「俺には君が必要なんだ―――」働き者で明るい性格のあかりは、幼い頃に両親を亡くしており、派遣の仕事の合間をぬって親代わりの叔父の弁当屋を手伝っていた。ある夜、弁当屋の常連の女児・結愛がひとりで公園にいるのを目撃したあかりは、放っておけずに彼女に声をかける。そこに現れた結愛の叔父にあたる御曹司・東雲から、なんと住み込みのベビーシッターの仕事を頼まれて…? ひとつ屋根の下ではぐくまれるドタバタ胸キュンラブコメディ!
「あなたのことが、嫌いです!」親元を離れ憧れのベーカリーに勤める優姫は、元カレの別れ際の一言がトラウマで恋愛ブランク5年目。そんな折、友人の付き添いで離婚弁護士・黒田と面談することになった優姫だったが、彼の失礼な物言いがキッカケで2人は一触即発に。――しかし、後日レストランで再会した黒田は、とつぜん優姫の腕を取り「この人が婚約者です」と親に紹介しはじめて――…!? ツンケンしたお堅い離婚弁護士と、自分の人生を生きたい職人女子の、じれキュンラブ、開幕!
両想いのハズなのに…!? ハイスペ好き避け男子×心優しい猪突猛進女子の焦れ焦れラブ! 営業部のエース・高鹿に好意を抱く、元気でがんばり屋の見坂。ある日、見坂は公衆の面前で他部署スタッフに説教されてしまう。落ち込んでいると、その場に偶然居合わせた高鹿は彼女に近寄り――…フォローしてくれる?と思いきや、「だっせぇ」と言い放たれ、ショックを受ける。一方、「なんであんなこと言っちまったんだよ!?本当は励ましてあげたかったのに!」と叫ぶ高鹿。実は見坂が好きなのに、高プライド&豆腐メンタルゆえに、好きを拗らせまくっていたのであった――…。
出版社で働く新人編集の結月は小説が大好きな文芸オタク。ファッション誌に配属されてもめげずに小説の企画を提案し続けたところ、熱意に負けた編集長からついにGOサインが! 喜び勇んだ結月が早速依頼に向かったのは、昔から憧れていた特別な人――超売れっ子ベストセラー作家の羽黒蛍一だった。実際に対面した羽黒はスラリとした長身に甘いマスク、柔和な微笑みでまさに「イケメン小説家」。だが「恋愛小説を」という結月の依頼は「興味がない」と一蹴されてしまう。なおも食い下がる結月に対し、何かを思いついた様子の羽黒が言い放ったのは――「編集さんのこと、好きになってもいい?」“疑似恋愛”の提案だった!
「なんであんな地味だった子が、私より幸せそうなんだろう?」専業主婦・舞の前に現れた隣人・しのぶ。彼女は舞の中学時代の同級生だった。優しげな夫の横で美しい笑みをたたえる彼女は、昔の暗くて冴えなかった「しのぶ」とはまるで別人。あの日、同じ教室にいたはずなのに、今の私たちは「女」として何もかもが違いすぎる――。みじめな気持ちに苛まれる中、舞は自分の夫としのぶの密会現場を目撃してしまい…!? 2組の夫婦の過去と現在、愛と憎しみが入り乱れるダークサスペンス! ―本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「隣人~美しい悪魔~」のコミカライズです。
女3世代! 娘・実々(20)、母・恵実(40)、祖母・一恵(60)、人生の荒波に揉まれながらも、なんとか乗りこなして自由に元気に生きています! 世間一般的に言ったら“女子力が低い”実々(今時そんなこと言うほうが人間力低い!)は、大学生になってから初めてのお酒の席に困惑していた。笑顔でとりつくろって相手の男が求める答えを提供しないといけないなんて…。心身ともに強い女性だと自負していた実々だったが、この日を境に人生が一変する。誰にも言えない秘密を抱えることになってしまい――…!?
「そうだ…。かつて私は、魔法少女だった――…。」体力の衰えを感じながらも娘を幼稚園まで送り、苦手なママ友とも交流し、仕事に向かう…。家事に育児に仕事と忙しくも平和な日々を送る平凡な主婦の明里は今日もいつもと変わらない1日を過ごすはずだった…。あることをきっかけに自分の過去が思い出せないことに気づいた明里に突然懐かしい声が語りかけてくる。「思い出してアカリ!あの頃の君を――!!」その瞬間、明里の身体は光に包まれて――!? 大人になった元・魔法少女のドタバタファンタジー開幕!
「M金獲ったら、俺と結婚して?」マネージャーという、忙しくもやりがいのある仕事に振り回され早数年。「結婚はいつするつもりなの?」という友人の言葉を受け流しながら仕事に打ち込む都だったが、気づけばあっというまに30代も半ば。もちろん結婚願望がないわけではない。「結婚かぁ、いいなぁ…」新婚ラブラブのタレントを見て思わずつぶやいたその言葉に反応したのは、担当する芸人・ローカルズの猫目だった。「ほんなら俺とか…どうですか?」突然の言葉に困惑する都だったが、猫目はずっと密かに都への思いを抱えていて…? 純愛×お笑い×プロポーズ! 一途さにキュンなハイテンションラブコメディ!
「閉まらずの扉の噂、知ってる――?」女子大生の有美子には、悪い癖があった。「『彼』モテるから心配で…雑誌の撮影で他の読モとも絡んだりしてるし…」――『彼』って男友達のことだけどね。嘘はついていないもん、みんなが勝手に勘違いをするだけ。そう、私は悪くない。――そんな有美子が入部した映画研究会の部室には、いわくつきの一部屋があった。虚栄心から生まれた虚構がいつしか彼女を覆いつくす。人間の闇を描くサスペンスホラー!
低体温系溺愛男子×不器用バリキャリ女子、結婚の条件は……「子作り」!? 高学歴・大手勤務・結婚は適齢期に。“完璧”なOL・莉子の悩みは、妊活に苦戦していること。その必死さが原因で、夫から離婚を切り出されてしまったこと――。今や唯一の居場所である仕事によりいっそう励む莉子だったが、32歳でふりだしに戻った事実に内心焦る日々。そんな中、ひょんな流れで同じ部署の後輩・木村に告白される。まだ若い彼に、不妊を打ち明け断ろうとする莉子。しかし…。「じゃあもし俺との子供ができたら――結婚してください」ありえない提案に引く莉子に対して、木村の目は真剣そのもので…?
人気ファッション誌「ネージュ」の編集長である理央は、プライベートを犠牲にして雑誌のために邁進してきた。しかし33歳のある日―――非情にもライバル誌である「アウロラ」との統合が言い渡される。その雑誌の編集長は、同期であり憎きライバルの尾見門だった。統合後の編集長の座をかけて、部数で対決することになった2人だったが、尾見門には理央に言えない秘密があって……? 素直になれない2人のじれキュンラブ、開幕!
愛する人と結ばれ、これから幸せな結婚生活が始まると思っていた――夫に、あの言葉を言われるまでは。外資系企業で主任に昇進し、充実した日々を送っていた愛子は、恋人の浮気で婚約破棄し、会社に居づらい毎日を送っていた。そんな中、6歳年下の後輩・トシヤに告白され、数ヵ月で結婚。35歳という年齢もあり、子どもの話をするも「まだ何も考えてないよ」と何度も避けられてしまう。「私には時間が無いのに…」そう思っていた矢先、夫が長期出張に行くことになり――…。