「お前、本当に男だよな? なのに何で女みたいな抱き心地をしてるんだ?」双子の姉弟で少女漫画家を目指す藍(あい)とリョク。優秀な弟・リョクは『少女漫画界のカリスマ』と呼ばれる大作家・白雪うららのところへアシスタントへ行けることが決まっていたが、藍の不注意で腕に怪我を負ってしまう。白雪先生が出した「アシスタントの絶対条件」は『男であること』。藍は男装し、リョクのフリをして白雪先生の現場に行くことになる。ところが白雪先生の正体は、なんと超イケメン! 女だってバレたら即クビ! なのに、藍は次第に先生のことが気になり始めてしまって……?
英語の教師・諏訪と隠れて付き合う女子高生・杏奈は、諏訪とのデートを冴えない優等生・長谷川に目撃されてしまう。人気の女性徒に恋をしている長谷川は、大人の男と付き合う杏奈に、彼女と付き合うための恋愛指南を頼み込む。そんなの興味ないと、長谷川の申し出をいったんは断った杏奈だったが、課題を手伝うことを条件に長谷川の恋愛デビューを手伝うことに。杏奈の長谷川プロデュースは果たしてうまくいくのか…。
真面目で友達も少ない川島ひなたは、地味でも着実な人生を歩みたいと思っている高校2年生。そんなひなたのクラスにいる学園王子こと森口野ばらは家が裕福で、グレても人気者で成績優秀、自分とは違う世界の人間だと思っていた。ある日ひなたは野ばらが若い男と痴話ゲンカをしている現場を目撃!?BLと勘違いしてしまい、その場から逃げ去ったひなただったが、翌日野ばらから呼び出されてしまう。あれは大学生のフリをしてバイトしてたのがバレてもめてたと告白されたひなたは、野ばらから学校には秘密にしてくれと頼まれる。約束したひなたは、野ばらからお礼だと、なぜかいきなりキスをされてしまって!?それを機に野ばらとの距離が近づき始め…
アパレル会社でチーフディレクターとして働く吉住耀子(よしずみ・ようこ)は、社内で『取り扱い注意物件』と噂を立てられるほどの仕事の鬼。恋も、結婚も、仕事以外は全部捨てて働き続けていたそんなある日、蓮見航(はすみ・こう)が転属してくる。甘いマスクとその声に、部下の女性たちは色めき立つ。恋愛なんて自分には無関係…そう思っていた矢先、「可愛いですね。耀子さん――キス、してもいいですか?」と蓮見が近づいてきて…!?まるで、悪魔にささやかれてるような甘ったるく響く声が、私の体を、心を魅了して――…
滅多に外出しない在宅アシスタントの仕事で生計を立て、心配性の両親から離れてひとり暮らしをしている柚葉ちとせ。何人かのクライアントのうちのひとりだったデザイン会社代表・玄蕃諒(げんば・りょう)から破格の給料でフルタイムかつオフィス出勤のオファーを受けるも頑なに断っていたある日、業を煮やした諒が家まで訪ねてきて、無理やりデザイン事務所に連れ出されてしまう。10年来の相棒に逃げられたために、本業以外の部分に支障が出ているので、自分の専属のアシスタントになってくれと頼む諒。強引で性格は最悪、声もデカい諒とはメールでしか上手く会話できないちとせだったが、仕事を一緒にしてるうち、その美貌や振る舞いに惹かれ始める。諒も次第に、繊細すぎるちとせを公私ともに守りたいと思うようになるが、ちとせには怪しい隣人の影が…
「カラダの声に耳を傾けてますか?」――遠山穂乃佳(29)は、彼氏にフラれて友人の佐伯小春(30)に泣きついていた。穂乃佳の夢は、東京で素敵な人と結婚すること。上京して以来、仕事も恋愛も頑張っているイイ子なのだが、その純朴さゆえに、いつか誰かに騙されそうだと小春は心配していた。 そして、その心配は的中することになる。ある日、二人でショッピングに出かけると、”自然派”食品のスイーツを配る特設ブースを見つける。パンフレットには《女性のカラダには生まれながらに神秘が宿っている》という怪しい文言。さらには配られたスイーツには”子宮”のマークがあって――。「あなたのオーラは特別ですよ」そう声をかけられた穂乃佳は、幸せを掴みたい一心で《プロヒーラー》天喜の教えに手を伸ばしてしまう……。それが地獄の始まりだとも知らずに……。
岩盾(いわだて)ひかりは、2ヶ月前に離婚したばかり。ところが、未練なんてないはずなのに、なぜかいまだに別れた夫・晃久(あきひさ)に抱かれる夢を見る。そんなある日、会社の後輩で、年下の小郷翔(こごうかける)からも、恋愛対象としてアプローチされてしまう。さらに、夢の世界だけでなく現実でも、晃久に再会――「結婚は一生に一回でいい。ひかり以外とはしない」と、まるで復縁を望んでいるかのような言葉をかけられ、ひかりの心は揺らめくが…?真面目で一途なカワイイ後輩男子と、離婚理由以外は非の打ちどころがないハイスペックな元夫。そして、ひかりと晃久の離婚の原因となった《ある女》が、ひかりの前に現れ、事態が一変する。ひかりの恋の再スタートの行方は!??【収録内容】「33歳、バツイチ、恋愛からはじめます。」第1話~第6話
「キスマークって知ってるか? 虫(オトコ)よけ効果抜群だからな」新人社員の清子(さやこ)は、一回り年上で仕事の“鬼”の黒木部長に、ひそかに片想い中。しかし、ミスが多い清子はいつも黒木に怒られっぱなしで、到底、黒木に告白なんてできるわけもなく…。そんなある日、清子は別の社員に迷惑をかけるようなミスをしてしまい、とうとう退職を決意する。『辞める前なら……』と、清子は黒木に勢いで告白すると、黒木から思いも寄らない返事が!「お前と付き合う」てっきり清子を職場につなぎとめるだけの、“ビジネス彼氏”と思いきや、黒木の彼氏っぷりは、独占欲強めの本格派で!?もしかして、これってかなり本気で溺愛されてる……!??【収録内容】「鬼上司のヤキモチが可愛すぎます!!1 」第1話~第6話
バツイチって意外とモテる!?――建設会社の営業として働く岩盾ひかりは、2ヶ月前に離婚したばかりのバツイチ。大手メガバンク勤務の元旦那・晃久の女癖に愛想をつかせて別れたのに、どうしてかまだ彼の夢を見る…。その一方、コンビを組んで一緒に営業に回っている後輩・小郷翔からは、なんだか女性として意識されているような…? さらに、夢ではなく現実でも別れた元旦那から、なぜだか再びアプローチを受ける。真面目で一途なカワイイ後輩男子 VS 女癖以外は非の打ちどころがないハイスペックな元旦那!?? ひかりの恋の再スタートの行方は――?
「君はママなんだよ?今だって家中がこんな状態なのに、フルタイム勤務とか、2人目ほしいとか、どうするつもり?」「全部私ひとりでやらなきゃダメなの?子どもがいたら、やりたい事も我慢しなきゃいけないの?」――――まだ私たち夫婦が男と女だった頃。あなたが私を呼ぶ声が好きだった。私を抱いて何度も名前を呼んでくれた。「絢」って、何度も。なのに……何が変わってしまったというの?■2人目不妊、キャリアと育児の両立、セックスレス、不倫、そして……。崇(34)と絢(32)、夫婦の悩みをどう乗り越える?
「大事な人はいつかいなくなってしまう。だったらもう、そんな人は作りたくないと思っていたのに――…」9年前、初めての恋人を突然の事故で亡くした原田瞳は、他人と深く関わることや変化を恐れ、32歳の今も独身でいた。そんな瞳の楽しみは、仕事先のスーパーに、シングルファザーの沢村真吾と、彼の一人息子・はじめちゃんが買い物に来ること。ささやかな交流を温める瞳だったが、新しい恋に躊躇するのには、瞳の《家》に理由があって――……。■《母》の影に怯えながらも自分なりの人生を捜すアラサー女子、男手ひとつで育児しながら働く厳しさに晒される父子、そして明るく生きるも悩み多きシニア女性。ひとつ屋根の下で始まる、「普通」ではない家族の形。
めんどくさいって思われるのが怖くて、わたし、理解あるオンナを装ってる―――男性に触れられることに潔癖をこじらせていた沙絵と、EDになって仕事が不調だった九鬼は、それぞれの悩みを受け止め、乗り越え、恋人同士になった。しかし、仕事が順調になった九鬼は多忙で、2人で過ごす時間はなかなか取れず、距離感は今も”会社の先輩後輩”のような状態……。そんな中、九鬼の後輩で、空気を読まない大型新人・浅井大和が、沙絵に予想外のアプローチをしてきて!??またアノお悩みまで浮上し、沙絵の5年ぶりの恋愛は問題山積み!!ときに赤裸々で、ピュアなラブストーリー・第2章!【収録内容】「ケッペキさんとEDくん~あなたとゼロ距離恋愛したいのです~」第1話~第7話