完結したマンガの感想・レビュー16033件<<580581582583584>>入れ替わり野球マンガOVER TIME 天野洋一さかなジャンプで連載していたんですが残念ながら打ち切られてしまいました。新人の多いジャンプの中でも天野先生は絵が抜きん出てうまかったのでよく覚えています。 凡人ピッチャーと天才ピッチャー(幽霊)が入れ替わって行う野球の試合も、迫力があって好きでした。ヒカルの碁的なストーリー展開が期待できただけに3巻で完結は惜しいです。見せ場の作り方はうまいですし、話も面白かったですし、雑誌や読者層と合わなかっただけかなぁ、と。 つまり、好きなのでぜひ読んで欲しい1冊です。がんばれまりりん!悪女 深見じゅん大トロ悪女(わる)なのは周りの人たちで、主人公は無垢で健気でかわいいです! 応援したくなります。エグくて面白い漫画プラチナエンド 小畑健 大場つぐみ名無しバクマン。の作中で類似した設定の漫画をシュージンが考えていた!という点に興奮してる読者も多いはず。 プラチナエンド。 絵の尋常じゃないクォリティと話のエグさはジョジョ以来なんじゃないかと思う。 メトロポリマンとの対決は、とにかく熱く必見。 俺は海商王になる!!海商王 雁屋哲 かざま鋭二霧兵衛良かった点 ・良くも悪くも雁屋哲のアクが強い ・この頃のかざま鋭二の絵は最高 総評 ライバルと喧嘩で理解しあう/男とはなんだ?男の生き様とはなんだ?の自問自答を繰り返す流れになっている。海商王になる前に終わってるので消化不良 宮下あきららしさ全開のむちゃくちゃなスポーツ漫画嗚呼!!毘沙門高校 宮下あきらstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男絵の感じ的には名作「激!!極虎一家」のあとあたりかな。 内容はあらすじに書いてある日本一貧乏な毘沙門村の高校生三人が、理由は色々あるが、様々なスポーツに挑戦する。 野球編/柔道部編/ゴルフ編/マラソン編/ボクシング編はやはり「宮下あきら」しか書けない内容。完結編は毘沙門村が日本から独立するために総理大臣/国と対決する。気になる点は多々あるが気にしていたらキリがない... 普通のジャンプコミックスではなく「集英社漫画文庫」みたいなレーベルで発売していた覚えがある。 野球編に登場していたドカベソが好き リトル「喧嘩商売」ランカーズ・ハイ 中島諒mampuku喧嘩商売の少年コミック版みたいな感じでとても面白かったのですが、残念ながら誌上での人気は伸びず、アプリ版に移行してしばらくして完結。これからはちゃんとアンケ送ってあげよう…期待の若手作家さんです。まっすぐすぎる青春DAYS 安田剛士まーしょんスポーツ漫画としては王道の、初心者でヘタな主人公が名門サッカー部に入って努力していくという話だが、ここではストーリーも大事だが、主人公の”心”に注目して読んでほしい。 1冊読み終わるごとに1つ良いことをしたいと思えるはず。 現代の漫画家漫画の代表作バクマン。 カラー版 小畑健 大場つぐみ名無し映画でみた人にも漫画で読んでほしい作品。 漫画で漫画家を題材に扱うのは難しいが、本当によくできていて11・12巻くらいまでは伝わってくる熱が生半可じゃない。 それ以降は良くも悪くもキャラにスポットライトがあたり中だるみはしてしまうが、当初の目的は忘れずしっかり最後まで締めている良作。 編集部に直談判しにいくシーンが印象的。高校の陸上部での恋を描いた青春群像劇ピーチ・ミルク・クラウン 手原和憲mampuku キャラクターの細やかな心情に寄り添いながらも激しく濃厚なサッカー論を展開しまくった前作「夕空のクライフイズム」とは反転して甘酸っぱい恋模様を展開しまくっている今作。高校生の青春という部分では共通しています。 「夕空」では敗者の美学というのもテーマだったので、この恋物語の行方もひと癖ふた癖あるのではないかと期待しています。主人公と同じ子を好きなイケメンという強力なライバルがいるので、彼にはガンガン仕掛けて面白くしていってほしいところではあるのですが…昨今のラブコメでは恋のライバルにやきもきさせられる展開はあまり望まれていないようですね圧倒的に強い漫画キーチ!! 【合本版】 新井英樹starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)新井英樹マンガをあまり読めてなかったなーと思い読み始めたが、やはり凄まじかった。 器の大きそうな両親と、とんでもなくエネルギーに満ち満ちている幼児のキーチの核家族から話は始まる。 なぜかは分からないが、読み進めていくと最初からずっと泣きそうな気持ちで読んでいることに気付いた。 両親の愛ゆえだろうか、ノスタルジーだろうか、キーチの中に何かを見ているんだろうか、と。 2巻でようやく分かった、最初からそうだったんだ、そういう目線で描いていたんだと。 僕は2巻で涙が止まらなくなってしまった。 そこからは一気に読んだ。 パワー。 紙面から溢れる人間的魅力、迸る生命力。 あてられてしまった。 荒唐無稽な話にも思えるが、それを可能にしてしまうと思わせてしまう漫画の強さがあった。 何を見て何を食べて何に影響受けて育ったらこの強さを出せるんだろう。 恥ずかしい話、一生勝てないと思ってしまった。 もう、勝てないのはいいとして、早く、続きを読もう。 アイドルの世界の闇、そして光君はゴースト 染谷みのる名無しフィーヤンにて最終話まで読了。アイドルの世界の闇を描ききった感。敵キャラがあまりにも雑魚かったことはさておき、主人公の恋愛、または成長という意味では爽やかで読後感のよいラストだった。タイトルがダブルミーニングになっていること、それを最後の一コマに匂わせるという手法も秀逸。気持ちの良いざまぁ展開もあり、ドラマ化されてもおかしくなさそう。殺し屋少女を巡りマフィアや格闘家たちがバトルCYNTHIA_THE_MISSION 高遠るいmampukuおや、この傑作の口コミを一番乗り出来るとは運がいい…(200回目) ガールズ格闘漫画で一番アツくてブッ飛んでるのがこれじゃないでしょうか。 刃牙を始め、いろんな作品のパロディが混ざってる感じなのは作者の作品に共通するところです(カルロス島原の能力、既視感あるんですがわからない…ゲイ○ルグ?)。コミカルに流血沙汰やってるので読みやすいけどスリルもあって面白いです。ナニワの暴れん坊・我良の地球最強生物を決める、ぶん殴りエンターテイメント全生物に告ぐ オオヒラ航多マンバ運営【掲載誌】 アフタヌーン2018年1月号(2017年11月25日発売)より連載開始 【代表作】 読切作品『あの夏の雲』(good!アフタヌーン」#33掲載) 【受賞歴】 【公式ページなど】 モアイ http://afternoon.moae.jp/lineup/885 Twitter https://twitter.com/kota211293 pixiv https://www.pixiv.net/member.php?id=5397325 作者の母を追いつつ、自身の源流を探る物語HaHa 押切蓮介鳥人間近年の押切蓮介といえばハイスコアガールのイメージが強いかもしれない。「あの事件」によって憔悴しきった時期に、大物っぷり溢れる豪快な母の半生を描くことに挑んだヒューマンコメディ。 母の歴史を知ることで、母の言葉の重みを知っていく……なかなかに心に響くマンガ。うるさいだけだった母の小言が、作者自身にも、もちろん読者にも、ドスンと響いてくる。 母を素晴らしい存在として描くだけの良い話ではなく、若かりし母の残念なエピソードもちらほら。このあたりは従来の押切作品っぽさを感じつつも、それがまた「あーこんなことあったんだなぁ」というリアリティを感じられて良い。 過去作の「猫背を伸ばして」にも押切母が登場するが、こちらも合わせて読むとより楽しめると思う。 単巻で短いながらも濃密な作品でした!ちょいエロコメディといえるのか?天より高く 宮下あきらマンガトリツカレ男男塾のメンバーが出世しているのと頭のおかしい相撲取り、民明書房の話しか記憶がない。 ちょいエロのコメディだが、宮下あきらの絵柄なので表現できない難しい気分になる 魁!!男塾好きなら楽しめる。 日常と恩寵バベルの図書館 つばな影絵が趣味間断なく続くかにみえる日常生活には実は無数の分節があって常に枝分かれの可能性を秘めている、そのことを知ってしまったがために、今ある現実をあり得たかもしれない(無数にある)もうひとつの現実以上に重くとることを止めてしまった女の子のお話です。このお話には日常生活が崩壊していく恐怖感と、日常生活に対する諦念とが同居しています(なぜって、そのときはたまたま選ばれなかったというだけの道が無数にあるというのに、いま歩いている道をどうして本当の道と言えるのでしょう)。でもそれだけではなく、このお話には恩寵のようなものがひっそりと、でも確かに息づいています。それは例えば、取るに足らないような微か音や感触であり、普段は目にもとめないような光と影であり、それらはとにかくどの道とも無関係にあるいはどの道とも関係をもって日常生活にひっそりと息づいているのです。人はそれを天使といったり神様といったりするのかもしれません。 ムダなシーンが1コマすらない!鋼の錬金術師 荒川弘まーしょん基本的に重いテーマを扱っており、アニメ版のはじまり方など、少々のトラウマになったチビッ子もいるかもしれない。 しかし、テーマに反してコミカルなシーンが絶妙に組み込まれている点、登場人物たちが、それぞれ心に闇を抱えつつも乗り越え、成長していく姿、すべての敵キャラにも信念があり、インパクトを残していく点にも注目。伊織ちゃんが可愛すぎるI”s<アイズ> 桂正和やむちゃジャンプ史上最高のヒロインだったんじゃないかと思います。 連載当時の人気ぶりはすごかったですよね。とはいえ内容をあまり覚えていなかったのでぱらぱらと読み返しましたが、面白さと言うより女の子の可愛さ・エロさに重点を置いている話ということがわかりました。 BSスカパーにて実写ドラマ化が予定されているそうですが、伊織ちゃんが誰になるのか気になります。すごく。番外編 伊橋・ボンさんの 漫画家食紀行味いちもんめ 食べて・描く! 漫画家食紀行 あべ善太 倉田よしみ地獄の田中スペリオールの新連載として番外編 伊橋・ボンさんの漫画家食紀行が始まった。 大御所漫画家を巡って伊橋・ボンさんが話を聞く漫画。 1話目はモンキー・パンチ。 「おお、さすが金持ちだな」ってところから始まって、どうやって漫画家デビュー頃の話と今も3徹くらいしているっていう話があって面白かった。 デジタルマンガ協会の会長らしいが、だからってフォトショくらいならプログラム組めるのはすごいな 絶望ゆえの積極的な死十二人の死にたい子どもたち 熊倉隆敏 冲方丁starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。ももちゃんかわいい午前3時の無法地帯 ねむようこリカコ仕事にも恋にもがんばるももちゃんがとてもかわいくておもしろくて続きが気になるマンガです計算し尽くされた面白さDr.STONE Boichi 稲垣理一郎starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)異世界転生ものと同じ構図なんだなと最近気づいた。 なろう系とか転移とかいろいろあってそのへんの界隈はよくは分からないけどざっくり言って異世界転生もの。 異世界転生ものって、 現実世界で死ぬ→異世界で転生→現実とは全く違う環境→チート設定で無双 のイメージだけど、「Dr.STONE」はというと、 地球上で生物が謎の石化→3700年後に復活→文明が滅んだ地球→現代で持っていた科学知識で無双 という、いま人気の構図を噛み砕いてオタク臭さを上手いこと脱臭して分かりやすく派手にジャンプっぽくしていて、改めておーすげーなーと思った。 しかも1話ごとに科学が進化していってる様子が描かれているので、スピード感があって無双していて楽しい。 ちゃんとライバルもいるし、恋愛もありそうだし、本当に上手いなと思う素晴らしい少年漫画。 闇金ってコワイ闇金ウシジマくん 真鍋昌平めあり主人公に似てる人がバイト先の店長だった時のコトを忘れないくらい顔が濃いです。読み応えのある1巻完結インハンド 紐倉博士とまじめな右腕 朱戸アオstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)面白かった。 同作者の「ネメシスの杖」にも出てくる寄生虫の権威で天才的な紐倉博士が主人公の1話完結病気サスペンスもの。 「リウーを待ちながら」が秀逸すぎたので作者の過去作品を辿っていく形で読んでいるが、1話完結型でも内容が濃くて満足感がかなり高い。 このシリーズでの連載をずっと読んでいきたかったのだが、もう出ないのだろうか。 この漫画で扱っているテーマは、 ・水際対策を越えて入ってきた致死性のウィルスに対する初期対応 ・いきすぎたアンチエイジングブームからの不老不死への欲望 ・遺伝がもたらすものと環境因子 といった感じの濃厚な3話。 話の内容もかなり掘り下げられていて面白いが、登場人物の関係性も良く描かれている。 かなり変人だが天才の紐倉博士と、元医者の優秀な助手のやりとりがいい。 紐倉博士は目的のためには手段を選ばないタイプで、助手は倫理観、正義感から融通が利かない堅物なので当然衝突するのだが、二人とも優秀なので平行線ということもなく会話は案外建設的だ。 紐倉博士は興味で動き、助手は高い給料で釣られ正義感で動くのも対照的だ。 ドラマで見たいなとも思う。 インハンドというタイトルだが、全ては神の手の内ということだろうか。<<580581582583584>>
ジャンプで連載していたんですが残念ながら打ち切られてしまいました。新人の多いジャンプの中でも天野先生は絵が抜きん出てうまかったのでよく覚えています。 凡人ピッチャーと天才ピッチャー(幽霊)が入れ替わって行う野球の試合も、迫力があって好きでした。ヒカルの碁的なストーリー展開が期待できただけに3巻で完結は惜しいです。見せ場の作り方はうまいですし、話も面白かったですし、雑誌や読者層と合わなかっただけかなぁ、と。 つまり、好きなのでぜひ読んで欲しい1冊です。