俺の灯火 戦後、横浜。 元・天才脚本家の憬は、もう筆をとらないと決めていた。 脚本のモデルにした人物が、必ず不幸になるからだ。 ただ死を待っていたが、ある日、生きる理由が現れてしまった。 それは泥酔していた憬を、居候先の娼館で介抱してくれた燿一。 彼の無邪気さと妖艶さに、惹きつけられずにはいられず、どうしても燿一を書きたくなる……。 他の誰を犠牲にしても、何を犠牲にしても、 燿一だけは不幸にはしないと誓うが――。
鬼才・朝田ねむいが描く本格ゾンビBL…!!【高校教諭×マッドサイエンティスト】真面目で爽やかな佐田は、同僚や生徒から人気の高校教諭。ある日、放課後の見回りをしていると、そこには女子生徒に刃物で襲いかかる怪しい人影が。咄嗟に逃げようとするも間に合わず、佐田は命を落としてしまう。しかし、冷たい台の上で佐田は目を覚ましたのであった……。※本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannavol.74~78』連載の「リビングデッド」と同作品です。 重複購入にご注意ください。
ゾンBLこの物語には、強い感染力がありますので、ご注意ください。山奥のコンテナで、ひっそり暮らすライナスとコナー。彼らはそこで、―――人肉を食べて生きていた。教会に忍び込んで墓を掘り返し、死者をこま切れにして持ち帰る。ライナスがそんな重罪を繰り返すのも、すべては、愛しいコナーの命を繋ぐため。彼を生かすためなら、他者など牛や豚に等しいと、罪を重ねていくが―――。人であれ、ゾンビであれ、極限の世界で愛を貫く者たちの物語。吸引力の塊・富田童子の世界へ、いってらっしゃい。
MADK
歪んだ性癖のせいで“異常者”と言われ、一人ずっと苦しんできたマコトは、 ある日、半信半疑で手にした「悪魔を呼び出す本」を使い、召喚の儀を行った。 すると、そこに出てきたのは威厳ある美しい容姿に、ペラペラとよく喋る魔界の大公爵・J。 命と引き換えにマコトの秘めた願望を叶えてくれるというJと命の契約を交わし、 マコトは悪魔として生まれ変わるが――!? Cannaが放つ異才の大型新人・硯遼デビュー!
【本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannaVol.75』収録作品の単話配信です】同居人が拾ってきたのは――ウチュウネコ!? 元ハルヒラ「侵略!宇宙猫チャン!」【第1話】
子供の頃、薬草摘みの最中に倒れた妹を助けてくれたのは、異形の男だった。十年後、マルセルは嫁ぐ妹を見送ると「一緒に来い」と言われた約束を果たすため、彼のもとへ向かう。死の覚悟をしていたが──「友になって欲しかったのだ」存外に優しい目をしている彼、ギーゼルベルトの孤独を知り……。
【本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannaVol.71』収録作品の単話配信です】大注目のデビュー作!スズメ×白ヘビの和風ファンタジー開幕。 夏生んな先生「スズヘビ求愛論」【第1話】
【本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannaVol.64』収録作品の単話配信です】全ての物事を見通す“天眼”を持つ鴆・ティェンランがいる屋敷に盗みに入ったリュイは……。 文善やよひ「鴆 天狼の眼」【第1話】
【本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannaVol.64』収録作品の単話配信です】旅人・オルビットは職を探していた。そんな時、紹介された先で出会ったのは、美しきヒゲナシ――。 椛嶋リラコ「ジャルディニエの愛した毒花」【第1話】
【本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannaVol.62』収録作品の単話配信です】使用人×吸血鬼当主。吸血鬼の名家の使用人となった八雲は、館で唯一の人間。その血の味は──「好きな人間の血は 花の味がするの」 桂 小町「真っ赤なフリージア」【第1話】
【本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannaVol.58』収録作品の単話配信です】いい相棒になろう。特殊害獣対策室に配属された希少種の竜人と室長のバディストーリー。初仕事はひったくり犯の捕獲…!? ハジ「Badass」【第1話】
石橋防衛隊
強面の某大生・国分寺は、厳しい訓練に耐えている。すべては友人の石橋を守るためだ。天使の笑顔にしなやかな身体──授業中や部活中はもちろん、休日も彼に危険が及ばぬよう、常に注視していなくては! 愛しの石橋のため、国分寺は本日も奮闘す!! 常に理性が試される──! 首席某大生(むっつり)による、親友防衛戦。
これがデビュー作というか、人生で初めて出した同人誌というから、もう天才なのかも知れないな、、、色んな意味で。と思わせる、作品です。 グロテスクな臓物や、首をちょん切ったりと、おおよそボーイズラブと呼ばれるジャンルとは思えない描写があるため、正直、一体どこにこの漫画の需要があったのか、、、と読んだ時は思いました。というか、今も思っています。 大半の読者が主人公のカニパリズムに、共感する事は難しいのではないでしょうか? ◯姦とも取れる描写もあり、これをなんととるべきか?と読んでる側としてはなかなか戸惑います。 こんな漫画は初めてです。 それも、絵が上手く美しい為に、余計に不気味といいますか、人形でいう所の「不気味の谷」から感じる怖さに似た物を感じました。 異色の臓物飛び出しグロテスクボーイズラブを、よく商業誌で展開しようと思ったな、、、と編集者の思い切りに感動します。 本当に。 どちらにせよ、今後、どの様に化けて行くのかが気になる漫画家です。