ワケあって未完の漫画にコメントする

話題に出たマンガ一覧

2件
藪の中

藪の中

『藪の中』は1922(大正11)年に発表された芥川龍之介の短編小説です。藪の中で起きた殺人事件について、関係者の7人が尋問を受けました。第一発見者の木こり、被害者の男を目にした旅法師、容疑者の多襄丸を捕まえた男、被害者の妻・真砂の母親、そして多襄丸、真砂、被害者の男の死霊までもが事件について語りましたが、どの証言も微妙に食い違います。しかも、7人のうち3人が男の殺害を自供しました。一体誰が、どういう理由で男を殺めたのか……証言を聞けば聞くほど真相が分からなくなっていくのです。『藪の中』は黒澤 明監督が「羅生門」のタイトルで映画化したほか、天海祐希と豊川悦司が主演を務めた「MISTY」、小栗 旬演じる多襄丸が主人公の「TAJOMARU」など、数々の映画作品になっています。改めて芥川龍之介の名作を読み返し、人間の弱さやエゴイズムについて考えてみてはいかがでしょうか。

チンプイ

チンプイ

「チンプイ」てんコミ初登場! 藤子・F・不二雄最新の人気作「チンプイ」(全4巻)が、てんとう虫コミックスに初登場! 藤子・F・不二雄の代表作の中で最も新しい連載作品「チンプイ」。1985年に中央公論社『藤子不二雄ランド』で連載開始。1989年にアニメ化された待望の人気作が、装いあらたにてんとう虫コミックスに初ラインナップです! 「藤子F不二雄大全集」と同じ高画質の原画スキャンデータを用いた、美しい製版でお送りします。藤子・F・不二雄の得意とするすこしふしぎなエッセンスが詰まった、夢と笑いと憧れがいっぱいの、日常SFシンデレラコメディ! 1巻の見どころ:ある日突然「マール星」のお妃候補にされ大迷惑のエリちゃん。お世話役の“科法”使いチンプイと、すったもんだの大騒動の始まり始まり!