星空を見つめたそのあとで

世界が優しくて感動🥹

星空を見つめたそのあとで 季田ビスコ
るる
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この作品の、この2人の周りには同性同士ってことに偏見が無い。そこよりもすばるの足が生まれつき動かないことに焦点が当たってる。 すばるは仕事もあって仲良し両親も大切にしてくれて現状維持で満足しているけど、そこから新しいことを試す勇気が無い。 憧れの冬吾と出会ってすばるの世界がどんどん広がっていく。 冬吾は有名な写真家ではあるけど、自分を追い込むようなトラウマに囚われて人物は撮らない。 そんな彼が唯一「自分が撮りたくて撮る」のがすばる。愛だ❤️❤️❤️ すばる両親が本当に素晴らしくて冬吾との関係を認めて、冬吾のおかげで夢だったすばると海外旅行に来れたことにも感謝。ここに同性がどうのこうのって無い。ただただすばるが大切で幸せになったことを喜んでいる。それが見えてこちらももらい泣き😭 本当に読んで良かった。内容が美しい!!! 3巻既読。 泣くーーー😭 なんて尊いんだ😭 結婚式が軸になっている1冊。 すばる一家が素晴らしくて親に助言を求めるすばるも素直で可愛いし、アドバイスする両親も説教じみてない。冬吾ともすっかり親子。 結婚式前のラウンジでのすばると母親の会話にこちらも涙ボロボロ。 この作品は邪魔が入らず2人の関係、周りとの関係にフォーカスされていて安心して読める。 世界が優しい😭 

日の当たらない場所

閉鎖的な島に置き去りになった初恋

日の当たらない場所 たつもとみお
るる
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父親からは漁師の息子なのに日光アレルギーの出来損ない(←父親からの視点)と罵られ、更に同性愛志向に悩んでいた寛也は憧れの拓斗を自分の欲望で汚さないように島を出た。 一方で拓斗は浮気者の父親と共依存のような母親からの精神的な虐待でキチンとした恋愛ができないまま、責任を押し付けられたように島に取り残された。 そんな2人が15年ぶりに島の復興という名目で再会。当時お互いがほのかに惹かれあっていたのに何もなかったからこそ、初恋がずっと心の底に残っていて大人になった今、ようやく関係が前進した。 あんな島じゃ寛也は存在するだけで苦しかったと思う。しかも年月が経っても古参の島民は古い考えに凝り固まって寛也を受け入れようとしない。 あんな扱いされてよく助けようと思えるなと感心する。 私ならサッサと拓斗を島から出して東京に連れていくわ。 世代交代の若い層が取っ掛かりになって良かったけど。 途中、両思いになったものの仕事考えたら一緒に住むことはできないしどうなるかと思ったけど、復興事業があるからこそ拓斗が出張で島から出れるのね。 大好きなたつもとみお先生のイラストは最高でした😻

ミッドナイト・コンフリクト

犬猿の仲から本当のケンカップルに

ミッドナイト・コンフリクト 犬井ナオ
るる
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6巻まで既読。 これめちゃくちゃ面白い、最高!!! 文句言わずにいられないのに毎回最後には 落ちちゃってるし😂 ゲイバレして以来恒介は実家と疎遠だったけど、 篤がキッカケで元通り。 篤共々受け入れてくれた。 (事あるごとにオジサマ好きな篤が 恒介父にフラッ❤️としそうになるのウケる😂) 篤の母親は海外勤務だから同性愛には慣れてるし 受け入れてくれると思ってた。 コスプレのとこはお腹よじれたわー🤣🤣🤣 考えて1人解釈する前に口に出してくれ😹 そろそろシリーズの終わりも近そう。 ということで7巻完結! 終わっちゃうの淋しいーーー😭 2人の「結婚」ワードに対する勘違い。 決定的な単語を2人とも言わないんだもんw でも2人とも何がダメだったか自省してすぐに仲を修正できるようになったのが2人が培った関係性と成長だよね。 結婚式も予定のスピーチやめてみんなに今までの感謝するとこなんてすごく2人らしい! 遠距離入れてくる作品はほぼ好きじゃないけど、これはそこを数コマでサラッと流してくれたから問題なく楽しく読めた。 でもやっぱり淋しいんだよー😭 このケンカップル大好きでした。