新米舞台俳優の葛城ユウ(かつらぎ)と神崎ナオヤ(かんざき)は、今流行のゲームを題材とした舞台に出演することになった。プライドが高く、自他に厳しいユウと、人懐っこい性格で、仲間と一緒に舞台を作り上げようとするナオヤ。お互い目的は一緒なのに、衝突ばかり。そんなある日、二人をみかねた監督に呼び出され、二人に告げられた内容は、「息の合った演技のために、舞台が終わるまで共同生活を送れ」というものだった。さらには、役作りのために「色気を出せ」とも言われて――…二人は舞台の成功のために、共同生活を送りながら、「色気」の出し方を模索することになる…