魔法の国に招かれた小国の姫サリアを見初めた、神秘的な美貌の魔導王アンワール。「お前の魔力も魂も、全てが愛らしい」闇色の瞳の奥に覗く情熱に胸が高鳴り、異国の宮殿でめくるめく艶夜が――。逞しい腕、細長い指先に蕩かされ、優しく散らされた純潔。灼熱の楔に何度も貫かれ、愛を注がれ……。彼なしではいられなくなった時、囁かれる。「この国で永遠に私の傍にいて欲しい」
皇帝クラウスに呼び出された令嬢マーゴット。十数年ぶりの再会に戸惑っていると「俺の女になれ」と愛人指名が!初恋の彼の傍にいるのは嬉しいけど、はみ出し者の私を何故?傲慢さの裏で照れ混じりにクラウスが見せる優しさ。私だけに見せてくれる一面に膨らむ胸のときめき。夜のベッドで逞しい腕に荒々しく抱かれると、体が蕩け――。皇帝と魔女の淫靡なシンデレラロマンス!!
「今夜はたっぷり可愛がってさしあげます」私を守ってくれる逞しい騎士、クールな青い瞳が魅惑的なヴァレリー。凛々しい姿の奥に、こんなに情熱家でちょっぴりいじわるな彼がいたなんて――。「はしたないあなたには、お仕置きですね」浴室で、夜の湖で、甘美な緊縛に蕩け、敬語責めで焦らされ……ついにエロティックに身体を重ね、お互いの虜に!騎士と私の恋の行方は――。
聖月祭――巫女の国に高貴な男性を招き処女を捧げる儀式。聖職者ジュリアが初めてベッドを共にしたのは傲岸不遜な皇帝キース。「私の子種でお前を孕ませてやる」野性的な肉体に激しく抱かれて知った快感。言葉も指先も駆使しての淫愛。生涯を神に捧げると誓ったはずなのに、気づけば心も躰も彼の虜に。だけどこれは祭の間だけの恋。別れが近づくなか「お前を妃に迎える」と宣言が!超オレ様皇帝の手練手管は!?
超ハードEroticロマンス!「お前は俺の所有物だ」買われた令嬢シャーロットを待っていたのは、怜悧な貴族クライヴからの淫らな遊戯。身体を拘束され、声を出すことすら許されず「人形」のように弄ばれて感じる禁断の愉悦。絶頂に達して受ける罰すら、もはや甘美。背徳感と快楽の狭間で揺れ動くなか、現れたのは元婚約者。連れ出そうとする彼によって逃げる唯一のチャンスが!シャーロットが選んだ道は――!?
大国の王族で騎士のヴィルヘルムから求婚された小領主の姫ティアナ。婚約したのになぜか冷たい彼。きっと愛のない結婚。けれど私は幼いときから、ずっと彼に恋を。彼は王族、私は辺境の貴族。身分差がありすぎて結婚なんてきっと無理。身を引くことを申し出るティアナ。優しく抱擁されて返された言葉は「お前が初恋だった」。素っ気なかったのは、不器用な性格のせいだったなんて?
リュシーを可愛がってくれる優しい双子の兄――エリクとシリク。三人で暮らし始めた夜、暗闇の中でキスされて甘美な愉悦が……。どちらのお兄様?兄妹でセックスなんて許されない!禁忌を犯しつつある罪悪感に苛まれるリュシー。誰が相手かわからないまま身体中を愛撫され絶頂に!快感に溺れるなか知った兄二人の共謀。衝撃の真実を知り、兄妹三人が愛し合う淫靡すぎる夜に!
城を訪れた吟遊詩人レヴィオに唇を奪われた女王イザベリア。私は女王、彼は旅人――絶対に許されない身分の壁がありながら、密やかな逢瀬を重ねる二人。変装してのお忍びデート、ベッドでの甘やかな愛撫、庭園での羞恥的な情事まで……。逞しく優しい彼だけが「女王」ではなく「一人の女」として見てくれる。甘い日々に溺れるなか、重臣たちが二人の関係を引き裂こうと企てて――!?
傲岸不遜で冷徹な皇太子と、寡黙で最強の武将・廬炎翔。――国を左右する二人の男に求愛された郭蘭。愛玩物のように身体を弄り、人前で恥辱的な性を強要する皇太子。廬炎翔は心閉ざしていた郭蘭を優しく口づけ、逞しい身体で大切に抱いてくれる。心を惹かれるのは廬炎翔。嫉妬に燃える皇太子は、郭蘭を強引に奪おうと!権力者を狂わせて国を傾けるほど、美しき姫を巡る宮廷恋物語。
強引な手段で多大な財産を築いた青年伯爵アーヴィン。彼の脅迫で愛人にさせられた中流階級の娘クレアは反発するものの、ベッドでの伯爵は優しい手ほどきを……。そして囁かれた言葉は「君を守りたい」。私たち、身体だけの関係ではないの?伯爵がクレアに吐露したのは、高貴な生まれゆえの孤独感。彼を癒せるのは永遠に忘れられない初恋の少女。まさかそれが私だったなんて……!?
太陽神
「人間の身体がこれほど美しいとは……。おまえは俺だけのもの――」。淫らな手つきで肌に触れ、蕩けるような声で囁く。傲岸不遜にして、黄金のように美しき太陽神イスファーン。花嫁として身も心も捧げることを誓った姫巫女シュエラ。人間に裏切られ、孤独に囚われていた神は、ひとりの姫巫女によって人を愛する事を知った――。人気の少女小説家が放つ、乙女のための新・恋愛神話。
僕たちが愛し合ってるのを見せつけないとね。政略結婚から逃れるため、王族騎士レオンはクラウディア姫に偽装結婚を提案!偽りの夫婦とバレないようラブラブぶりをアピールすることに。お風呂で、食事で、もちろんベッドでも。果てしなく続くイチャイチャの嵐!本当の恋ではなく単なる演技……と思いきや、レオンはずっと私にベタ惚れだった!?実は私も彼のことが――