警察マンガの感想・レビュー76件幕末コメディ、面白い!だんドーン 泰三子starstarstarstarstaralankこれはハマりました。 本作では日本警察の父、川路正之進を描かれており、ハコヅメも交番が舞台で、警察モノがお得意なのかと思ったら、元警察の方だとのことで納得です。なんとなく川路への敬意が全体から感じられ、読んでいて気持ちがいいです。 コメディ要素もしっかり笑えるし、歴史、政治の説明もポップでわかりやすくとにかく面白いです。 登場人物達が使う薩摩弁が愛らしく、声に出したくなります。大事な魅力の一つ。 とってもおすすめです。オチに至る前段が、違ってる⁈ワニ分署 篠原とおるチャコティ小学校時代に「ドキドキ」した、ヒロイン火野三夏の「エロの極み」の災難がまるまるカットされている。あの時代は「具体的な描写」ができなかった分、余計に刺激的なエッセンスとなっていた。大願成就の為の不条理、としてあのカットは!! どちらかというと『テセウスの船』というより『動的平衡』じゃない?テセウスの船 東元俊也 東元俊哉starstarstarstarstar_bordermampuku時間遡行をして人生をやり直したとしたら、それは本当に同一の自分といえるのか?という問いを有名なパラドックス「テセウスの船」になぞらえたタイトルだ。 ストーリーに関しては論理的整合性や感情的整合性においてやや粗い部分も感じられたもののサスペンスとして緊張感もあり、ラストは新海誠監督『君の名は。』のような美しい締め方だったし概ね面白かった。 ただ、タイトル『テセウスの船』がイマイチストーリーにハマっていない感じがした。 どちらかといえば「動的平衡」のほうが比喩としてしっくりくるのではないだろうか。 「動的平衡」とはシェーンハイマーの提唱した概念であり、日本では福岡伸一氏による著書『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』で有名になった言葉である。“生命”とは、取り込まれ代謝されていく物質、生まれ変わり続ける細胞どうしの相互作用によって現れる“現象”である、という考え方だ。 主人公の田村心は生まれる前の過去に遡り、そこで巻き起こる惨劇を阻止することで、その惨劇により自身に降りかかった不幸な運命を変えようと奮闘する。作品では、過去を改変して自らの人生を曲げようとする一連の試みをテセウスの船にたとえているが、やはりピンとこない。作中、田村心は殺人事件を未然に防ぐため凶器となった薬物を隠したり被害者に避難を呼びかけたりするが、その影響で心の知る未来とは異なる人物が命を落としたり、結果的に大量殺人を防げなかったばかりか予想だにしなかった事態を招くことになる。 この予測不可能性こそがまさに動的平衡そのものって感じなのだ。生命体は、船の部品のように壊れた部分を取り替えれば前と変わらず機能する、ということにはならない。ある重要なホルモンの分泌に作用する細胞を、遺伝子操作によってあらかじめ削除してしまったとしても、ほかの細胞がそのポジションを埋めることがある。これは心が殺人事件の阻止に何度も失敗したことに似ている。思わぬ不運や予想しない死者が出てしまったのも、脚のツボを押すと胃腸の働きが改善するなどの神経細胞の複雑さに似ている。 船は組み立てて積み上げれば完成するが、生命は時間という大きな流れの中で分子同士が複雑に相互作用しあうことで初めて現象する。『テセウスの船』での田村心の試みは人生あるいは歴史という動的平衡に翻弄されながらも抗う物語だったのかもしれない。オススメテセウスの船 東元俊也 東元俊哉starstarstarstarstarパイナップル面白かった!!!…事は覚えてるのに結末忘れてしまったのでもう一度読みたい。 武良井さんが真実を知った時にどう話が展開していくのか。。院内警察 アスクレピオスの蛇 酒井義 林いちstarstarstarstarstar_borderPom 院内交番、院内刑事ってあるんだ。 まず、登場人物も多く1回で自分分かるかな〜といつもながらに思ったのですが最初に、あらすじ等が書いてあるので、読むのに少し間が空いてもド忘れしたってことがなくてとても有り難かった。 武良井さんの彼女の本当の死因を調べるのもそうだがシリアスな中に、じんわりとする話が組み込まれていたり、少し笑えたり終始飽きなかったのでそれもまた良かった。 7巻でまた大きく話が動きそうで楽しみにしています。ギャグもシリアスも下ネタも全部盛りな最強エンターテイメントな警察物語! #完結応援ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 泰三子starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 交番勤務の女性警察官二名を中心としたエンタメ警察物語。 <ここがオススメ!> 笑って泣いて悲しんで、笑って笑って恐怖して、深く考えさせられて、そして、笑って—— 喜怒哀楽の全ての感情をこれでもかと持ってかれた全部盛りのハコヅメ。 下ネタもちょくちょく入ってきますが、キャラクターの個性や関係値を考えると納得の会話でもあったりと、キャラクターも全員魅力的。 物語の途中で『ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 別章 アンボックス』というスピンオフを挟まないと、ちょっと流れがわかりにくくなるところがありますが、これはだいぶ重いので、読んでみると「別章」である理由がわかります。 https://manba.co.jp/boards/135246 ただ、きちんとシリアスな内容もあるからこそ、明るく笑い飛ばせるコメディ部分がより輝きを増すのだなぁ、と。 平和と命がいかに素晴らしく、誰が守っているのかということを物凄く考えた作品でもあります。 が、とにかく物語や会話劇が面白過ぎて、どの巻も最初から最後まで読む手が全く止まりませんでした! <この作品が好きなら……> ・だんドーン https://manba.co.jp/boards/186182 ・刷ったもんだ! https://manba.co.jp/boards/114596 ・シガレット&チェリー https://manba.co.jp/boards/89350交番勤務のシーンが少ない?ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 泰三子starstarstarstarstar_borderゆゆゆ交番やパトロール以外にも、特別捜査本部にいたり、機動隊にいたり、交番勤務のおまわりさんはそんなに忙しかったなんて。 交番にいるおまわりさんはいつも同じ人と思っていたけど、実は違ったんだろうか。 そのくらいこの人たちは交番にいない気がする。 こち亀の両さんたちが交番に居すぎるんだろうか。知らない世界のことはわからないものだ。 本作は、すごく美人で毒舌の先輩と、「やめてやる!」と言いつつ続けながら辞めずに働き続けている天然で毒を吐く主人公。 二人のコンビがとても良い。 周囲の警官をまきこんで、漫才なのかコントなのか、テンポよく笑わせてくれる。 犯罪に関してもためになる。 最初の方にあった、「なんでルールを守らなければいけないの」は、なるほどなと勉強になった。 女警察官が主人公で、スポ根でもなく、お色気でもなく、恋愛でもなく。 ブラック勤務の辛さがにじみ出ているあたり、とてもリアルだ。 エロコメディというかエロ本よ...マルセイ!! 鯨川リョウstarstarstarstarstar_border宮っしぃ性犯罪を取り締まる部署に配属になった新人婦警の主人公 通称マルセイでは様々な性犯罪を防止・対処しており、痴漢に始まり、違法マッサージ店、キャバクラなどなど数多の場所に蔓延る、エロを悪に活用する輩を成敗する痛快なコメディ!ではあるんだが、エロのレベルがぶっちぎりでフェチ全開のエロで完全にエロ本と言えるレベル 個人的に鯨川先生好きだけど、なんでこのマンガが18禁判定されないのかマジで不思議なんだよなぁ... とはいえ、結構バトルシーンなどはしっかり迫力ある描かれ方でコメディやエロ以外の部分でも見所は多い でもめちゃくちゃエロいです、オススメ!続きが気になる作品テセウスの船 東元俊也 東元俊哉starstarstarstarstarこめつぶ漫画とテレビドラマ両方見たけどめちゃくちゃおもしろかった。 家族愛、サスペンス、色々な要素が詰まっていて、先が気になってどんどん読み進めてしまいます。 お父さんと初めて、過去の世界で出会う瞬間が好きです。漫画もドラマもどちらも好きです。監察医朝顔 木村直巳 香川まさひと 佐藤喜宣starstarstarstarstar_borderこめつぶ絵が古めかしいのですが、色っぽくて仕事のときはカッコいい朝顔先生。命を扱う仕事、すごいです。 朝顔は、死からかつての生を読み取っていく。 ストーリーも様々な人間模様を垣間見れ、人間味のある登場人物やストーリーに引き込まれました。 監察医のグロさはほとんど感じられず、エピソードがどれもほっこりしている。 朝顔と万平さんの掛け合いも面白く娘を想う父親の姿には心温まります。このお父さんがいい味出してて、気楽に読めます。 人間ドラマウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ― 神崎裕也starstarstarstarstar_bordermotomi単なる復讐モノではなく、友情や恋愛、仲間意識、精神的な成長が絡んだ、重厚感たっぷりな人間ドラマでした。 登場人物も皆個性が強くて、それぞれのスピンオフが見たいほどに魅力的です。過去に揉み消された事件が少しずつ明らかになってくるが、誰がクロかシロか、敵か味方か、最終段階まで解らない。中弛みもなく、スリリングな展開で、でも緊張ばかりでなく、適度にほっこりできたり笑えたり、バランスのよい漫画です。クロコーチの感想 #推しを3行で推すクロコーチ コウノコウジ リチャード・ウーstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載中に読んでいたがその時はなんとなくだったので今回まとめて読んだがこんなにおもしろかったっけ?という感想しかない。連載で読むよりまとめて読んだ方がずっと面白いが最終回に関しては人によって感想は違いそう ・特に好きなところは? 黒河内と白庄司の信頼関係。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ちょっとした長い休暇の際に一気に読むのがおすすめです。 『ハコヅメ』作者の新作は時代劇!!こんなん絶対おもろいやんだんドーン 泰三子mampukuニッチなテーマの「○○史」の漫画ってだけで期待値マックスなのにそれをやるのが秦三子先生とあらばそらもう間違いないですよ。事実、ふわふわ掴みどころのない日常系コメディとしてスタートした前作『ハコヅメ』とは異なり、今作は一話目にして緊張感も感動もフルスロットルです。傑作の予感しかない。 物語としては幕末から明治初期にかけての話になるかと思いますが、私のような日本史エアプ勢にもやさしい粒度で偉人いじり・史実いじりを織り交ぜてくるので、情報量が多い割にとっつきやすく楽しく読めます。 第一話が掲載されたモーニング29号での作者インタビュー記事は必読です。 ハコヅメ終了後に作者に降り掛かった不幸や、どん底にあっても消えなかったクリエイター魂、最終巻の表紙イラストに込められた秘話など、読むと目頭と胸が熱くなります。 執刀医と院内警察院内警察 アスクレピオスの蛇 酒井義 林いち名無し飄々と飴を咥えながら院内を闊歩する主人公。 院内警察なんているんですね…。 「患者さんは癌ですか…?」からの「もしかして癌手術を故意に遅らせました?」までのプロファイリングによる推察。 ん〜かっこいいな!? 病院内での患者側、医者側どちらもドラマがあり面白いです。すごい好き!!ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 泰三子starstarstarstarstar_borderこめつぶ面白くて、思わず一気に読んでしまった。 ドラマから漫画を探して読み始めたけど、とってもおもしろい!めっちゃ笑える! なにより警察の仕事の大変さも知れて凄く良い作品です。 ドラマがやっていたので原作を見にきたらドラマとは違う面白さがありました。 どのキャラクターも濃ゆくて魅力的で、 警察官の方を見かけるとついついありがとうございます!って心の中で呟いてます笑 マンガ読み始めるとドラマも見たくなりましたw 失っただけではなくて。LOST 八ツ目青児starstarstarstarstar_borderPom 絶妙なタッチの絵が好きでした。 世界観が伝わってくると言うか、個人的にはすごく好き。 最初は人物の名前を覚えるのに必死だったんですが、更に2回読んで内容が理解出来た時に、あ、面白かった!と思えた。 複雑で悲しい過去も、いずれは前を向いて歩いて行けるのかな。 トーマは警察官のヤギと出会えて本当に良かったんだと思う。 良く2巻でまとまったなと思うお話でした。 でも逆に2巻だから3回読めたのかも。 警察官に感謝!ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 泰三子ユーカリ元警察官の口コミを見て、気になって読んでみました。警察の仕事についてはかなりリアルだそう。それも面白いポイントなんですが、なにより人間がリアルだと思いました。 正義感を振りかざすだけの人はいなくて、現実の私たちと同じように疲れたり怒ったり、理不尽な思いをしたり。でもそれぞに譲れないものがあって、がんばって警察官をやっている。 かなり個性的な登場人物ばかりですが、それもある意味リアルなのかも。いろんな人がいるけど、それぞれの個性でがんばってて、私たち一般人は守られているんだなと思いました。こち亀を毎日1巻読んでいくスレこちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治starstarstarstarstar_border酒チャビン※ネタバレを含むクチコミです。お父さんが大好きで実家に全巻揃ってる!こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治starstarstarstarstarこめつぶ実家に帰るとこち亀の漫画の存在感がすごくて、全巻200巻越え?の漫画が並んでいると暇になると読み返します。 アニメで放送していた時は、家族の夕食の時間でみんなで笑いながら観ていた思い出もあります。 勘吉のとんでもない仰天行動仰天発言はいつになっても面白いw知ってるセリフでも永遠に笑い続けられるなって思いますw 子供と帰省をしているので早く孫も読まないかな~なんて言う父が微笑ましい笑 親子で読みたい漫画です! こち亀にでてたマイナーな登場人物こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治starstarstarstarstarマンガトリツカレ男後流悟 十三 一気読み!テセウスの船 東元俊也 東元俊哉名無し※ネタバレを含むクチコミです。私は夏海派逮捕しちゃうぞ 藤島康介名無しメカオタクで運転上手の美幸、バカ力の夏海。この最強コンビ織り成す婦警マンガです。 タイトル的には少し、スケべな香りがしますが、スケベシーンはほぼありません。 残念でした。 凸凹コンビの2人が、犯罪者と戦う爽快感が面白いですね。 サブキャラも個性的でGOOD 不良警察がヤクザの組織に潜入捜索土竜の唄 高橋のぼる名無しクズな落ちこぼれ警官が日本一のヤクザを逮捕する為、組織に潜入をする話。 これだけ聞いていると、「インファナル・アフェア」の漫画版?となりそうだが、本作はギャクマンガです。 現実的なスケベな描写もあり、多少絵に難ありですが、男受けしそうな作品ですね。(絵はだいぶ上手くなっていきます) 77巻と圧倒される長さですが、文字が少なくすらすら読める内容なのでまだまだ追いつけますよ!! 主人公はスピリッツはジャンプコミックスの主人公らしさも感じるので感情移入もしやすいです!両津勘吉のスキルセット!!こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治名無し207巻はぶっちぎり誰にも破られない記録。 両津勘吉のスキルセットが素晴らしく、寿司職人からプラモデラーまでこなし、マネタイズ可能なビジネスは即行動で、成果を上げます。 0→1でビジネスを立ち上げる能力はずば抜けています。 警察辞めれば良いのに・・・ 作者の秋元先生のサブカルの幅広い知識には驚かされます。 ミリタリーやガンにも造詣が深く、戦車はライフル、拳銃等かなり忠実に描かれています。 一度は読まないといけない作品ですね。 長いけど、全部短編なので、飛ばし飛ばしに読んでも大丈夫!! <<1234>>
これはハマりました。 本作では日本警察の父、川路正之進を描かれており、ハコヅメも交番が舞台で、警察モノがお得意なのかと思ったら、元警察の方だとのことで納得です。なんとなく川路への敬意が全体から感じられ、読んでいて気持ちがいいです。 コメディ要素もしっかり笑えるし、歴史、政治の説明もポップでわかりやすくとにかく面白いです。 登場人物達が使う薩摩弁が愛らしく、声に出したくなります。大事な魅力の一つ。 とってもおすすめです。