「今夜はたっぷり可愛がってさしあげます」私を守ってくれる逞しい騎士、クールな青い瞳が魅惑的なヴァレリー。凛々しい姿の奥に、こんなに情熱家でちょっぴりいじわるな彼がいたなんて――。「はしたないあなたには、お仕置きですね」浴室で、夜の湖で、甘美な緊縛に蕩け、敬語責めで焦らされ……ついにエロティックに身体を重ね、お互いの虜に!騎士と私の恋の行方は――。
雪に閉ざされた城でユーリアを待っていたのは、暴君侯爵ラディス。毎夜の荒々しい愛撫は花嫁へのものとは思えなくて――。浴室で、白昼の森の中で、時には目隠しをされて火照る全身を焦らされ……激しく肌を重ね合わせながら、ふと見せる優しさに惹かれていくユーリアの心と身体。この人と共に生きていきたい。いっぱいの愛おしさの中で、淡い初恋の思い出が蘇ってきて――!?
華族の養女になった桜雪。優しく紳士的な義兄に可愛がられ、慕っていると、伯爵家の秘密を知ったのをきっかけに関係が一変!「お前を私だけのものにしたい」秘めた執着を剥き出しにし、貪るように純潔を奪ってくる怜遠。緊縛、刷毛責め、焦らし……次第に激しくなる蜜事。「何百回でもこの身体に教えてやろう」とまどいながらも辱められる悦びに義兄への狂おしい想いが膨らんで――。
没落した伯爵令嬢のエミリアは、暴漢に襲われていたところを怜悧な雰囲気を纏う将校に助けられる。それは初恋相手のジュリウスだった。だがエミリアは、彼が敬愛する人間の命を奪った仇敵の娘。「君には償いをしてもらう」城に囚われ、かつて彼に捧げた歌を歌いながら、復讐と償いのため抱かれる日々が続く。愛しているのに、言葉にできない想いに苦しむエミリアは、ジュリウスの婚約話の噂を聞き、城を抜け出す決意をするが…?
祖国を離れ、盗賊に襲われた私を救ってくれたのは砂漠の王・シャルーク!「可愛いシリン、おまえは私のものだ」黒真珠のように輝く瞳で見つめ低い声で囁かれるとドキドキする。強引だけど情熱的な口づけ。身体の隅々まで執拗に這う指先。後宮には多くの女性がいるのに、なぜ私ばかり……。愛されているみたいで幸せだけど彼の気持ちは?心揺れるなか、スルタンの熱烈な告白が!
大公息女リディアは、王太子に嫁ぐため王都へ向かう船旅の途中、海賊・ウィルに攫われ純潔を奪われてしまう。夜ごとにウィルの指で、舌で、愛撫され責められては絶頂へ――。次第に心まで捕らわれて!?
砂漠の氏族の姫・レイラは、賊に襲われ攫われてしまう。競りにかけられ売り飛ばされる寸前、精悍な盗賊サイディに救い出されるが、サイディにキスされ触れられると、何故か身体が熱を持って昂ぶって……v