保健室のせんせい。』という作品を読みました。珍しい男の保健の先生を主人公に、信頼を得る難しさと子供の悩みに向き合う真摯さのある、読み応えのある作品です。

この作品のメッセージとして「困ったら先生に相談してね」というのがあります。そういうメッセージを込めてこの作品を学級文庫に置いてもいいのでは?と思うのですが、似たようなメッセージ性のある作品って他にあるでしょうか?

男の保健の先生つながりで『放課後カルテ』のことを思い出しました。こっちは保坂先生と違ってだいぶぶっきらぼうな人ですが(笑)
『放課後カルテ』の方は子どもたちの抱える問題が結構リアルに描かれていたりして、なかなか小さい子に読んでもらおうというのは難しいかも。考えてみると保健室がテーマの漫画って描くのが難しそうですね。。。

放課後カルテは、私はまだ試し読みしかしていないので詳細は分からないのですが、子供の健康・病気に向き合う内容なのでしょうか?低学年には難しいかもですが、自分たちの体のことや病気の兆候を知って、相談につなげることができるなら、教室に置いてもらう価値があるかもしれませんね。

あと病気に限らず、先生や大人に頼って相談していいんだよ、というメッセージを送れる作品があるといいですよね。

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保健室のせんせい。

保健室のせんせい。

2017年度の学校基本調査で全国の養護教諭、助教諭、約4万人のうち、男性養護教諭はわずか66人。東海地方の新任男性養護教諭・保坂健輔は“養護の現場に性別は関係ない”をモットーに子どもたちの悩みに全力で立ち向かっている。マスク依存、第二次性徴への戸惑い、不登校etc.子どもの成長を助けることで、自分たちも成長していく熱き教師たちの物語、開幕です!

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