あらすじ

稀代の天才学者・佐久間象山から、小太刀日本一の腕を見込まれフランス人少女・白菊の護衛を依頼された会津藩士・佐々木只三郎。その対価、三百六十万両。少女を狙うは水戸の手先・芹沢鴨、剣聖・男谷精一郎、そして坂本竜馬。坂本竜馬の策謀で水戸の北斗・千葉周作と男谷精一郎が激突し、その裏では佐々木と芹沢が死闘を開始。白菊を巡り時代が幕末へと変容していくことに、この時はまだ誰も知る由がなかった。そして、すべての決着は佐々木の小太刀に委ねられる――! 幕末幻想活劇、いよいよクライマックスへ。
幕末イグニッション(1)

坂本竜馬暗殺犯と噂される男・佐々木只三郎。小太刀日本一と称されるこの佐々木、暗殺の日より十三年前の江戸で、稀代の天才学者・佐久間象山から、あるフランス人少女の護衛を依頼される。その対価、三百六十万両。少女を狙うは水戸一派、勝麟太郎、そして坂本竜馬。この事案をきっかけに時代は「幕末」へと変容していく――。

幕末イグニッション(2)

稀代の天才学者・佐久間象山から、小太刀日本一の腕を見込まれフランス人少女・白菊の護衛を依頼された会津藩士・佐々木只三郎。その対価、三百六十万両。少女を狙うは水戸の手先・芹沢鴨、剣聖・男谷精一郎、そして坂本竜馬。坂本竜馬の策謀で水戸の北斗・千葉周作と男谷精一郎が激突し、その裏では佐々木と芹沢が死闘を開始。白菊を巡り時代が幕末へと変容していくことに、この時はまだ誰も知る由がなかった。そして、すべての決着は佐々木の小太刀に委ねられる――! 幕末幻想活劇、いよいよクライマックスへ。