完結したマンガの感想・レビュー16065件<<395396397398399>>少女漫画好き、恋愛漫画好きにオススメ恋愛カタログ 永田正実名無しマーガレットで連載していた恋愛少女漫画です。 占いが大好きな17歳の少女実果と片思いの相手修司くんとのラブストーリーが中心ですが、他の登場人物のラブストーリーも入り乱れて進みます。 初めて読んだのは小学生だったので大人っぽくてドキドキしたのを覚えています。 しかし大人になって読み返すと逆に甘酸っぱい青春のラブストーリーが描かれていたんだなぁと再発見出来ました。 少女漫画好き、恋愛漫画好きにオススメします!夫婦愛と親子愛に涙する感動の一冊セブンティウイザン タイム涼介まや70歳で初妊娠、そのまま出産した老夫婦のお話。 突拍子ない話に思えるが、実際は夫婦愛と親子愛、周囲の人々との関係性を丁寧に描いたヒューマンドラマの趣で好感がもてる。 晩年になってからの初めての妊娠に驚き戸惑い、それでも出産と育児に臨むおばあちゃんと、彼女を懸命に支える夫の姿は、互いへの誠実な愛情にあふれている。家族を作るのに大事なのは年齢よりも覚悟の有無だ、と痛感させられる。 おそらく作者は妊娠出産経験者(orその夫)であり、両親学校の話や妊娠して電車が怖くなるなどは私も経験があり納得がいった。好奇心で読み始めたけど普通に感動できる良漫画です。全員ゴルゴに見える日本極道史~昭和編 村上和彦名無し特に第1巻はキャラかぶりが激しい懐かしいです花のあすか組! 高口里純名無し学生時代に夢中で読んでました。 今の学生さんたちには想像できないようないわゆる「スケ番」と呼ばれている女子学生たちの喧嘩に明け暮れた青春時代のお話です。 制服は足首までの長いスカート、何にも入らないようなペッタンコの皮カバンがトレードマーク。 少女たちは筋を通す硬派な集団でそれぞれに組(くみ)がありつつも個人個人が自由に動き回ります。 主人公はタイトルにある「あすか」という黒髪ショートヘアの女子学生で学校にも登校しています。 喧嘩が強くて硬派で頭もいい(成績という意味では無く先を推測して立ち回ることに長けている)。 自分に甘い人間を嫌うので立ち向かわない人間には厳しいけど必死で立ち向かう人間のことは助けます。 当時は少女たちの姿に憧れましたし読んだ後は自分の目が覚めるような感覚を覚えました。 ちなみに喧嘩が強くて硬派な「あすか」のママはまるで少女のような感性の持ち主で、いつも「あすかちゃん」と呼んでケーキやおやつを準備してくれる。 そんなママに対して硬派な「あすか」は邪険な態度をとるけど、決してママのことを嫌うことはないということもこの漫画の素敵な部分だと思います。 コスモスってタイトルってさコスモス 光用千春さんだる※ネタバレを含むクチコミです。「保護」から本当の愛情へ…ご主人様と獣耳の少女メル 伊藤ハチあうしぃ@カワイイマンガ人間不信から老メイドと共に、大きな屋敷に閉じ籠ってきた女性は、老メイドの提案で一人の獣人を引き取る事にした。メイドとして働く獣人の少女・メルと、主人となった女性は、互いを思い遣る優しい関係を築いていく……。 ♡♡♡♡♡ 英国風世界観の美麗さと冒頭2話の優しいお話に、何処までも温かな物語が続いていくことを願ってしまう。しかし、事はそう簡単には進まない。 第3話から語られ始める「獣人」の設定は、ついスルッと受け入れてしまいそうになるが、「国家の保護管理」を示唆するワードがどうしても心に引っかかる。そうするとメルが日頃装着しているある装具が、妙にリアルな重さを常に思い出させるようになる。 世間を知らないメルは主人に信頼を寄せ、心安らぎ、親愛の情を寄せる。そして主人もメルの純粋さに、次第に「人を信じる心」を思い出す。 心を交わし、温もりを確かめ合う二人と、それを支える老メイドの生活は穏やかで、心温まる。しかし、メルの親愛の情が別のものに変容し、主人がそれを受け入れたいと思った時、「獣人」の設定はメルの装具のように生々しく二人に纏わり付く。 優しい日々に不安を潜ませ、二人の行く末の幸福を祈る物語として、または「国家・管理・差別」といった問題意識の寓話としても重みのある作品だ。 慈悲の心銀の聖者 北斗の拳 トキ外伝 原哲夫 武論尊 ながてゆかホーク元々、北斗の拳が好きでトキの生き様や、慈悲深い心が好きだったので、北斗の拳・外伝シリーズにトキ外伝が出たときは嬉しかった。悪者にも情けをかけ、痛みを与えずに退治する、心が優しすぎます。現代社会に生きる若者に、このマンガを読んで、人の痛みを感じる心や、思いやれる心を知って欲しいです。 愛と呪い愛と呪い ふみふみこ名無し作者の半自伝的作品。平成初頭のノスタルジックな空気感や思春期の閉塞感がリアルに表現されている。新興宗教を信仰する家庭において父親から性的虐待と母親から肉体的虐待を受ける主人公が、誰からも助けを得られず追い詰められていく過程が痛々しい。読んでいて重苦しくなるが、目を逸らしてはいけない。主人公のモデルは今泉か瀬川か…リボーンの棋士 鍋倉夫名無し将棋漫画の主人公と言えばプロ棋士or奨励会員が定番だが、これはその奨励会から脱落した棋士が主人公。挫折から立ち上がり前を向いて歩き始めた主人公と、それをライバル視する偏屈メガネの関係が良い。他にもベテランのアマチュア棋士たちや、ネットに強い若い世代など、みなキャラが立っており人物背景がしっかりと描かれている。プロ編入までが物語のゴールなのかは分からないが、続きが読みたくなる作品であるのは確か。ああ、懐かしのケイブンシャ大百科シリーズ恐怖!トラウマ漫画 つなん京助まさみその昔、ケイブンシャ大百科シリーズという文庫本がありまして、子供の頃に読んだ大百科として見覚えがある方も多いと思いますが、その中で、1980〜1990年代に掲載されていたホラー短編を描かれてきたつなん京助氏の作品を集めて、デジタル版で復活させたのがこの本です。身近なテーマを用いて、子どもが起こしがちなちょっとした残酷な行為を描いており、当時どれだけ多くの子どもに衝撃とトラウマを植え付けてきたか。しかし、この作品の目的は題名にあるトラウマを読み手に与えるというよりは、人としてしてはいけない行為描くことにより、人間以外の生き物を大切にしたり、自分がされたくないことは友達にはしない、というような人として最低限持つべき思いやりや礼儀を漫画を通じて伝えようとしているように思えます。画の雰囲気やテーマから、ホラー漫画のレベルとしては、基本は子どもに向けてのものですから、怖い世界の入門書としていかがでしょうか。 面白いと聞いてハラストレーション 原克玄名無し面白いと聞いて読んでみました。 気分が落ち込みがちな今こそ読めーーーー! 気分は中学生男子ですね。 中学生男子が考えてるけど、実際には言わないことをそのまま漫画にしちゃった…みたいな。 個人的には人間観察観察観察者がメタっぽくて好きでした。 コマの中のキャラがこちら側を認識した!?となるオチ。 秀逸でしょ… 天才だと思いますし、四六時中エロいことしか考えてないと描けない漫画に思えます!(褒め言葉です)相変わらず美しい。秘密 -トップ・シークレット- 清水玲子名無しシビアなSF少女漫画好きの方に、是非ともお勧めしたい漫画家さんです。この作品は一編ずつ独立したお話が多いので、読みやすいと思います。舞台は近未来、死亡後に取り出した脳で、記憶がモニターで再生されるようになっている世界(死んだ後に脳内丸裸ですよ)と、非常に恐ろしい設定なのですが、描かれる1コマ1コマが美しく、少々グロい世界も幻想的に昇華してしまいます(笑)こういうギャグ漫画好…ないしょの京子姉さん 葛西尚aicoこういうギャグ漫画好き。ギャップ。人間味に萌え。あゆくんたしかにかわいすぎる説。ヤンキーなのにいいやつっていうのも、ヤンキー漫画でも女子にも読みやすい。 クローズでなくWORSTの外伝新装版 WORST外伝 高橋ヒロシさいろくちゃんと高橋ヒロシが描いている本物の(というと他のに悪いが)外伝。 新装版じゃない方の1巻は当時読んだが、まだ続きがあったというのを知らなかった。 1巻は初代武装戦線の立ち上げの話を初代メンバーが語る話+おまけでビスコが花に義理を立てる話。 2巻は「その後のWORST」に近いちょっとした話と、WORSTで下宿先となっていた梅星邸のあの双子の若かった頃の話。 通して読んで、外伝でいいから高橋ヒロシ先生の描く話をもっと読みたいと思わせてくれる。ちょっと背伸びした感覚で読んでいたあの頃生徒諸君! 庄司陽子名無し私がまだ小学生(高学年)の頃や中学生の頃に、ちょっと背伸びした感覚で読んでいたのを覚えています。主人公のナッキーは天真爛漫で、スポーツも出来て、勉強も出来る女の子なので憧れる気持ちで読んでいました(私とは真逆だったので)。そしてナッキーが色んな試練を乗り越えて行く姿にも勇気づけられた漫画です。笑うこと以外何が出来るというのだろうか快楽ヒストリエ 火鳥名無し※ネタバレを含むクチコミです。 深みのある大人の恋愛ハネモノ 単行本版 大林あきらPom 一言で言うと胸がギュッとなる物語でした。 私が印象に残ったのは、千絵が榊先生にかけた、”過去に囚われてもいい。皆、過去を消さずに思い出しながら生きてるんだから”って言葉です。 色んなことを経験した人のとても重みのある言葉だと思って印象に残っています。 淡々と右葉曲折ありながらも進む大人の恋愛話に見えるけれど、深みのある言葉が今後もこの物語に味を出してくれるのではないかと思います。未来がやってくるHELLO WORLD 鈴木マナツ 曽野由大 映画「HELLO WORLD」 映画『HELLO WORLD』 映画『HELLOWORLD』名無し内気で自分をもつことが出来ないことに悩む少年の下に、まるで別人のように逞しい10年後の世界の自分がやってきて、恋の手解けをしてくれるSFとラブコメが合体したような展開が良いです。ヒロインの一行瑠璃が大変かわいらしいです。後半にはどんでん返しもありで深い物語性が楽しめます。全巻買い揃えたい彼方から ひかわきょうこ名無し何度も読み返しても、飽きない!! 主人公とヒロインの信頼関係が本当に好きです。世界観がしっかり作られていて、本筋のお話も凄くダイナミックでどんどん激しい展開になっていくのに、2人の変わっていく関係がとても丁寧に描かれていて、読む度に新しい発見があります。 まだ電子版でしか読んでないんですが、書籍購入もしたいです。 闇カジノをイカサマで食い荒らす #1巻応援カジノグイ 吉田史朗 野﨑花一 野崎花一くまぞう漫画ゴラクらしい、裏社会のギャンブルノワールといった感じで、1話目からずっと緊張感と勢いのある漫画です。大型店舗のカジノではなく、闇カジノと呼ばれる違法賭博店を舞台に、主人公ゲンがディーラーとなり、客や店側をイカサマにかけて金を巻き上げようとするのですが、その場の緊迫感たるや尋常ではありません。ミスれば「死」という状況の中、イカサマをどうやって成立させるか?読者をドキドキさせる演出が抜群にうまいのです。作画・吉田史朗さんの漫画はけっこう好きで、これまで『村上海賊の娘』『甲鉄城のカバネリ』など読んできましたが、いずれの作品でも「雰囲気」を持ってる主人公像が良いんですよねぇ。劇画すぎない、かといって今どきの画とも違う、画力のある作家さんだと思います。覚悟と胆力を感じさせる顔つきだったり、人物の表情が素晴らしいですね。あと、原作者の方も相当凄い人じゃないかと睨んでますが、検索しても情報が一切出てこないので何者なのか気になるところです。(誰かご存知でしたら教えてください) ちなみに、この作品タイトルを初めて見たとき、オッサン的には「女喰い」という往年のエロ作品を連想いたしました。ちょっとしたエロ要素を期待してた部分も正直ありましたが、いい意味で裏切られたというか、本格的なギャンブル漫画で逆に良かった感じがあります。日本でもカジノ法案ができて、これから盛り上がる題材かもしれないので、ヒットしてほしいですね。脳がとろける笑いまっかな人間像 桐島いつみ野愛めちゃめちゃおもしろい。脳がとろける。 人が死なない平和な作品が読みたいなと思って読んでみたら1話でめちゃくちゃ死にました。でも平和です。 低めのテンションで常に面白いことがおこり続けるので笑いすぎても疲れないし脳がゆるゆるになってとてもいいですね。 すぐ切腹しようとする板前さん好き。お刺身丸ごと食べてあげたい。 長編とか重たいストーリーの漫画読んで疲れたタイミングで1話はさむといい感じです。脳に休息を。 少女漫画の既成価値観と戦い抜いた最終回…! #完結応援風光る 渡辺多恵子せのおです( ˘ω˘ )少女漫画を支えていた1つの作品が、もう「見事」としか言いようがないほど素晴らしい最終回を迎えることができました。 『風光る』は、月刊flowersが創刊号からずっと連載されており、2020年7月号をもって23年間の連載に幕を閉じました。 本作は1997年~別冊少女コミックで連載が開始されましたが、2002年に別冊少女コミックがリニューアルされた際、プチフラワーと別冊少女コミックの一部連載作品を併合した形で創刊された月刊flowersに移籍されました。 flowersの元になった別冊少女コミックは、萩尾望都の『ポーの一族』『11人いる!』、吉田秋生の『BANANAFISH』、田村由美の『BASARA』など数々の名作を生んだ場であり、今もflowersでご活躍されている漫画家さんがご活躍していました。 flowersのもう一つの前身であるプチフラワーでは、24年組では竹宮惠子の『風と木の詩』、木原敏江、大島弓子や山岸凉子の短編、ポスト24年組と言われる佐藤史生、ささやななえ、そして彼女らの次の世代にあたる岡野玲子、吉野朔美、西炯子などなど、常に新しい少女漫画の価値観を生んでくれた多彩な作家陣でした。 つまり、月刊flowersは、既成価値観を壊し戦い抜いてきた作家陣の意志が残された、小学館の唯一の少女漫画雑誌なのです。 前置きが長くなりましたが、『風光る』がここまで見事な最終回を迎えられたのは、今現在のflowersに、前述した数々の巨匠たちの影響が残っている故だと思います。 また、『風光る』も、停滞している少女漫画の既成価値観に対し、23年間ずっと戦ってきました。 その功績の一つが、それまで難しいと言われていた、少女漫画で史実に沿った歴史ものを、最後の最後まで描き切ったことだと私は思います。 そしてその結果の、この最終回…!! flowersがなければ、この最終回は描けなかったのでは…?ともまで思います。 この完結を読むことができて、作品にとって雑誌というのはとても重要なんだな…と思うことができました。 (作品自体の感想は、以前書いた口コミを読んでいただけたらなと思います…!) 「ダメな子ほど可愛い」は飼い犬でも同じです。今月のわんこ生活 遠藤淑子名無しお散歩中に会う人たちには超愛想が良いのに、飼い主には見事なツンデレぶり。食いしん坊で、拾い食いのプロ(その度にお腹を壊すのに)。女の子なのに掃除機を壊すほどの暴れん坊、などなど、ボーダーコリーのナナッちのダメ犬ぶりを描きながらも、漫画家で飼い主である作者さんのナナッちへの深い愛情と、お互いの強い絆を感じさせます。ダメな子ほど可愛い、というのは人間の親子だけの話ではなく、人間とペットの関係にも言えること。犬と猫を飼っている私には「うん、そういうことあるよね」と共感してしまうシーンもちょくちょくあって、読んでいて思わず笑ってしまうこともしばしばでした。この漫画には、ペットを飼っている人によくありがちな「うちの子、とっても可愛いでしょ‼︎」的アピールがないのが好印象で、気持ちよく最後まで読み進めることができます。犬を飼っている人、飼っていた人、飼ってみたい人、みんなにオススメできる作品です。スペリオールの大ヒット時代劇アクションあずみ 小山ゆうくまぞうスペリオールの大ヒット時代劇アクションです。小山ゆうの作品はどれも面白いのですが、一つ選べと言われたら、月並みながら「あずみ」を選びますね。 なんと言っても主人公・あずみのキャラクター性が抜群に素晴らしいです。純粋さと鬼神のような強さが同居した精神性が好きですね。過酷な運命を乗り越え、成長する度に菩薩のような神々しさをあずみから感じました。作品内で、自分からあずみに殺されたがる者達がいたのもの頷けます。 ここまで生死観の突き抜けたヒロインはなかなかいないでしょう。まだ読んでいない方は、絵のクセや、巻数の長さに躊躇せずに是非読んでほしいですね。<<395396397398399>>
マーガレットで連載していた恋愛少女漫画です。 占いが大好きな17歳の少女実果と片思いの相手修司くんとのラブストーリーが中心ですが、他の登場人物のラブストーリーも入り乱れて進みます。 初めて読んだのは小学生だったので大人っぽくてドキドキしたのを覚えています。 しかし大人になって読み返すと逆に甘酸っぱい青春のラブストーリーが描かれていたんだなぁと再発見出来ました。 少女漫画好き、恋愛漫画好きにオススメします!