派遣マンガの感想・レビュー11件コンビニレシピ×元ヤン派遣OL派遣社員あすかの元ヤンごはん 大島幸也野愛グルメ漫画って飯×何がいちばん面白いかの大喜利みたいなとこありますよね。 でも大体の属性は出尽くした感があるので、さらに要素盛り込んでるものが多い気がします。 コンビニ食材のみの料理×元ヤンの派遣OL なるほど、確かにこれは相性がいい! 正社員を目指し、元ヤンをひた隠しにする派遣OL・あかねがコンビニ食材だけで簡単なご飯を作って食べるお話です。 お仕事要素や恋愛要素もちょっと盛り込みつつ、肝心の料理がポテサラで飯食ってたりあんパンちぎったやつだったり。 めちゃくちゃ美味しそうってわけじゃないのがとてもいいです。そういうのがいいんです。 後輩の百恵やコンビニ店員の四宮さんのキャラも良くて楽しく読める作品でした。ムカつく漫画だけど。ワタシ以外みんなバカ【単行本版(オリジナル描き下ろし付)】 かたおかみさお egumi名無しこの漫画の主人公である泉和代は確かに嫌な奴。でも、似たような漫画の「私ってサバサバしてるから」の主人公の網浜奈美よりはまだ救いがある。左遷されたのも一緒だけど、左遷先で、他の同僚の企画を盗んで、無職になった網浜と違って、仕事かアラフォーおじさんをサイボーグ化する話今日から派遣サイボーグ 小泉ヤスヒロstarstarstarstarstarひさぴよ美人科学者・白井景子と冴えないアラフォー男・山田カズオ。偶然であった二人だったが、山田はなすがままサイボーグに改造され、思わぬ活躍?をするコメディ連載。 脳に電極を刺して感情をコントロールしたり、腕にパワーアームを着けさせたり、優しそうな雰囲気で、山田の人権など無視して機械化するのが面白い。 作者は『競艇少女』の小泉ヤスヒロ先生。十数年ぶりにこの方の漫画を読んだけど、ヒロインの表情が良いよなあとしみじみ思いました。漫画バナー広告の横綱ワタシ以外みんなバカ【単行本版(オリジナル描き下ろし付)】 かたおかみさお egumi野愛漫画のバナー広告にまんまと釣られるのが好きです。 この作品もバナー広告常連なのでやっぱり釣られました。 仕事は完璧、ビジュアルも上々、自由に恋愛も楽しむ上目の女・泉。 というのは全部自称で、周囲からは協調性がなくて圧が強くてキツくてヤバい女と思われいます。 周囲の人はさておき本人が幸せならいいじゃないと思わなくもないですが、常に誰かと比べて勝ってなきゃ気が済まないのは満たされていないように見えてしまいます。 大人しそうな女性を見れば地味ブス、華やかな美女を見れば中身がない、自分に靡かない男は見る目がない…など。 よくもまあここまで悪意を持って生きられるよなあと感心してしまうレベルなので、なぜ泉がモンスターになってしまったのか背景が描かれるといいなあと思っています。 痛い目見てほしい気もするし、改心してほしい気もするけど、側から見てると面白いのでこのままの泉で突き進んでもらうのもいいかもしれません。 広告見て読みたくなった方はぜひ読んでほしいです、広告通りだから! ゆるくてゲスいはおもしろい派遣OLローテーション!! 藤真タケシ野愛結局のところゆるくてゲスいのがいちばん面白い。心からそう思っているし、なんなら自分もそういうひとでありたい。 ハル・カオリ・マキの派遣OL3人が仕事中暇な時間にどうでもいい話をするだけの漫画です。シフトの組み合わせ上、3人が揃うことはありません。 2人だからちょうどよく話が盛り上がったり盛り下がったり組み合わせの妙が楽しめます。 リアルなガールズトーク的なゲスさじゃなくてエグいけど雑な感じの下ネタが多くて好きです。マキちゃんすぐキン○マの話するし。 絶妙にディスりあったり噛み合わなかったりすることもあるし、超仲良しって感じじゃないところも好感が持てますね。適度な距離感保ちつつキン○マの話できる同僚って最高。ハケンの麻生さんは虫オタクハケンの麻生さん 仲川麻子nyae麻生さんが会社の引き出しの中で芋虫を飼っていることに対して、虫嫌いの同僚・原さんは全力で否定したのに対し、その他の人たちは結構肯定的。 しまいには「机の上で飼えば?」なんて、正直まじかよと思いました。 私はどちらかというと原さん側で、もし仕事場で虫を飼育してる人がいたらやめてくれ‼‼というと思います。漫画の中で誰かが言ってたけど「理解できないからダメっていうのは違うと思うよ」いやその通りなんですけどでも虫嫌いだし… とはいっても一冊読んだ感想としては最初から最後までずっと面白かった。 お仕事マンガとしても読めるので、納期に振り回されて帰れないとか、正社員と派遣社員の間で揺れたりとか、会社員あるあるが満載だと思います。 とくに私は感情の起伏が少なめで淡々と日々をこなすけど頭ではしっかり考えてる主人公が好きなので、この漫画はピッタリ。 麻生さんの虫好きは筋金入りで、道端での虫探しは日常。自宅のベランダでも虫が好きな植物を育てているし、休日は虫探しに遠出することもしばしば。 そんな姿を見てると、さっきも書いた「理解できないからダメっていうのは違うと思うよ」という言葉が少し受け入れられそうな気持ちになってくるから不思議…。 絵を見てもらうと分かる通り、ほんわか優しいので虫嫌いの人でも読めます。スーパーウーマンを派遣します派遣社員 お銀 神尾龍 落合尚之マウナケア聞いた話ですが、たまに派遣社員でもホントにスーパーマン(ウーマン)っているみたいですね。何でもできちゃう、資格もスゴイの持ってる、でも短期でしか仕事をしない。で、この漫画はそれを地で行くスーパーウーマンが活躍するお話。SEにCADオペレーター、看護助手に選挙プランナーと、異業種を渡り歩き、毎度事件に巻き込まれる。あぁデキる女はツラい、ってなストーリーです。ただ、この主役の蜂矢銀子、切れ者で妙にエロっちいのですけど、オトコに弱くコミカルすぎ。なんかもう台無しって感じですが、なまじ各業種の生々しい部分を題材にしているだけに、これが良い狂言回しになる。息苦しくなくて脱力するのがいいです。主役で息抜きというのもアレですが…。またこの作品、巻末にあとがきがついているのですが、これがまた作画家の人柄がにじみ出てて良い。全6話の取材裏話やちょっとしたネタばらしのほか、キャラへの思い入れについてのくだりもあり、あとがきのおしまいまでいい味出してます。 パワー・オブ・ドリーム企業戦士YAMAZAKI 富沢順マウナケア最終話のタイトルでもある「パワー・オブ・ドリーム」――。これを鳥がなぜ空を飛べるのかと重ねて、命は望んだ方向へと歩んでいくもの、と主人公の山崎は語ります。人もまた同じで、強くなりたいと思う格闘家は過酷な練習を自らに課し、どんな病気でも治したいと思う医者は知識の吸収にさまざまな症例を見る。じゃあ、われわれ会社員の望む道とは? そんなことを考えさせられるのがこの漫画です。山崎は過労死した後、サイボーグとなって復活し、業績の落ち込んでいる会社に派遣され斬新な企画を提供する特A級企業戦士。燃やせる缶や壁掛けテレビ、新型コミュニケーション空間の提供と、新製品をプレゼンしながら、業績が上向かない理由=人の心の問題を解決していきます。その問題とは考えることを止めたり、他人の足を引っ張ったり、簡単な仕事しかしなかったり、部下とコミュニケーションできなかったり、などなど。ライバル社の企業戦士との格闘を通し、ビジネスマンのあるべき姿を説く山崎の台詞は説得力十分。日々流されて二の次になってしまう”こうありたい”と思う心。それを忘れないようにしよう、と思わせてくれます。働き始めてわかる名言だらけの漫画企業戦士YAMAZAKI 富沢順マンガトリツカレ男2019年現在では実現しているものは多いが新製品のアイディアと懐かしいパロディの戦闘シーンがいい。連載当時の時代を知らないと面白さが半減すると思うが主人公「山崎宅郎」が各回の登場人物にいう「名言」は今読んでもいい派遣戦士派遣戦士山田のり子 たかの宗美かずら派遣戦士というと、YAMAZAKIかのり子か位しか思い出せない私です。 15巻出たので久々に読み返してみました>ω< こんな派遣社員さんが居たら、オフィス生活楽しくなるのかなぁ。 ひとまず肩こりとかひどくなってきてるので、つぼ押しして欲しい。 つぼ押しして欲しい(大事なことだから2回言ってみた) 化粧品買いに行きたくなったリメイク 六多いくみチハ百貨店の売り場というか、BAって買わせようとしてる感じがすごくして苦手だったんですけど、これ読んだら買いに行きたくなりましたね。
グルメ漫画って飯×何がいちばん面白いかの大喜利みたいなとこありますよね。 でも大体の属性は出尽くした感があるので、さらに要素盛り込んでるものが多い気がします。 コンビニ食材のみの料理×元ヤンの派遣OL なるほど、確かにこれは相性がいい! 正社員を目指し、元ヤンをひた隠しにする派遣OL・あかねがコンビニ食材だけで簡単なご飯を作って食べるお話です。 お仕事要素や恋愛要素もちょっと盛り込みつつ、肝心の料理がポテサラで飯食ってたりあんパンちぎったやつだったり。 めちゃくちゃ美味しそうってわけじゃないのがとてもいいです。そういうのがいいんです。 後輩の百恵やコンビニ店員の四宮さんのキャラも良くて楽しく読める作品でした。