怪奇の道は一日にしてならず!! 少女怪奇漫画を牽引し、『エコエコアザラク』でオカルトの扉を開けた古賀新一。『蔵六の奇病』等、その異質な作風が当時の子供たちにトラウマとなった日野日出志。『富江』を始め、その空想力で怖さの世界を広げた伊藤潤二。『不思議のたたりちゃん』他、90年代ホラーブームの女王として一世を風靡した犬木加奈子。その4人の創作秘話を描く!
月に一度のぜいたくで注目の寿司屋に行くOL・水野雫。ある晩、雫は初めて入った六本木のお店でとんでもなく寿司に詳しい男性と遭遇。この出会いが、雫の寿司への好奇心をさらにかきたてる――。
中学で限界を感じバドミントンを辞めた飛井 歩。彼が入学したのはバド部が弱小の望ヶ丘高だった。しかし、そこにはいるはずのないバドの天才・結城 翔の姿が!? 彼の存在が飛井の消えたはずのバドへの情熱を再び燃え上がらせる!!
遠い記憶の中で微笑む少女。同じ笑顔が目の前に現れた時、少年の運命は大きく動き出す――!! ある日を境に同じ夢を見るようになった少年・将太。幻覚のような奇妙な生き物……が目の前を闊歩し始めると、時を同じくして親しく接してくる留学生のアナに言いようのない不安を覚える…。将太の身に一体何が!? アナの正体とは――!?
麗漢(ライカン)とは、ライカンスロープ(Lycanthrope)、すなわち獣人を意味する呼称である。本作は、香港の裏社会に生きるライカン同士の、時に哀しく時に壮絶な、その生き様と闘いを描いた物語である。
あのダ・ビンチの末裔レオナルドは、ある理由から世界中の企業から命を狙われている。中でも最大の敵は企業王プロメテウスのビクター。襲ってくる刺客を天才的発明品で迎え撃つレオナルドの痛快グローバル大活劇がここに始まる!!
家出した父親の部屋は、大人気ゆるキャラ・タマッシーのグッズで溢れかえっていた。残された地図に記された場所で待っていたのは…? 可愛さとグロさのギャップ。想像力を触発するオチ。うぐいす祥子の脳汁(エッセンス)が詰まった10編を収録した短編集第2作! 本当の悪夢は、読み終えた後から始まる…。
法では裁けぬ悪を始末する復讐の代理人・闇狩人。間武士と士堂瑠璃は、漫画家と学生アシスタントとして生活を送りながら、闇狩人としての生き方を続けていた。彼等を動かすのは、残された人の真摯な願いと精一杯の報酬――。復讐劇は続く、悪ある限り…! 『闇狩人』新章、開幕!!
人間社会に潜み、人間を餌食にするヴァンパイア。そのヴァンパイアに命を懸けて挑む特殊部隊「VAT」。両者の壮絶な闘いを描くホラー・アクション決定版!!
27年前の土砂災害で消失したとされる羽生蛇村。周囲から隔離された村で起きた異様な事件に、実は大量虐殺があった呪われた村だとウワサされていた。そんな都市伝説に興味を持った須田恭也は、軽い気持ちで村に足を踏み入れてしまう。決して逃れることができない惨劇が始まるとも知らずに…。
生き物と人間が平等に暮らす街・キャルルCITY。この街の医療を支えるのは「神の嘴」を持つ文鳥たちだった! 人間では不可能な手術も難なくこなす文鳥医師団。医療現場の最前線で今日もクチバシがうずく!
明智小五郎回顧談
「余は如何にして名探偵となりしか!」 あの明智小五郎の幼少期から意外な父との出会い、江戸川乱歩との友人関係、そして探偵として活躍するまでを描いた、平山雄一氏の同名小説のコミック版・上巻!
生い立ち〜ホラー漫画家になるまでの道のりをインタビューして漫画化したものです。本人が描いた自伝ではありませんが、宮崎克の取材力とあだちつよしの漫画力によって本人が描くよりも読み応えのある伝記物になっています! 以下、ひとこと感想メモです。 【1巻】 古賀新一…手塚治虫も登場するし本家マンガ道と同じくらいウルッとしました。 日野日出志…何を思いながら「蔵六の奇病」を描いたかの話が読めてよかった。 伊藤潤二…漫画家になる前は歯科技工士だったことも、デビュー作が「富江」だったことも知らなかった! 犬木加奈子…普通の主婦がホラー漫画の女王と呼ばれるまでになったのは文字通り人生をかけてたからだったんだなぁ…。 【2巻】 御茶漬海苔…編集長に言われた一言が衝撃的すぎる。今だったら大問題になってると思う。 諸星大二郎…本人のインタビューもあるけど諸星大二郎だけ編集者の証言で構成されてる部分が多いので、インタビューでも寡黙だったんだろうなって思った(笑) 外薗昌也…霊感があることも含めてホラー漫画家のイメージそのままの人だと思った。 近藤ようこ…高橋留美子と同級生なことは有名だけど、本人から語られる話を読んだことがなかったのでとても貴重だった。今も交流があるんだなぁ。