名前も知らない同級生。いつも彼だけが、ひどく鮮やかに見えた――。いつでも人の輪の中心にいる人気者だけどどこか冷めたところがあるイケメンの青山翔太と、特進クラスに在籍する成績優秀で一匹狼な千川陽。クラスも名前も知らないけど、顔だけは互いに知っている。そんな対照的な同級生が、ある日、屋上へと続く人気のない階段で出会った。その日から屋上は二人だけの秘密の場所に――。沈黙さえ居心地がいい穏やかな時間を共有するうちに、どちらからともなく惹かれ合っていくが、陽には後ろめたいことがあって……?―――なんでオレとキスしたの?
俺がほしいくせに。感情ダダ漏れ手を繋ぐ、一緒に眠る、キスも一日一回。それに――そばにいる。身請け前に施設から逃げ出したガイドの渡里は、捕まえに来た元刑事のセンチネル・吉桐と約束した。けれど、事件の手がかりを追う最中、目的地を前に渡里は吉桐を置き去りにして……。今度は絶対逃がさない(君に触れてやっと息ができるんだ)
高校生の森崎は、ほんの出来心でしてしまった初めての万引き現場を社会人の羽良多に写メで撮られてしまう。秘密にしてほしいと嘆願する森崎に、「僕の言うことを聞いて、暇潰しに付き合ってくれるならいいよ」と羽良多が“ゆすり”をかけてきて……!?生きることに無気力な羽良多と、小さな罪を犯してしまった森崎。うまく社会に適合できない二人の逃避行の終着地とは――※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
恋に夢みて、恋をしたのは、ずっと一緒の幼なじみ不器用×天然生まれた時から何をするにも一緒の幼なじみ、晃と春人は大学進学を機に東京で同居をはじめた。何もない田舎から脱出して都会を満喫するはずが、突然現れて春人を「春」と親しげに呼ぶ男のせいで晃の頭の中は、ぐちゃぐちゃになった──。放っておけないだけだった幼なじみ相手に芽生えた独占欲。“恋はキラキラしている”なんて誰が言ったんだ。※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
俺、君に恋しちゃった。無職なお隣さん×悩み多き高校生 無職の隣人・春夏秋冬(ひととせ)から、唐突に一目惚れしたと告白された高校生の一郎。運命だと言われても、そんなものは信じられない。同じことを言って微笑んでいた両親も、今は喧嘩ばかりだ。あけすけに好意を示してくる彼に、困惑しかなかった。春夏秋冬(ひととせ)さんは、大人なのに子供っぽくて、だらしない変な人。でも、優しくて不器用で──すごく一途な人だった。※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
16才。高校の屋上で二人は出会った。一人を好む草次と、明るく社交的な海風。一見対照的に見えるが、家庭環境に恵まれず心の奥底に色々なものを抱えた二人は、出会ってすぐに自分達が同属であることを意識する。唯一、一緒にいて楽だと感じる相手に出会い、足りないものを補うように強く惹かれ合うが……。学生時代から大人へ。少しずつ変化していく二人の関係と、想いとは――※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
愛想の良い後輩・椎名が苦手な瀬田。きつく当たってしまい後悔するが、椎名は素直に反省して懐いてくる。打算的なのか天然なのか、その言動に戸惑うが、いつの間にか彼の笑顔に安心するようになっていて……。その他に初恋の相手との再会愛など、年上の男(ひと)への恋心満載!※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
【本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannaVol.98』収録作品の単話配信です】孤独な少年が祖母の藥を求めてやってきたのは、村外れの寂れた薬屋。そこから出てきたのは妖しく微笑む傷跡だらけの男で──…?なまくら次郎「とこしえのこどう」【前編】
贖罪のために生きる吸血鬼のステフは、吸血鬼の亜種であるシュクと出会う。孤独さに涙したシュクを連れ出し旅をする中、ステフは彼の血を飲み、その手の温かさを知った。けれど故郷で露わになった過去は、今なお悲しみと悔恨でステフを苛む。そして、巡り会ったシュクの父が明かした真実は、思いがけずステフの願いを叶えるもので──。※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
いちの先生、待望の新作…!この出会いは偶然で必然。完璧主義なカメラマンの飛野は、厳しさゆえに今日もカメアシに辞められてしまった。撮影現場に気まずい空気が流れる中、突然現れ「自分をアシスタントにしてほしい」と言う青年・光雄。自由奔放で、のほほんとしている彼と撮影をするにつれ、飛野は徐々にまわりと打ち解けていく。そんな時、光雄の名字が飛野が写真を憎む原因になった“彼”と同じであると知ってしまい……?きっと、たった一人理解してくれるだけでよかった。
「運命」に疑問を持つのって変かな……?Ωの市人は過去の恋愛のトラウマから「運命の番」を信じていなかった。ある日、大学の構内で出会った素行の悪そうな男。すれ違いざま、タバコに混じってかすめた匂いに市人は思わず彼の腕を掴んでいた──。誰もが憧れる運命なんて必要ないなのに、番の中条に胸が高鳴るのもただの本能のはずなのに、なんでこんなに胸が苦しいんだろう……。運命を信じないαとΩ「本能」に振り回される番たちが「恋」をするまで──。※本コンテンツは【単行本版】を分冊したものです。分冊版や単行本との重複購入にお気をつけください。
多分昔で言うところのガロ(僕は1997年生まれなのであまり詳しくない) のように規制が緩いような場所でしか出てこない作品があると思っていて 現代においてBLは少年誌とか青年誌とかと比べてかなり表現の幅に自由があるように感じる。 この漫画はBL漫画である必要は特にないんだけどもBLという自由に描ける土壌のある世界だからこそ世に出た漫画の1つだと思う。 だから僕はBLを読むのをやめれない。 物語としては生きたまま生物の肉を食べてみたい欲求のある男子高校生が人を殺してしまうかもしれないという恐怖から悪魔を呼び出し その悪魔の肉を食べ、その代償に悪魔として魔界に転生することになってしまうという物語だ。 この漫画には人体改造 獣人 リョナ カニバリズム などかなり禁忌的な要素がてんこ盛りで読む人を選ぶ作品ではあるが本質としては 愛ゆえにその人を傷つけたい その人の心に残り続けたい認められたいといった執着とかそういった感情の揺れ動きを描いている。 特に下級の悪魔は上級悪魔の名前を呼ぶと 魂が砕けて消滅してしまうという設定がこの漫画の舞台装置として上手く機能していて この設定があるからこそ活きるシーンが多い。BLにおけるオメガバースとかドムサムとかに匹敵するような発明になるんじゃね?とさえ思う マジで描写の凄さに面食らってしまうかもしれないけど これは凄い漫画です。 刺激の強い漫画が読みたい人はぜひ読んで