ぬいぐるみマンガの感想・レビュー8件[リリー]の[スレッド]で、リリースレッドリリースレッド 誰でもないstarstarstarstarstar_borderさいろくSNSの時代でもう廃れてきてしまっているけど、某掲示板のようにスレッド形式で匿名でくだらないことを話し合うという体験。 そんな匿名で責任もなんにもないからこそ、犯罪予告やら陰口やら、虚栄も嘘も妄想も、何もかも言いたい放題のそんな場所で生まれる物語って結構ある。 怪談話もオカルト板で有名なものがいくつも生まれていったけど、そんな話をリリーが紹介していくような感じで進行する短編集。 ちょっとずつ繋がってたり、なんだかんだで実はちょっと悪くない話になってるものもあったりして読後感がいずれも悪くないのが好印象。海外旅行「超」上級者がぬいぐるみと行く世界一周の旅! #1巻応援世界一ぬい旅~ぬい撮りしながら世界一周して来ました~ 英治あかりたか「ぬい」という文化があることは前から知っていましたが、ぬいママが具体的にがどんなふうにぬいと接しているかは知らなかったのですごく勉強になりました。 そしてなんと言っても。英治あかり先生の旅力が高すぎる……!!! 行動力・コミュ力・語学力・トラブル処理能力・危機管理能力。どれをとっても一級で見ていてとにかく爽快。 (しかも絵やマッサージなど、いざとなったらその場でお金を稼げるスキルも持ってる) 個人で海外旅行をするうえで、出会ったばかりの人について行ったり治安の良くないエリアを訪れるなど、危ない橋は渡るのは避けるべきです。でもその橋を渡った先にでしか得られない、人とのふれあいや楽しさというのが確かにあるんですよね。 これだけの旅力を備えていれば、こんな痛快な旅ができるんだ…!!とただただ痺れ憧れてしまいました。 スポーツでも芸術でも何事においても、一流の方のテクニックを見るというのは楽しいものですが、この本を読むと同じような満足感を得られます。かっこいい。 そしてなにより、こんなに旅慣れしててしっかりオタクなところが好き(相棒のぬいちゃんも某超有名女性向け青春水泳アニメのキャラ) 旅を終わらせた理由がうた○リのライブがあるからというのがめちゃくちゃかっこいいです。オタクの鑑。 全オタクにめちゃくちゃオススメしたいエッセイ&旅マンガです!アブノーマルバカップルを見守るぬいぐるみの気持ちぬいぐるみのきもち くぼたふみお野愛YES・NOまくらのようにぬいぐるみの向きでアレのお誘いの合図をするクソほどお幸せなカップル。 そんなカップルにブチ切れたり呆れたりしながら見守るぬいぐるみの気持ちを描いた作品。 ゾウとウサギのぬいぐるみが絶妙に可愛くない上に口が悪くて面白い。 そしてカップルのイチャつき具合が常軌を逸してて面白い。めちゃくちゃアブノーマルで異常なプレイをしてる様子なのでぬいぐるみじゃなくてもつい見たくなる。 象ノ助とラビラビはんというぬいぐるみの形状や名前から何かを感じ取ってしまうのは汚れた大人だからなのか…一周めより二周めのほうが面白くなるリリースレッド 誰でもない野愛心温まる話もあり、後味悪い話もあり。心臓に悪いびっくり系の怖さも、意味怖系のしっとりした怖さもあり。 一話一話読んでも面白いけど、リリースレッドとしてまとめられていることでより面白く味わい深くなっている。 一度さらっと読んでみて面白くて、二度めしっかり読んでみるとさらに面白くて、三度め読んで気づく面白さがあって……というように何度も読み返したくなる。考察とか伏線とかそういう言葉が大好物な人はたまらないと思う。 負の感情を食べてくれる負喰さん好き。お会いしたい。 「ぬい活」という文化を知る #1巻応援ぬいパパ 成人男子がぬいぐるみのパパになる話 灯乃モトnyae異世界の王子が日本のぬいぐるみ文化に感銘を受け、"ぬい"として転生するところから物語が始まります。そしてぬいとなった王子と運命的に出会った青年・国丸とのほんのりBL風味な微笑ましいドタバタライフがストーリーのメインですが、何も知らなかった私には今は当たり前に存在している「ぬい活」という文化について知れたことが何より大きかったです。 世の中には人の心の隙間を埋めてくれたり、無償の愛を注げるような存在は無数にあると思いますが、そのうちのひとつ、「ぬい」を愛でる文化はこんなにも大規模なものだったんですね。#ぬい撮り、#ぬい服 などをSNSでタグ検索すると、大事に愛されている子達が出てくる出てくる。 読んでいたなかでも衝撃的だったのは、購入したぬいを「うちの子としてお迎え」する儀式。いわゆるもともと商品に付いてるタグを、もし経済的に困ったときに高値で売れるよう付けたままにしておくんだそう。そして正式にうちの子にすると決まった際に初めてタグを外すという(もしかしたら漫画オリジナルの演出かもしれないけど、実際にありそうだなと思った)。 と、そうした知られざる「ぬい」の世界を知ることができた1巻でしたが、キスして人間になったりぬいに戻ったりする王子と恋愛経験なしのオタク青年・国丸の関係に大きな変化が生まれる(かもしれない)2巻、期待大です。 読者の頭がクラッシュする変態ぬいぐるみコメディぬいぐるみクラッシュ 熊之股鍵次たかぬいぐるみ大好きな男子高校生が、ひょんなことから全裸の男(※ぬいぐるみ)と暮らすことになるイカれたストーリー(褒め言葉) なお元から部屋にいたクマのむーむーたんも、ぬいぐるみ界から来た「生きたぬいぐるみ」で、その本性は無類のギャンブル好きのおっさん。 な、何を言ってるかわからねーと思うが、読めばわかる…! 一度読めば熊之股鍵次先生の描く、かわいいクマと男の子と変態の奇妙なハーモニーが癖になること間違いなし。 (追記) 好きなエピソードは、2巻のわたる君が手芸オフ会で女装する回。 サンデー本誌で連載していたことが信じられない(歓喜)横山旬の最新作は人形?の冒険劇あらいぐマンといっしょ 横山旬なまこデラックス独特のタッチでかわいらしいキャラを描くけど内容に深みもあって「変身!」とか好きだった横山旬の最新作。 今度は雷に打たれた男が意識を取り戻すと、ちょうど雷に打たれた時に捨てようと思っていたアライグマのぬいぐるみに魂的なものが入り込んでしまっていた男が、なんやかんやあってパンクスっていう男(普通の人間)と一緒に結婚を申し込むはずだった婚約者を探す旅の漫画。 基本的に旅先で出会った人たちとの事件なり出来事があって、また次のところへ旅立つっていうのを繰り返して行く。あらいグマンが捕まったり、パンクスが問題起こしたりするけど、最終的に大団円みたいな感じでまとまる。ついでにパンクスは暴力的で何考えてるかわからないけどなんか変なところ優しくて憎めない。上巻だけ発売されているので旅の終わりが気になる漫画。 呪いのうさぎ人形 全然怖くないよウサギコットン100% TONO地獄の田中たぶん、「ノブコ 34歳」っていう短編で呪いのうさぎ人形がはじめてでてくる。そのあとにそのウサギ人形が主人公のウサギコットン100%が5本くらい収録されている。 柔軟剤と漂白剤を鯨飲して体を白く柔らかくするのが趣味?な呪いのウサギ人形のいろんな人に迷惑をかけたりする話。呪いって言っても、口内炎をいっぱい作るとかっていう地味に嫌なやつくらいしかできない。なんか、ゆるいテンポのギャグでずっと読んでいられる系の漫画
SNSの時代でもう廃れてきてしまっているけど、某掲示板のようにスレッド形式で匿名でくだらないことを話し合うという体験。 そんな匿名で責任もなんにもないからこそ、犯罪予告やら陰口やら、虚栄も嘘も妄想も、何もかも言いたい放題のそんな場所で生まれる物語って結構ある。 怪談話もオカルト板で有名なものがいくつも生まれていったけど、そんな話をリリーが紹介していくような感じで進行する短編集。 ちょっとずつ繋がってたり、なんだかんだで実はちょっと悪くない話になってるものもあったりして読後感がいずれも悪くないのが好印象。