HELLO WORLD
本好きで内気な高校生・堅書直実の前に現れた「10年後の自分」。彼から未来の恋人・一行瑠璃の存在と、瑠璃が事故死する運命を教えられた直実は、彼女を守るため「10年後の自分」に手を貸すことになり…? 2つの世界が交錯する、恋愛青春SF開幕!
アイネクライネナハトムジーク
「出会い」が紡ぐ―― 愛とか、恋とか。素敵な出会いを探すサラリーマン、妻に出て行かれた中間管理職、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL、100円で歌のフレーズを提供する男…… 人生は楽しいことばかりじゃないけれど、道路工事の現場で、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。情けないけど、愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。それは、ごく普通の人たちが巻き起こす“小さな奇跡の物語”――
平太郎に怖いものはない
平太郎は16歳。高校へは行かずに、お好み焼き店を営んでいる。夏のある日から、平太郎の身の周りで様々な怪異が起こりはじめた。なにかの祟りのようだが、はっきりとはわからない。そういえばこの間、触れてはいけないものに触れてしまった気がする。周りの人は心配するけど、本人はどこ吹く風である。平太郎に怖いものはない。でも、本当にそうなのだろうか…… 現在の広島県三次市に実在した若き藩士・稲生平太郎が、実際の出来事として語り継いだ妖怪実見譚『三次実録物語』を基に描く、多種多様な妖怪たちと、恐怖に強い耐性を持つ主人公・平太郎の物語。
いかづち遠く海が鳴る
鮫島晃一(通称・こーちゃん)は冴えないおっさんである。そんな彼の前に突如現れた美女・かおちゃんは、光の早さでこーちゃんを籠絡し、ベッドイン! ここから始まるラブストーリー…と思いきや、謎の男とともにかおちゃんは姿を消してしまった。かおちゃんが暮らす場所…そこは天上界!? こーちゃんとのラブラブデイズを求めて、再び地上を目指すかおちゃん…彼女の目的は? あなたの「肉欲(?)」に着火する、新時代の超絶&超越ヒロイン、誕生!
リーマンミーツホスト
その瞬間、世界はきらめきはじめた。アイドルオタクとイケメンホスト、大人の“友情”物語。男性アイドルを眺めることが趣味の片山秀一。冴えない毎日を送っていた彼は、ある日偶然通りがかったホストクラブの前で、ホスト・月城悠に声をかけられる。恋人ナシ友達ナシのサラリーマンと、旬を過ぎたホスト。歌舞伎町での出会いをきっかけに、二人の人生は少しずつ近づいていく――。かわいちひろ初の漫画連載、待望の第1巻!
好奇心は女子高生を殺す
『世界一好奇心旺盛なのは女子高生なんだよ。』土星人、幽霊、死神、サンタにヒーロー、ゼリー人間!? 日常はいつも“すこしふしぎ”で溢れてる…… ノーテンキなみかんとクールなあかね子の2人が送る、宇宙規模の放課後をご覧あれ♪
母の元カノと暮らした。
母の晴海が亡くなって、父は蒸発。天涯孤独となった中学生・ゆうくんが引き取られたのは「母の元カノ3人が暮らす沖縄の家」だった!! 「やっぱ旦那じゃなかったなァ…」と最期の言葉をこぼした母が、最期に一緒にいたかったのは誰だろう? 開放的な南国の空の下、昔の母をよく知る3人と過ごす、奇妙な共同生活。
ツヅキくんと犬部のこと
雪に覆われた青森で、捨てられた犬猫の里親探しをする大学サークル「犬部」。まだ大人じゃない。でもなにかしたい。この子たちのために。話題のノンフィクションを、ポップで爽やかにコミカライズ。衿沢流、泣かせない(でもちょっと泣いちゃう)動物マンガ、ここに誕生!
今際の国のアリス RETRY
アリス新章!新たな「げぇむ」…開幕! 大人になり日々の仕事に励むスクールカウンセラー・有栖(アリス)良平がある日目を覚ますと、そこはヒト以外の生命に満ち溢れた渋谷だった。そんな混乱がおさまらぬ内に、明かりに誘われた先で出会ったのは見ず知らずの男女5人と……謎の男の死体! 異様な光景を前に過去の記憶が蘇る中…「げぇむ」開始が告げられる。難易度、「はあとのきゅう」「ちきゅうしんりゃく」いま再び「今際の国」に迷い込んだ有栖の命を賭したサバイバルが始まる―――
夜行
クチコミなし
森見登美彦の「夜行」を完全コミカライズ! 京都に住むある女子大生・長谷川さんが、鞍馬の火祭りの日に姿を消した。その日から十年を経て、ふたたび鞍馬に集まったのは、学生時代の長谷川さんの仲間たち。彼らが語る、五つの夜の物語…! 上下巻同時刊行!! 第一夜 尾道 失踪した妻を連れ戻しに尾道を訪れた中井。そこで出会ったのは、「変身」してしまった妻だった。第ニ夜 奥飛騨 会社の先輩・先輩の彼女・彼女の妹を旅のメンバーに、奥飛騨に旅行に行った武田。そこで、未来の見える女性を車に乗せてしまい.…? 第三夜 津軽(前) 夫と、その後輩との鉄道三人旅に出た藤村。寝台列車が走り抜けて着いたのは、青森。そこで思い出したのは、懐かしい記憶。