昨日までは、友達
三上と河原は昨日までは、ただの友達だった。でも、放課後の教室で、友達以上の関係に…。誰も見ていないその場所で、二人はお互いのヒミツを分かち合う。明日もまた一線を越えるのか、それとももとの友達に戻るのか、誰も知らない。年頃男子の危うくエロティックなボーイズラブ!
「君の泣き顔で勃起してしまう俺は、変態なんだと思う」クラスの人気者の天海(あまみ)には、絶対に人には言えない秘密があった。それは『泣き顔に欲情してしまう特殊性癖の持ち主』だということ。映画やドラマのワンシーンで、自分を好きだと告白してくれた美少女をフッたとき、そして、花粉症の季節が到来したとき――。潤んだ瞳や、涙でくしゃくしゃに濡れた顔を見ると、俺は自分で自分を制御することができなくなる。もっと涙が見たい、もっとひどい目に遭わせたい…! 欲望だけで心が満たされていく。そんなある日、天海は最高に胸がときめく泣き顔の持ち主に出会ってしまった。彼の名は野神(のがみ)。こぼれる笑顔が可愛い優等生で、そして、重度の花粉症。ヤバい、野神といると、いつの間にか欲情してしまう。野神の涙が見たい。ひどいことをして泣かせたい――。友情と欲望のはざまで揺れ動く天海は……!?特殊性癖のイケメン人気者×涙が可愛い優等生の、欲望と純粋な想いの行方は?
「一夜限りで君にいい夢見させてあげる」見せつけるように硬く起ちあがったコイツのアレに唾液を垂らして可愛がる。やめてなんて言われてもやめてあげな…え、なんで俺が下!?――ゲイビのタチ男優として人気No.1を誇る俺、要 俊哉は、事務所命令でさわやか王子を装っているのもあって、男に告白されることも男にストーカーされることも珍しくなかったが、そこは上手くあしらってきた。…その日はたまたまイライラしたことがあって、たまたま俺の後をつけてくるストーカーがいて、ちょうどいいからコイツを満足させてやりつつ俺もスッキリしようと思って声を掛けたら……おいちょっと待て、俺はネコじゃねぇんだよ!!