HOWLコミックスの感想・レビュー25件殻を破った先にある絆へ君のためのカーテンコール 恵茂田喜々 さとうしほあうしぃ@カワイイマンガ内気で自己表現できない女子高生が、堂々とした転校生女子に引っ張られて演劇部を立ち上げる物語は、意外にも内気な主人公に脚本の才能がある一方で、転校生女子の方が焦っている様子が描かれる。読み始めの二人の印象は、少しずつ変わってゆく。 主人公も、そして転校生も、「本物」を得るために殻を破る必要に迫られる。次第に突きつけられる現実、問われる覚悟。その中で主人公は転校生の側にいるために、転校生は恐れている現実に抗うために、先へ進む。熱くて緊張感のある物語。 そこに高校生ながら劇団で活躍する「本物」の同級生、彼女らに当てられた新入生が加わり、学園祭のステージへ……この新入生の苦闘に引き摺り込まれる。 彼女はやりたいことがあるのに、その才能が決定的に欠ける人。その現実を突きつけられた彼女は、新たな道を模索するしかなかった。目指すものへの未練と、現実との葛藤……それでどこまでも若い時間を消費できると知っているので、彼女の先行きが俄然気になる。 高校演劇を描きながらプロの劇団と交流する点や、転校生と他の生徒との関係など「目指すものと現実の距離」「内部と外部」を意識的に描いて、冷静でシビアな視点がある物語。そんな中で主人公と転校生の関係は強固だが、互いに成長することでその絆がどのように変わってゆくのか、先が楽しみだ。怖い!カガミタタリ ウェルザード 竹鶏三歩名無し※ネタバレを含むクチコミです。マッチング相手はシーシャ屋で働く美女だったたゆたう煙は掴めない しめさば majoccoidstarstarstarstarstar_bordernyaemajoccoidさんの作画が死ぬほど好きなので新作もうっとりしながら読んでます。自分はいわゆる水タバコを吸うお店入ったことないですが、ひとりでは勇気がいるけど誰かの連れならいいかなと思うようになりました。 主役の二人の出会いがマッチングアプリなので恋愛に発展しやすそうですが、ふたりともグイグイ行くタイプじゃないところがそわそわします。まあでもこの二人はゆっくりじっくり丁寧に関係性を築くのがあってる気もします。都さんが元カレ?に未練というか断ち切れないなにかがありそうなところが気になります。新しい設定変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstar_borderstar_borderパイナップル設定が面白い⭕️ 2巻まで読んだけど、展開が遅くて少し焦ったいのが難点。。 斬新なミステリー変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstarstar_border宮っしぃ主人公がとある事情で家の購入を相談され、間取りがおかしいことに気づき、その間取りからどんどんと謎が生まれていくホラーミステリー これめちゃくちゃ面白いですね! ネタバレになるので詳しくは言えないが、かなりハマりました たまたま映画の広告見て、漫画があったら気になって読んでみて、続きが気になりすぎて原作小説読みました ど小説・マンガどちらも面白いですよ 原作もサクサク読めるのでオススメですある意味どっちもどっちなアイドルとマネージャーやばいアイドルのマネージャーになっちゃった話 かいばしら名無し元アイドル志望だったけど夢破れ、現役アイドルのマネージャーになった主人公。しかし喫煙所で偶然隣り合わせたのは、その担当アイドルだった…という、アイドルもマネージャーもどっちもヤニカス(でお互い口外禁止!)な関係。 ショート・ショートですね。くれぐれもニオイだけには気をつけて活動して欲しい。Vパパとファムファタール #1巻応援27時のシンデレラ ぎどれ てぐれ兎来栄寿創作者にとって、その喜びはいかほどでしょうか。 自分が生み出したものを目の前で泣くほど感激してもらえるというのは。 フォロワーは何万人もいても絵を描くこと以外に人生に何もないし、その絵についてもいつまで経っても納得はいかず好きにもなれないイラストレーターの青年・むらさめ。ある日、彼に「Vtuberになりたいので絵を描いて欲しい」というDMと共に自撮り写真が届きます。見た目はパリピで美人なものの、中身は破滅的で「インターネットにしか居場所がない」と語る女の子・みなカス。後の人気Vtuber貴峰あーくとなる彼女との関係が始まっていきます。 見ただけでも解るし、話してなお解るみなカスのヤバさ。関わらない方がいいということは、理性的に考えれば瞭然としています。しかしながら、それでも彼女がくれたのは創作者にとっての最大の悦楽。 中学生以来、女の子と喋ることもなく孤独に荒んだ人生を歩んできた人間が、こんなことをされてこんな言葉をもらってしまったらそれはもう無理でしょうというものをみなカスは的確に与えてくれます。 どれだけ危険な沼でもその甘美で魅惑的な芳香には抗えず自分から進んで嵌り沈んでいくしかない。そんな破滅をもたらすファム・ファタールのような魔性の魅力を彼女は感じさせます。 ″なんかさ きれいなものをきれいに描くより 汚れてるものをきれいに描ける方がすごいじゃん?″ という配信の中のさりげないほんの一言が、むらさめにとってどれだけ救いになるか。社会で上手く生きるには向いていないからこそ、彼女もそんな要素を持っているからこそ、より深い部分まで突き刺されすべてを捧げたくなってしまう。現実で関わってしまったら恐ろしいですが、物語として見ればその危うさは非常に魅力的です。 SNS、配信画面、コメント欄、スマホやタブレットの画面など物語中でもとにかくデジタルなもの、現実空間ではないものが演出含めて多く描かれているのも特徴的です。閉塞感、虚無感、刹那的な悦楽、承認への渇望。現代的かつ今のリアル感を生み出しています。 花守ゆみりさんが出演するPVも公開されましたが、BGMが「愛の夢第3番」なのも象徴的で良いです。 夢幻のような世界と、それを縁に紡がれる愛のような何か。シンデレラのように、遠くない終わりの刻限がある夢物語。 他の人気Vtuberなども登場して疾走していくストーリーは、果たしてどこへと向かい辿り着くのでしょうか。この妖しさと危うさから目が離せません。 https://x.com/ichijinsha_info/status/1769559357782696273?s=46&t=S5wm4E-TmT39NBg4BgQsPA 迷ってる変な家 雨穴 綾野暁名無し小説買うか漫画買うかでクソ悩んでる。あんまし変わらんとは思うけど怖さ的には小説の方があるのかね?正反対な2人が「本物」になる高校演劇物語 #1巻応援君のためのカーテンコール 恵茂田喜々 さとうしほsogor25小説を書くのが好きだけど自分に自信を持つことが出来ずにいた高校2年生の阿久津桜は、 転校生の柊つばめに小説を書いていたノートを取り違えられ、彼女に小説を読まれてしまいます。 小説を誰かに見せるどころか人と話すことも苦手で自分から動くことが出来ずにいた桜。 そんな彼女に対してつばめは、彼女の物語を世界に伝えたいと、演劇部を立ち上げることを提案します。 これまで自分では誰かに伝えることができなかった桜の言葉を「演劇」という方法で形にしてくれたつばめ。 彼女との出会いで少しずつ変わってゆく桜は、つばめに対して何か自分が返せるものはないかと考えるうちに、 彼女もまた桜とは異なる形で心に澱を積もらせてきたことを知ります。 この作品はそんな2人が高校演劇を通して「本物」へと近づいてゆく、 その姿を熱量高く、そして瑞々しさ溢れる絵で描き出す作品です。 1巻まで読了外堀からじわじわくる系のサイコホラー変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstarstarmampuku2巻読了。 ドキュメンタリー風ホラーな雰囲気でミステリー的でもあり、映画『コワすぎ!』シリーズに近い空気も感じつつ、タイトルも相俟って貴志祐介『黒い家』も思い出す。 変な間取りに実は抜け穴が隠されていて……ってこのトリック既視感があるけどどこで見ただろうか。。 とにかくミステリーとして続きが気になるストーリーではあるので原作に手を出すのも検討したい。 想像力が逞しくなる💓変な家 雨穴 綾野暁干し芋2巻読了。 平面図を見るのが好きです。 そして、変な空間を見つけるのも好きです。 そんな私にぴったりな漫画🎵 通常では、あり得ない空間だけどそこから物語が始まっているので、どんどん深みにはまって想像してしまいます。 この家族に何があったのか・・・? 早く、3巻が読みたいです。迷い込んでしまった「きさらぎ駅」、しかし何故かそこには母親の影 #1巻応援きさらぎ異聞 筒井いつき x0o0x_sogor25主人公の少女・柊渚は、学校では謂れのない虐めを受け、家庭は崩壊しており、 唯一の居場所だったバンドも解散し、今は惰性でSNSに曲を投稿することを微かな心の拠り所としていました。 そんな彼女がある日電車に乗っていると辿り着いたのは、渋谷のように見えて現実とは明らかに異なる場所。 ふと見た駅の看板には「如月駅」の文字。 異変に気づいたある人物とSNS上でやり取りしながらその場を彷徨う渚。 しかし、有名な「きさらぎ駅」とはなにかが違う…。 渚のことを襲おうとする謎の黒い怪異、同じく迷い込んだらしい渚をいじめていた同級生、 そして何故か存在が仄めかされる2ヶ月前に失踪した母親… x0o0x_氏の楽曲群と世界観を共にし、同日発売される小説ともリンクする物語を、 『この愛を終わらせてくれないか』『夜嵐にわらう』などでまるでサウペンスのような歪んだ愛の形を描いてきた筒井いつき氏がコミカライズする、 現代に新たに顕現した都市伝説奇譚です。 1巻まで読了映画化されるぞー変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstar_borderstar_borderさいろく映画館で予告を観て、なんか聞いたことある話だと思ったらこれでした。 佐藤二朗さんが出るっぽい(好き) △の家の変な間取りが〜というくだりと、特徴的な例の図面がそのまま使われていてこのマンガだと気づいたので、あの図面がおかしいのは結構印象的だったんだと思う。 感想で怒ってる人がいたけど、自分も建築法に明るくないのでゴミ呼ばわりされてるのが自分なんだなと思ったら悲しくなりましたが、この作品自体はフィクションなので現実には起こり得ない物語なので、そこを理解した上で楽しむには良いのではーと思います。 コマ割りや展開、演出などのマンガとしてのレベルもちゃんと担保されているし、その上で物語も「どこか気味が悪いしなんだか気になる(スッキリさせてほしい)」と思って読んじゃう感じ。 「変な家」感想変な家 雨穴 綾野暁ニーナ※ネタバレを含むクチコミです。2巻読んだ変な家 雨穴 綾野暁名無し※ネタバレを含むクチコミです。推理モノです。変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstar_borderstar_borderこめつぶパッと見普通の一軒家。 よくよーく見ると違和感のある一軒家。 窓の無い部屋、変に増設された部屋、家の間取りからその家の怖い過去が明らかになるのかな、と読み進めたくなるミステリー要素が満載です。 なんで?なんで?の展開に、実際に子供が死体を運んでたの?殺し屋の家なの?と色々ツッコミどころがあるのが気になる。オカルトチックで面白いですが、高いお金払ってわざわざこんな家を建てるなんてある意味すごい! マンガだけど推理小説を読んでいるようで面白いです。 タイトル通り“変な家”なんだけど変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstarstarNano”変”の度合いが半端ない。鳥肌立つ…。 話の進め方というんですかね、自然とスッと入ってくるというか、すごく引き込まれてたまらないです。違和感、推理、真実。構成が美しい。 綾野暁先生の絵がまたそれを引き立てているというか、とにかく絵が好きです。私(主人公)のビジュアルが好きすぎる…。調べてみたけど今作が初商業なんですかね、応援したいな…。 大元の記事(オモコロ)も読んだんですが、雨穴さんもまあ読ませるのが上手くて。コミカライズにも良さがしっかり落とし込まれてて、クオリティが高いです。原作小説もあわせて読みたいですね。 変な絵の方は無料で試し読みできたのでそこまでは読んだんですが、こっちもえぐい鳥肌立ちました。一瞬で雨穴さんの虜になってしまった。オモコロの雨穴さんの他記事もすごく良いです。2ちゃんまとめとかの洒落怖読むの好きな人におすすめ。ミステリー以上のミステリーがある。変な家 雨穴 綾野暁名無しんー。 不動産って謄本を取れば、売りに出してる人の事分かるんだけどなぁー。 つまり、一件目、二軒目と持ち主が同一なのかも直ぐに分かる。 そこから調べようと思えば、幾らでも調べれるんですよねぇー。 この後の話は知らないけど、現金で家を建てたんですかね? ダブルの住宅ローンって通りませんよね? 全体的に勉強不足で、物語として破綻してます。 これ読んで面白いと言っている人って無知ですよね。 これもユトリ教育の弊害ですね。はやく2巻が読みたい変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstarstar野愛平面を見て立体を想像するのが苦手なので、間取り図だけ見ても違和感に気づかないタイプの人間です。そんな人間が読んでもめちゃくちゃ面白いです。 2巻が読みたくて仕方ないのでまず原作読もうかなと思うくらいに面白いです。 奇妙な間取り図を眺めて立てた憶測が、実際の事件と結びつき、新たに奇妙な間取り図へと繋がっていく。 テンポよく進んでいくのでサクサク読んでしまいました。さあどうなる!?というところで1巻は終わり。 ミステリーは解決編まで一気に読みたい人間なので、気になって仕方がないです。やっぱり原作読むか……。 これは作品と関係ない話ですが 主人公が夢の中で奇妙な家を彷徨い扉を開けるシーンのタイミングでページが読み込まなくなったのがめちゃくちゃ怖かったです。急に画面が白くなってビビりました。 怖いもの見たさ変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstar_borderstar_bordermotomi間取り図を見てあーだこーだ言うのは好きだし楽しい。でも、違和感感じた事はなかったので、なんだか探しちゃいそうだ…。賛否両論いわれていますが、怖さもありつつ面白さもあり何よりサクサク読めるので私は好きかな。ホラー苦手なひとは心の準備を変な家 雨穴 綾野暁starstarstarstarstarママ子※ネタバレを含むクチコミです。続きが気になるし、怖い!変な家 雨穴 綾野暁名無し※ネタバレを含むクチコミです。 父の死の真相をAIと追う探偵AIのリアル・ディープラーニング 早坂吝名無し※ネタバレを含むクチコミです。集団自殺者たちが煉獄でデスゲームシカバネーゼ 貫徹 頼間リヨ jon-YAKITORY名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<12>>
内気で自己表現できない女子高生が、堂々とした転校生女子に引っ張られて演劇部を立ち上げる物語は、意外にも内気な主人公に脚本の才能がある一方で、転校生女子の方が焦っている様子が描かれる。読み始めの二人の印象は、少しずつ変わってゆく。 主人公も、そして転校生も、「本物」を得るために殻を破る必要に迫られる。次第に突きつけられる現実、問われる覚悟。その中で主人公は転校生の側にいるために、転校生は恐れている現実に抗うために、先へ進む。熱くて緊張感のある物語。 そこに高校生ながら劇団で活躍する「本物」の同級生、彼女らに当てられた新入生が加わり、学園祭のステージへ……この新入生の苦闘に引き摺り込まれる。 彼女はやりたいことがあるのに、その才能が決定的に欠ける人。その現実を突きつけられた彼女は、新たな道を模索するしかなかった。目指すものへの未練と、現実との葛藤……それでどこまでも若い時間を消費できると知っているので、彼女の先行きが俄然気になる。 高校演劇を描きながらプロの劇団と交流する点や、転校生と他の生徒との関係など「目指すものと現実の距離」「内部と外部」を意識的に描いて、冷静でシビアな視点がある物語。そんな中で主人公と転校生の関係は強固だが、互いに成長することでその絆がどのように変わってゆくのか、先が楽しみだ。