伯爵令嬢リリアーナの婚約者は、学園で大人気の“黒き流星の騎士(略して黒騎士)様”。学園の女性陣に羨まれたり嫉妬されたりするけれど、麗しい騎士ギルバートはリリアーナに何の関心もない様子……。このままでは婚約解消待ったなしと思い詰めたリリアーナは「よし、こうなったら学院卒業後には家出をして、魔法薬局で薬師になろう」と決意! 幸い薬師の才能があったリリアーナはとんとん拍子で美女・メリルに雇って貰える事になり、あとはギルバートから切り出されるはずの婚約解消を、笑って受け容れるのみ! ……ところが、『最後のお願い』の後、姿を消したリリアーナをギルバートは全力で追いかけてきて……!? 気持ちはすれ違っていたのに、溺愛されている!? どこへ行こうと追ってくる黒騎士様から、絶対に逃げられない異世界爆走ラブストーリー!
神様ありがとう! 男運も経験もほとんど無いままアラサーで死んだ前世の私も報われます!!アンジェラは突如前世を思い出した。そして今の自分が、前世で大好きだったロマンス小説の推しキャラ、ガチムチのジュダール将軍の“妻”で、今日が“初夜”であることに! だが、アンジェラは小説の中ではヒロインの異母姉で、ヒロインに嫉妬して破滅する悪女枠……。このままでは推しとエロエロ新婚生活を送るどころか、悪女道まっしぐらで斬首されてジ・エンド! なんとしても、とりあえずこの初夜、張り切ってエロエロに乗り切ってみせます!! そしてあわよくば……前世チートで結末をひっくり返し、この先も旦那様とラブラブな性生活を送りたい!!悪女に転生してしまった前世喪女と無骨で色事は不得手なマッチョな将軍閣下の、“初夜”から始まる溺愛ストーリー!
三次元の男性が苦手で二次元のキャラクターに恋している、世間知らずで無垢な令嬢・レティシア。しかしある時、七歳も年上の「不能公爵」との婚約を決められてしまい、大慌て! しかも旦那様となる公爵様は仮面を着けた不思議な風貌で、なんとレティシア最愛の推しキャラ“オスヴァルト”と瓜二つだった――! 性的な知識を全く持たないがゆえに大胆な行動をとるレティシアと、その無意識の“お誘い”に翻弄されてしまう年上のスパダリ・ジークハルトが、徐々に心も体もかけがえのない夫婦になっていく溺愛物語。ふわふわした幼な妻が繰り出す、無垢な官能シーンが刺激的! エッチだけどどこまでもピュア!? な異世界官能ラブファンタジー!
魔法使いの名家に生まれながらも、わずかな魔力しか扱えない落ちこぼれとして父親や婚約者から冷遇されているローザリンデ。魔法大学二年生の冬、自分が性的興奮で魔力が補給できる特殊体質だということを知る。厳格に躾けられ、醜いと罵られ、男性経験もないローザリンデには、そんな禁断ともいえる手法は受け入れがたいが、周囲を見返す大チャンスでもある。恥じらい悩む彼女に、大学の講師で女子生徒にも人気の優男、クレインがとある提案を持ちかけてくる。「私と魔法生物ならどっちがマシ?」一人でうまく興奮できないローザリンデの手伝いをしてくれるという。誰にも見せたことのないところに触れられ、最初はそれが快楽なのかもわからないまま喘いでいたローザリンデだったが、クレインの指を受け入れるたびに心も魔力も満たされていって……?エッチな興奮で人生大逆転!? 魔力が足りない落ちこぼれ学生と、色気ダダ漏れの軍人先生のエロティックラブ!
「なんでそんなに優しく抱くの? ヒロインのことが好きなくせに!」R18乙女ゲームの当て馬キャラに転生したルーナ。だけど、攻略対象が媚薬に苦しむエッチなゲームイベントの現場に、なぜか正ヒロインが来ない! ルーナはヒロインの代わりに攻略対象の魔法騎士・アレン様を助けるためにエッチをする羽目に! さらに、王家からの命令で、その後も関係を持ち続けることになってしまう。転生前の記憶から、ヒロインにも攻略対象にも――特にアレン様には――絶対に関わらないと決めたはずだったのに、どうして私がこんな目に!?
26歳にして未亡人となったアンネのもとに、驚愕の依頼が舞い込む。それは王子や貴族の子息達に「閨の手ほどき」をして欲しいというものだった。経験もある若き未亡人ということで白羽の矢が立ったようだが、老侯爵に嫁いで10年、実は処女のままだった! しかし、アンネは実は転生者。そこでアンネは前世で得た知識と経験を元に、「性技の座学」という秘策に出る! しかし、なぜかその授業に年上の義理の息子エリオットまでもが出席してて……。うら若き女性が真剣な顔で、張型を持ち出したり、体位の実演などするものだから、十代を中心とした初心な少年たちは赤面しまくり――どころかエリオット(実は童貞)も様子が変!? そんな斬新な授業が巷で評判を呼び、思わぬ展開が次々とアンネを待ち受けていて――? 爆笑&ドキドキのエロコメディ爆誕!
「ただの、脂肪に男はどうしてそこまで夢中になるのですか!?」婚約者を義妹に寝取られたあげく、色気がないと脂肪の塊のような胸を見せつけられたシシリアは、結局男は身体なのだと思い込み、お兄様と慕う王弟・アガートの邸に駆け込む。色気を身に着けるために愛人契約先を探して欲しいと頼み込むが、「いっそのこと私の愛人になりなさい」と提案される。しかも、“愛人契約”のはずなのに、デートをしたり贈り物をされたりと溺愛され、さらにはシシリアの知らないところで実は“婚約”に向けた動きが進んでいて――? 一回りも年の差のあるアガートの大人の愛に包まれて、不遇だったシシリアが幸せを掴み取るざまあ溺愛ストーリー!
「貴様、その程度の『魅了』で私を操れると思ったか! 貧相な小娘が……!」「ひ、貧相!? あなた私が貧相な小娘に見えるんですか!? う…嬉しい…!」「……は?」山奥で隠すように育てられた少女、エリスはある日精霊を助けたお礼(?)として常時発動しっぱなしの「魅了」の術をかけられてしまう。その術のせいで街中の男たちに追いかけ回される日々に疲れ果てたエリスは、国一番の魔術師であるカイルに助けを求めるが、明らかになった解術の方法はなんと「純潔を捧げる」こと。初心で男性との免疫がまったくないエリスは大パニック! それ以外の方法を探すため、カイルの邸に住み込みで働き始める。一方カイルも自身の見た目や爵位しか見ない女性に辟易としており、自分と同じ「異性はこりごり」という悩みを持つエリスと互いに助け合う同居生活に満足していた。しかし二人で生活を送るうち、その関係に変化が――? 惹かれ合いながらもお互いに「好きになったら嫌われる」と思い込んでいる二人は、指先が触れ合っただけで頬を赤らめるほどに純情すぎてーー? 女嫌いで、最強の魔力を持つ堅物魔術師と、世間知らずで純情な少女の、ピュアなキュンが詰まった異世界ラブファンタジー!
「……いっそ殺してしまいたい」それが最期に聞いたあの人の言葉だった――。婚約者だった自国の王子から婚約を破棄され国外追放を言い渡されたティアナ。その場で隣国の王子の護衛のワンコ系イケメン騎士・サイラスから求婚される。サイラスがドストライクのタイプだったティアナは求婚を受け入れ……いやいやいや、しませんけど!? だってこの人私を殺した犯人ですから! 実は一度目の人生でサイラスに殺された後、ティアナはこの場面に戻っていたのだ。二度目の今度こそは死亡フラグを回避したいと、サイラスの求婚を全力で拒否するが、どうしてもどうやってもこのワンコ系騎士の溺愛から逃げられない!! しかも甘く囁くその瞳の奥には昏い殺意が見え隠れしていて? ヤンデレ化した騎士様からとにかく逃げたい令嬢と、そんな彼女を絶対に逃がしたくない騎士様の、すれ違い追いかけっこ溺愛ラブコメ!
「あなたのリュカですよ、ジジ。……開けていただけませんか? 一秒でも早く、あなたに触れたいのです」王都で魔術書店を営むジョージアナには、月に一度エッチな関係を持つだけの相手がいる。リュカという名の彼のことは、出世見込みのない宮廷魔術師であること以外、何も知らない。ちょっと甘えん坊なところのあるリュカとの限られた関係に、ちょっと寂しさを覚えていたある日、ジョージアナは彼の子を授かったことに気づく。それをきっかけに「養ってあげるから結婚しない?」と言ってみると「はい、喜んで」と二つ返事が!ところが「仕事を辞めてくる」とリュカが出て行って間もなく、ジョージアナは王太子に捕らえられ、地下牢に閉じ込められてしまう――。罪名は『内乱罪』? え? どういうこと? なんと実は、リュカの正体は……。体の関係から始まる授かり婚ラブストーリー!
アンジェリカは夫に愛されないまま短い生涯を終え――目を覚ますと二年前の誕生日に戻っていた。アンジェリカ、ウィスタリア皇国の第六皇女は、黒の騎士団長であるレイモンド・ベルンハルトと婚姻を結んだが、死んだ初恋相手に操を立てた彼から「白い結婚を約束します」告げられ愛されることはなかった。死の間際に彼の幸せを願ったアンジェリカは、今世では身分を隠して黒の騎士団に入団し、亡くなるはずの女性騎士に代わって自らが死を選ぼうと決意する。そんな中、魔物討伐に赴いた先でレイモンドが瀕死の重傷を負い、助けるためにはアンジェリカの力が必要となり、二人は身体を重ねることになるのだが……。それ以降「俺だけの妖精でいてくれ」と甘い言葉でレイモンドに熱烈な求愛を受けて――。レイモンドの好きな人は一体? 2021eロマ大賞大賞受賞作。
歌うことで魔力を鎮めることができるため、『客と寝ない』ことで知られる従軍娼婦、イーリャ。失った故郷に心を痛めながらも、明るく振舞い逞しく生き抜いていこうと決めていた。ある日イーリャが極秘にと依頼された相手は――『銀氷の騎士』と呼ばれる冷酷無慈悲な魔術士シアン・アスベルクだった。攻撃力が高ければ高いほど魔力の暴走が起き、それを鎮静させるために兵士たちは娼婦と寝るのが常である中、シアンは『娼婦と寝ない』ことで有名だった。そんなシアンのもとになぜ? と訝しみつつも訪れるとそこには、苦し気に息を吐く彼の姿があった――。その日の交わりを境に、娼婦と寝ないはずのシアンがイーリャの元に通い始める。そして、互いの隠された心のうちを知るうちに、貴族と娼婦という身分差を超えて思いを寄せていくのだが……。素直になれない孤独な娼婦と冷たい仮面の下に純粋さを秘めた騎士のピュアラブストーリー。