LINE コミックスの感想・レビュー78件<<1234>>温泉に浸かると心身に染みるのは何故だろう。ゆとのと 泉紗紗Pom 大阪の湯阪温泉が舞台のお話。 経営の話かなと思いきや、湊を主にして、家族の話、恋愛も少しだけあってドロドロ話ではなかったからサラーっと最終巻まで読めた。 湊のお父さんの成長、湊との関係の変化が如実に現れていてよかったなと。 何よりも温泉まで足を運ぶこと、の意味を教えてくれた漫画だった。青春映画のような爽やかさ!リトル・ロータス 西浦キオぺそ完全に表紙買いした漫画です!ベトナムの街並みや屋台の料理がすごく素敵で、俊介とセンの関係が清く爽やかでまるで映画みたい! 家で薄着だったり、朝に練乳を入れたコーヒーを飲んでいたりサラッとベトナムの習慣が描かれているところがすごく好き。 まだ1巻までしか読んでないけど、俊介がベトナム人に認められるベトナム料理を作れるようになって、お店を開くことができるのか気になります…! 読むとベトナム料理が食べたくなること間違いなしの1冊です。 (画像は7話の手間がかかるフォー)女子高生が散歩するだけのマンガ。だがそれがいいぐるぐるてくてく 帯屋ミドリ兎来栄寿この文章を今正に池袋で書いているのですが、本作は主に池袋周辺を「散歩部」の女子高生が散歩する、それだけのマンガです。 電子の地図には頼らないというポリシーで紙の地図を持ちながら歩くもいつも迷ってしまう先輩と、そんな先輩にそそのかされて渋々散歩に付き合う内にその魅力を知っていく後輩。二人のゆる〜くふわっとした散歩の中で、その場所に込められた歴史や普段は気にも留めない面白味などが解説されます。 土地勘があり実際に行ったことのある場所も複数登場しているからこそより楽しめていると感じる部分もあります。しかし、一方で自分が行ったことのない場所の回でも同様に「こんな場所あるんだ!」などと楽しめてもいるので、まったく東京の地理は解らないという方が読んでも問題なく楽しめると思います。 『サヨナラさんかく』『放課後ミンコフスキー』の帯屋ミドリ先生の描く新たなる日常系。自分の住んでいる場所の近くにも、きっとまだ思いも寄らない面白いスポットがあるのだろうと予感させられ、自分でも散歩をしたくなるマンガです。表現力過多が生み出すギャグムラサキ 厳男子にわか表現力がある水準を超えるとギャグになる。前衛的な絵画を見て、ちょっと面白く見えるように。あるいはスタイリッシュさもある水準を超えるとギャグの誇張になる。これは坂本ですが?などの先駆者が証明しているように。 この作品は主人公の女の子が創作ダンス部の成立を目指す部活モノだ。流れは王道であるが、その端々はシュールで溢れている。それは言動や表現が大袈裟に大量に存在するからだ。この大袈裟な描写は一般的には多発させない。本当に重要なシーンが埋もれてしまう危険があるからと思われる。しかし、そこを逆手にとってスポ根シュールギャグ漫画に仕立てたのがムラサキだ! 一話をパラパラ捲ると、すでに2ページに一度くらいインパクトのあるコマが連なっている。初見の読者は間違いなく「なんだこれ……」となるだろう。好き嫌いは別れるだろうが、なんにせよ新しい。マンガ好きは一度は目にするといいかもしれない。 女子向WEBコミックランキング第3位文学処女 中野まや花mampuku 玉石混淆のLINEマンガですがこれは珍しく当たり。「100万人が選ぶ本当に面白いWEBコミックはこれだ!」にもランクインしています。 http://top.tsite.jp/news/book01/campaign/37767457/ カドカワ系あるいはもっとマイナーな青年コミックっぽい雰囲気の表紙とタイトルですが、中身は普通にレディース寄りの少女漫画って感じでした。出版社に勤める、恋愛経験がなく冴えない女主人公。ある日、新しい担当編集者として売れっ子でイケメンだがオンナ癖が悪いと噂される小説家の自宅を訪れるところから物語が展開していく。 「面白いヤツ(女)」とか言って気に入られるのってこの手の作品の常套パターンですね。可愛い子が酷い目に遭うqtμt キューティーミューティー ふみふみこ さやわか名無し確かに帯の通り。にも関わらず絵の可愛さやあまりにも記号化された演出のせいか、さほど深刻に捉えられない不思議な感覚。<<1234>>
大阪の湯阪温泉が舞台のお話。 経営の話かなと思いきや、湊を主にして、家族の話、恋愛も少しだけあってドロドロ話ではなかったからサラーっと最終巻まで読めた。 湊のお父さんの成長、湊との関係の変化が如実に現れていてよかったなと。 何よりも温泉まで足を運ぶこと、の意味を教えてくれた漫画だった。