若手営業マンの宮本均は日々の激務とパワハラ上司に心身の限界を迎えていた。そんな時に出会った謎の美女「じゅり」は彼の全てを受け入れる救いの女神に見えた。彼女は真性の怪物と気付くまでは…!あらゆるサイコを詰めた狂女に、男の全てが壊される。その地雷を踏んだ時、本物の恋が始まるー-。衝撃の「地雷女」サスペンス堂々開始!!
国民的トップアイドル・音羽光。ノースキャンダルを徹底し清純派で知られていた彼女が殺された。その死は、彼女の売春疑惑とともに世に知らされる。彼女はなぜ素性を隠し、体を売ったのか、そしてなぜ死んだのかーー。偶像娼婦ヒューマンドラマ!!
ストーカー失格
突如起こった女性のバラバラ殺人事件。捜査の指揮を執るのは武蔵川署副署長・殿川慎吾。警察上層部の娘と結婚し、エリート街道を進むキャリア官僚。誰もが羨むそんな彼だが、裏にはもう一つの顔が…。それは、“ストーカー”―――。かつての恋人を忘れられず、似ている女性を見つけてはストーキングするという衝動から逃れられずにいる。そんな中、美緒という女性と出会い運命が狂い始め……。戦慄のインモラルサスペンス、開幕!!
裸のカルテ
新宿歌舞伎町にある不思議なスナック“やみよ”。その店には誰にも言えない“病”を抱えた人々が集まり―…“病の集まるスナック”を舞台に、訪れる客の誰にも言えない性の悩みを見事に解決!!!刺激満載の性のお悩み痴療劇!!
敗戦で失ったものを武力・財力で奪還せよ…!!死地で抗い窮地で猛る、戦後スペクタクルロマン!!時は昭和21(1946)年ーー大戦時に「狂犬」と呼ばれた傷痍軍人・高村伊知は、新興組織・長門商会を束ねる岡本宇ノ介に見出され、ヤミ資金を護る「番犬」として再び戦いに身を投ずることに…敗戦で失ったものを取り戻すことが組織の責務。海軍上がりの猛者どもが集う長門商会の一員として、陸軍上がりの高村は信を得て、任務を遂行することができるのか!?戦友そして亡妻への想いを胸に、孤高の軍人は奮い立つ!!
1813年、江戸・吉原――。華の街で生きる女がいた、名は“鉄”。吉原の最下層で絵を描く女が、内に秘めしは復讐の焔!漆黒の怒りが街を人を焦がしていく!!光は極楽、闇は地獄、リアル吉原サスペンス!!数多の死の果てに待つものとは…!!
フリーライターの越路俊介は、ある動画配信者からの助けを求めるメッセージに応え、富士山麓の樹海に向かう。そこには越路と同じように集められた動画配信者が数十人、彼らの目的は「樹海で活動する秘密教団・徐福神霊教」を探し出す事だった。だがその夜に事件が起きー樹海と闇の教団…その二つは彼ら配信者が持つ‘‘バズりたい‘‘本性を、醜いまでに炙り出す…!戦慄の承認欲求サスペンス堂々スタート!!
空虚に町工場で働く中山良平は、人生でやり残したことを一つずつ達成する旅に出る。そして、その傍らには無邪気な女の子が…!自分で決断したことがない男と、ワケあり家出少女が織りなす、最期を巡る運命の旅――。インディーズで人気を博した傑作が進化を遂げて生まれ変わる!!
RAWGUY
日本の総合格闘技における圧倒的なチャンピオン、北山武志。その栄光から15年、彼はジムの片隅で酒浸りになっていたーー。落ちぶれたスーパースターが、かつて彼を仰いだ若き天才と相見える。男の再起賭けし、激熱格闘技ドラマ!!
田宮優也は怯えていた。玄関の扉を開けると、妻の愛衣が夕食を作っている。そしてテーブルにはアザレアの花が飾ってある。ごく普通の日常であり和やかな新婚家庭のはず。しかし優也は怯えていた。なぜなら、数日前に愛衣を殺していた。死んだはずの愛衣が目の前で料理を作っている。何もなかったように。殺されたことを否定するかのように。愛憎と怨霊渦巻く呪われた物語。愛が深ければ深いほど恨みは増幅される。戦慄のホラー。
あなたは〇〇どうシてますか?私はこうシてます とある女性漫画家・不破真異。 前戯の時間は長め推奨?下の毛はない方がいい?口でスるのは当たり前? そんな世の中に出回る“性”にまつわるコトにまったく共感できない自分のため、自分だけのエロスを探究することに。 独論上等!限りなくリアルなガールズ・エロトーク、炸裂っ! 「私だってするんです」「こんな私がいたなんて」の小谷真倫が活写する、女の性癖大暴露なセキララ白書、執筆開始
依存白書
現代社会に蔓延る病魔“依存”──。閉塞感から溢れ出す不満。その心の隙に入り込む甘美な誘惑から“依存”に陥った3人のオンナの物語。SNS、SEX、SHOPPING…“依存”するものは人それぞれ、そして、それを助長させる悪魔のようなオトコがひとり……。戦慄の心理サスペンス、開幕!!
書影がかっこよすぎて久しぶりにジャケ買いしましたが、後悔していないです。 第二次大戦後の日本が舞台。 主人公は旧陸軍で「狂犬」と呼ばれた男・高村伊知。 終戦後の東京に戻ると、実家も妻もなくなった状況の中で、新興ヤクザ組織「長門商会」のボス・岡本宇ノ介と出会い、彼の用心棒として雇われるところから始まる。 岡本は元々海軍の主計長(ありていにいうと経理や兵站係)で、その流れから長門商会は旧海軍が集う場所。 海軍と「長門」商会と言う名から推測されるように、戦艦「長門」とも深い関係があって、岡本が戦時中にある目的で手にした「ヤミ資金」が物語の軸となります。 敗戦国としてGHQの支配を受けていた日本で、志をもって暗躍していく様は、読んでいて熱くなります。 そして当然、彼らを邪魔する反社的な組織、それらを裏で糸引く政治家の存在などが障壁として登場してきます。 彼らを相手に、高村や岡本はどう立ち居振る舞うのか? そして「長門商会」は本懐を遂げられるのか? 大人向けの半フィクションな物語として今後に期待したい作品です。