コミックガムの感想・レビュー5件飯漫画の一般人食レポうますぎ問題いこくい!! - かざりとエリーの放課後★異国ごはん - みにまる野愛かわいい女の子がご飯食べてる漫画は大体好きです。幸せ要素しかないです。 でも女子高生がそこそこのご飯屋さんに行きまくって堪能な食レポしてるのはファンタジーすぎん?って思ってしまいます。 その違和感を上手いこと解決してくれたのが「雑誌の取材」という設定。 かざりとエリーの2人が女子高生グルメライターとして異国の料理を気持ちよく食レポしまくってくれます。 女子高生料理研究家を目指すかざり&異国料理に詳しい冒険家の娘エリーという組み合わせなので、鋭敏すぎる味覚も的確すぎるコメントも隙のない蘊蓄も何もかも違和感がないです。 料理漫画読んで「一般人なのにコメントうますぎでしょ」という違和感を抱いたことがあるひとにぜひ読んでみていただきたい。ちゃんとクリアしてるから。こっくりさん系JK都市伝説漫画ルート3 (ひとなみにおごれやおなご) みなぎ得一ふでだるま平成の妖怪絵師みなぎ得一先生の作品。 神に悪魔や妖怪にUMA、そして人間の世界が混じり合った混沌世界が舞台。 主人公はこの世界の中等部に通う"化け狐"の久木初音と"化け狗"の光前寺保由に"化け狸"の二ツ岩魔魅。 3人で狐狗狸(こっくり)さんをしたことがきっかけで学校の七不思議を検証することになり........ まず主人公チームが狐狗狸(こっくり)さんの名前を冠してるのが洒落が効いてる 個人的にオカルトには人間臭さが欠かせない要素だと思っているのでまずこの設定で心を掴まれました みなぎ先生の都市伝説考察が随所にあり、その着眼点がまた面白くて解説ページを読み込んでしまいます キャラクター造形も面白いのでオカルト漫画好きは是非読んでほしい作品です下宿屋さんで繰り広げられるファンタジーストーリーマンションズ&ドラゴンズ 【新装版】 藤浪智之 佐々木亮名無しゲームが好きで1990年代テイストの絵も好きだったので読み始めました。 眼鏡っ子の女の子が、下宿屋の勇者屋を探してある国にやってくるところから始まります。 絵のタッチが可愛らしく、獣人や死霊使いなどもコミカルかつファンタジーな感じで描かれていて見ているだけでも楽しいです。 そして、冒険は下宿の管理人さんから出されて、成功したら下宿代がタダになるという軽いノリで始まります。 しかし、簡単だと思われた依頼は途中で様変わりして神官志望の受験生の少年の回復魔法も尽きてしまい、もうだめかと思いましたが、そこで眼鏡っ子の女の子の正体が明かされて、ますます冒険が楽しみになっていきました。 パーティも和気あいあいとしていてファンタジーな感じもしっかりと楽しめるのでゲーム好きな方にお勧めです。オタク四天王の次世代を担うヒラコー様大同人物語 平野耕太さいろくこの本は電子にもなっていないし1巻しかないし未完である。 とだけ書くと凄くアレなんですが、ヒラコー先生の一般作品処女作という貴重なモノでもあります。 それまでエロしか商業誌で描いてなかったので初一般単行本作品というと結構重要なところだと思う。 が!未完! Wikipediaによると ________ 打ち切りに際して、「ガム(掲載誌)? 知らねえよ。電話ひとつねえ。理不尽には無視で返すべきなのだ。故に知らねー」と、出版社との確執を吐露した。 ________ とのことなので本当にもったいない。 Amazonとかではほぼ送料だけで買えるので読んでみるのはアリだと思うのですが、何しろ普通に続きが気になってしまうので興味のある方だけでいいと思いマス。中古しかないんで先生に1円も入らんし。 ただ、この後「HELLSING」や「以下略」や「ドリフターズ」を描いてるこのヒラコー先生はWikipedia読むだけでも非常にかわいらしい性格なのでツイッターとかを遠くから見ながら応援するためにも本作も齧っておくと良いと思われます。 内容は当時のコミケをマンガマーケット、通称「マンケ」として同人バブル(萩原一至先生を悪く言ったりはしていない)において同人ゴロをやっていこうという、マンケ内での派閥争いとそのルールなどを含め非オタからは想像もつかないであろう謎の戦いを描いているもの。 「以下略」のどっかでネタにしているとWikiに書いてあるけどあったか思い出せないのでまた今度。表紙のポップさに騙されてはいけない(褒め言葉)セイキマツブルー ヒロタシンタロウsogor25青の単色刷りで一見爽やかなのに物語の構成が巧みでかつずっしりとした重みのある「セイキマツブルー」、可愛らしい絵柄なのに読み進めるごとに背筋がゾワっとする「怪虫の夏」の2作収録。 表紙で騙され、導入の爽やかな雰囲気に騙され、物語に入り込んでしまったあとにとんでもない爆弾を放り込んでくる。しかもそれぞれの作品で違うタイプの怖さ。これはなかなかの怪作。
かわいい女の子がご飯食べてる漫画は大体好きです。幸せ要素しかないです。 でも女子高生がそこそこのご飯屋さんに行きまくって堪能な食レポしてるのはファンタジーすぎん?って思ってしまいます。 その違和感を上手いこと解決してくれたのが「雑誌の取材」という設定。 かざりとエリーの2人が女子高生グルメライターとして異国の料理を気持ちよく食レポしまくってくれます。 女子高生料理研究家を目指すかざり&異国料理に詳しい冒険家の娘エリーという組み合わせなので、鋭敏すぎる味覚も的確すぎるコメントも隙のない蘊蓄も何もかも違和感がないです。 料理漫画読んで「一般人なのにコメントうますぎでしょ」という違和感を抱いたことがあるひとにぜひ読んでみていただきたい。ちゃんとクリアしてるから。