え集中している姿が格好いいし、筋肉バキバキなとこも好き。 この世界の日本がどうやってあいつを仕留めるのか続きが楽しみ。 https://kuragebunch.com/episode/13933686331620163000BTOOOM!の井上淳哉が描くマジの怪獣パニック怪獣自衛隊 井上淳哉 白土晴一さいろくタイトルは海上自衛隊をもじったものかな?怪獣自衛隊とな。 主人公は自衛官に成り立ての豪華遊覧船に乗っていた女性自衛官このえちゃん(多分)で、たまたま乗っていた富岳(船の名前)が尖閣諸島で確認された怪獣に襲われて…という展開。 この怪獣を見てまずビオランテを思い出した私はもう歳なのでアレですが、怪獣モノは大好きな世代でございます。 ただ、このマンガの怪獣と所謂特撮怪獣との違いとしてはしっかり人間を認識して捕食するところ。あ、クローバーフィールドに近いかな…とか思ってしまったのでもしかしたらこの後小さいのもいっぱい出てきて都市部が舞台になっていくのかも。 色々と先の展開が楽しみです。1巻が出たばかり(11/9)なのに1ヶ月後の12/9に2巻が出るらしい。売り方も早い展開でいいですねとある夫婦の"普通の日常" #1巻応援僕の妻は発達障害 ナナトエリ 亀山聡sogor25この作品は漫画家のアシスタントで夫の悟さんと発達障害を抱える妻の知花さんという夫婦の生活を描いた作品です。 タイトルを見ると少し固い内容をイメージされるかもしれませんが、表紙の絵を見ていただければわかるように、優しい絵柄で夫婦の日常を描いた、とても読みやすい作品になっています。 物語は主に夫の悟さんの視点で描かれておりますが、悟さんは夢である漫画家になかなかなれないことから自らを「ちゃんと生きられていない」という風に形容していて、そんな理由もあってか、発達障害を抱える知花さんに対してとてもフラットに接している印象を受けます。 知花さんと会話しているときや作品の中で起こるトラブルに対して悩んでいるときなどに悟さんは「発達障害」という言葉を使わずに言葉を紡いでおり、このことからも彼が「発達障害」そのものとは関係なく、知花さんという1人の女性に対して寄り添って生きていることが感じられる作品です これはあくまで私の個人的な感想なんですが、この作品は「発達障害」について描いている作品ではないんじゃないかと思っています。 「発達障害」は厚生労働省のホームページでも、病気ではなく生まれつきの特性で、そして個人差がとても大きいという特徴があると説明されています。 この作品も「知花さん=発達障害」という構図ではなく、知花さんの人物像を表現する根拠として「発達障害」を用いているように感じられ、悟さんも「知花さんが発達障害だから」ではなく、知花さんがどういう人物で、トラブルを解決するためにどうすればよいか、というのを一生懸命に悩んでいるように見えます。 つまり、悟さんが「発達障害について知る様子」ではなく、「愛する相手のことを理解していく様子」を描いている作品なのではないかと思っています。だからこそ「発達障害」自体が特別なものではなく、相手のことを知ることで理解し合える存在に感じられ、今まで発達障害と関わりがなかった方にも強く共感できる作品になっているのではないかなと思います。 他にも『アスペル・カノジョ』や『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』、『見えない違い 私はアスペルガー』など、発達障害を取り扱った作品はいくつかあり、そんな作品と併せて読んでもらいたい作品です。 1巻まで読了料理+禅問答漫画最後のレストラン 藤栄道彦野愛死ぬ前に何が食べたい?を具現化してくれるレストラン。 歴史上の偉人たちが死の間際にタイムスリップして、彼らの最期の望みを叶えてくれる。 偉人たちのキャラクターが画一的でないところがまた魅力的。ヒトラーはこう、ジャンヌダルクはこう、土方はこう…という見方を覆すというほどではないけど(カエサル≒江頭2:50、ガンジー≒波平には覆されたけど)人間らしい解釈で描かれているのが面白い! 普段は超絶ネガティブで割と駄目人間な園場さんがわがままなオーダーに素晴らしい料理で答えていく様は、もはや禅問答。生とは?死とは?という根源的な問いにあくまでも軽やかに答えていく。 料理漫画なのに壮大だなと思ったけど、食事は生命活動の根本であり喜び。美味しいものを美味しいと食べられることに、生きていることに感謝したくなる漫画です。 ホタルイカのブランダードめちゃくちゃ美味しそう ホタルイカの干物ってライターで炙って食べる以外にもこんなすてきな食べ方があるんだね最期死ぬ前に何を食うか最後のレストラン 藤栄道彦名無し最初読んでドリフターズ思い出しました。 偉人たちが死ぬ前にレストランへと飛ばされる… 織田信長、マリーアントワネット、カエサルその他諸々 もう死んでしまってこの世にいない有名偉人が最後に食いたい料理を食えるというもの。 粋だな…と!!! マリーアントワネットの話で「よく死ぬ前に何が食べたい?というけれど病気で衰弱してしまっていたら食べられるものじゃない。食べることができたらちょっとは救われる気がする」というセリフが出てくるんですけど、きっとその通りなんですよね。 最後のご飯ってその人の人生を語るには相応しい時間、それぞれがそれぞれのご飯を食べて納得して戻っていく。 不思議ですが作風が明るいので読んだ後ほっこりします。 表紙がミュシャのポスター調に統一されてるのでレストランポスターっぽくておしゃれ。 なかなか奥が深い料理漫画です。ドラマ化!最後のレストラン!最後のレストラン 藤栄道彦猫http://news.mynavi.jp/news/2016/01/21/009/ 最近、漫画のドラマ化が多いですね。うれしい!