あらすじ

あの『ゴーマニズム宣言』が、23年ぶりに『週刊SPA!』に復活!! 小林よしのり、最期の戦いが「より凶暴に」始まる! 1995年、オウム真理教事件への報道姿勢の違いから『週刊SPA!』と決別した小林よしのりさんが、23年のときを経て『ゴーマニズム宣言』の連載を再開し、『週刊SPA!』に復活しました(2018年4月から)。小林さんは『ゴー宣』を復活させた理由を、次のように語ります。「再びわしが毎週という過酷なペースで『ゴーマニズム宣言』を描くことにしたのは、怠惰と堕落の底に沈んだ日本を、再浮上させるための最期の戦いが必要だと決意したからである。未だ皇位の安定的継承もならず、戦後レジームからの脱却もならず、貧富の格差拡大や、少子高齢化における将来不安、女性の地位やLGBT等の問題、先端生殖医療の倫理観など、あらゆる価値が混沌とする状況で、総合的に語る思想漫画を子孫に残しておこうと考えた。」(巻末収録「檄文」より)するどく現在の社会問題に切り込む本作では、●安倍改憲には権力の暴走を縛る「立憲的改憲」で対抗せよ! ●オウム13人の死刑を経て、「オウムに殺されかかった漫画家」としてあの事件を総括! といった大テーマのほか、セクハラ問題、日米地位協定、新幹線通り魔殺人事件など、さまざま事象に対し、「ごーまんかましてよかですか!?」と数々の"断言"な問題提起します! 【小林よしのりさんプロフィール】漫画家。1953年、福岡県生まれ。『東大一直線』でデビュー。『おぼっちゃまくん』などのギャグ漫画が子供たちの間で大ブームに。1992年、『ゴーマニズム宣言』の連載スタート。思想エッセイ漫画という新ジャンルを打ち立て、1998年の『戦争論』も大ヒット。その他、『沖縄論』『台湾論』『天皇論』などヒット作多数。2014年、23年ぶりにかつて決別した『週刊SPA!』で『ゴーマニズム宣言』を復活させる。【本誌掲載内容】第1宣言 復活の狼煙を上げる第2宣言 西部邁、属国に死す第3宣言 権力忖度システムの愚劣第4宣言 立憲的改憲という選択がある第5宣言 女人禁制は伝統ではない第6宣言 セクハラより人材だ第7宣言 枝野幸男・コスタリカ・ガンジー主義第8宣言 長谷部恭男の愚民思想を撃つ第9宣言 地位協定と憲法9条第10宣言 安倍「自衛隊明記」の危険第11宣言 「自衛隊明記」に潜むコンプレックス第12宣言 君たちはどう生きるか第13宣言 オウム教祖・幹部、死刑執行第14宣言 なぜ高学歴の若者がオウムに入ったか第15宣言 VXガス暗殺団との戦い第16宣言 吉本隆明らインテリの犯罪第17宣言 オウムを利する危険なリベラルBEFOR 2nd Season特別収録 教育勅語で道徳は復活しない特別収録 憲法と山尾志桜里の真実檄文 『ゴーマニズム宣言』の復活をここに宣言する!
ゴーマニズム宣言 2nd Season 第1巻
あの『ゴーマニズム宣言』が、23年ぶりに『週刊SPA!』に復活!! 小林よしのり、最期の戦いが「より凶暴に」始まる! 1995年、オウム真理教事件への報道姿勢の違いから『週刊SPA!』と決別した小林よしのりさんが、23年のときを経て『ゴーマニズム宣言』の連載を再開し、『週刊SPA!』に復活しました(2018年4月から)。小林さんは『ゴー宣』を復活させた理由を、次のように語ります。「再びわしが毎週という過酷なペースで『ゴーマニズム宣言』を描くことにしたのは、怠惰と堕落の底に沈んだ日本を、再浮上させるための最期の戦いが必要だと決意したからである。未だ皇位の安定的継承もならず、戦後レジームからの脱却もならず、貧富の格差拡大や、少子高齢化における将来不安、女性の地位やLGBT等の問題、先端生殖医療の倫理観など、あらゆる価値が混沌とする状況で、総合的に語る思想漫画を子孫に残しておこうと考えた。」(巻末収録「檄文」より)するどく現在の社会問題に切り込む本作では、●安倍改憲には権力の暴走を縛る「立憲的改憲」で対抗せよ! ●オウム13人の死刑を経て、「オウムに殺されかかった漫画家」としてあの事件を総括! といった大テーマのほか、セクハラ問題、日米地位協定、新幹線通り魔殺人事件など、さまざま事象に対し、「ごーまんかましてよかですか!?」と数々の"断言"な問題提起します! 【小林よしのりさんプロフィール】漫画家。1953年、福岡県生まれ。『東大一直線』でデビュー。『おぼっちゃまくん』などのギャグ漫画が子供たちの間で大ブームに。1992年、『ゴーマニズム宣言』の連載スタート。思想エッセイ漫画という新ジャンルを打ち立て、1998年の『戦争論』も大ヒット。その他、『沖縄論』『台湾論』『天皇論』などヒット作多数。2014年、23年ぶりにかつて決別した『週刊SPA!』で『ゴーマニズム宣言』を復活させる。【本誌掲載内容】第1宣言 復活の狼煙を上げる第2宣言 西部邁、属国に死す第3宣言 権力忖度システムの愚劣第4宣言 立憲的改憲という選択がある第5宣言 女人禁制は伝統ではない第6宣言 セクハラより人材だ第7宣言 枝野幸男・コスタリカ・ガンジー主義第8宣言 長谷部恭男の愚民思想を撃つ第9宣言 地位協定と憲法9条第10宣言 安倍「自衛隊明記」の危険第11宣言 「自衛隊明記」に潜むコンプレックス第12宣言 君たちはどう生きるか第13宣言 オウム教祖・幹部、死刑執行第14宣言 なぜ高学歴の若者がオウムに入ったか第15宣言 VXガス暗殺団との戦い第16宣言 吉本隆明らインテリの犯罪第17宣言 オウムを利する危険なリベラルBEFOR 2nd Season特別収録 教育勅語で道徳は復活しない特別収録 憲法と山尾志桜里の真実檄文 『ゴーマニズム宣言』の復活をここに宣言する!
ゴーマニズム宣言 2nd Season 第2巻
終わりゆく平成。しかし、『ゴー宣』の「最期の戦い」はまだまだ終わらない!小林よしのりが平成を総決算!新天皇即位を寿ぐ
ゴーマニズム宣言 2nd Season 第3巻
女性・女系天皇実現、アメリカからの脱属国、そして性暴力根絶etc.劣化した日本を再生せよ!!「男女公平」は「新たな伝統」なのである!『ゴー宣』が再び、新たな戦いに突入!・伊藤詩織さんと係争中の人物から、小林よしのりも名誉毀損で訴えられた!・女性差別をなくしていく時代に、なぜ愛子さまが皇太子になれないのか?藤井聡氏とのナショナリズム復興のための対談も特別収録!2018年4月に『週刊SPA!』に復活した『ゴーマニズム宣言』の第3巻。本作では女性への性暴力問題や、令和の時代に皇統を維持するため の女性天皇・女系天皇容認論など、「劣化した日本を立て直す」ための新たな、そして更新された論を展開。もちろん、持論である「アメリカからの脱属国」のために健全なナショナリズムのあり方を考える。※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。購入前にお使いの端末で無料サンプルをお試しください。
ゴーマニズム宣言 2nd Season 第4巻
緊急警告!「専門バカ」が大衆の恐怖を煽る新型コロナ・パニックに踊らされるな!!著者:小林よしのり日本の闇に光を当てろ!!保守の立場からこの国のあり方を考え続けてきた小林よしのりが、女性・女系天皇論、伊藤詩織さん裁判、韓国論、そして新型コロナ騒動などを斬りまくる!故・中村哲氏との貴重な「アフガンの真実」対談も特別再録!【本書の内容】「新型コロナはグローバリズムを見直すための警告だ!」。全世界で猛威を振るうCOVID-19に、各国はパニック状態。この現状に対し、「緊急警告」を小林よしのりが発する。保守として、ナショナリストとしてグローバリズムへの疑義を呈してきた著者だからこそ語れる「コロナ・パニックに踊らされるな」の言葉は重い。また、本巻でも女性への性暴力問題や、令和の時代に皇統を維持するための女性天皇・女系天皇容認論など、「劣化した日本を立て直す」ための新たな、そして更新された論を展開している。また、巻末には2019年12月にアフガニスタンにて襲撃された医師・中村哲氏との2003年の対談を追悼特別再掲載。医師でありながら、かの地で井戸を掘り続けた中村氏の真意が存分に語られている。残念ながらと言うべきか、ここに収められた中村氏の至言は、現在にも通用するものとなっている。【本誌掲載内容】第59宣言 たった16年で親米ポチが豹変第60宣言 レイプの責任は女には一切ない第61宣言 なぜ掲載不可なのか?第62宣言 今の価値観を過去に適用する愚第63宣言 韓国併合前の朝鮮の状況第64宣言 イザベラ・バードの朝鮮紀行第65宣言 ケネス・ルオフ氏と日米対談第66宣言 レイプ被害者の心理もわからぬ劣化保守第67宣言 嫌韓ヘイトではない韓国論第68宣言 雅子皇后への眼差しの変化第69宣言 令和元年の総括第70宣言 卑弥呼こそ天照大神である第71宣言 伊藤詩織氏、勝訴!第72宣言 慰安婦、歴史ねつ造を許すな第73宣言 慰安婦、儒教の国の女第74宣言 玉川徹は反日ではないか?第75宣言 慰安婦と反日種族主義第76宣言 「韓国は嘘つきの国」はヘイトか?第77宣言 伊藤詩織セカンドレイプの醜悪第78宣言 皇統の男系固執、終了!第79宣言 中村哲とアフガニスタン・ペーパーズ第80宣言 コロナとグローバリズム中村哲氏との巻末「追悼特別再録」対談アフガンの真実対談メディアのアフガン報道は嘘とインチキだらけ
ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論

ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論

イギリス公共放送BBCが制作したドキュメンタリー番組『J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル』をきっかけに動き出した故・ジャニー喜多川氏による過去の性加害問題。長年、日本のメディアにおいて「最大のタブー」とされてきたこの問題は、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」をはじめとする“被害者”の告発も相次ぎ、ついには国連人権理事会が聞き取り調査に乗り出すまでに発展した。「外圧」によってパンドラの匣がこじあけられた結果、日本のエンターテインメント業界の礎を築いたジャニーズ事務所は解体を余儀なくされ、昭和から平成、令和にいたるジャニー喜多川氏が積み上げてきた功績はすべて葬り去られた。しかしながら、このヒステリックなまでの追放劇は、果たして正しい“解”だったと言えるのか……? 今回起きた一連の騒動は、「人権」を盾に品行方正な振る舞いを押し付けるキリスト教的価値観が生んだ「キャンセル・カルチャー」に他ならない。もともとアメリカで2010年代に顕著な動きとして現れたキャンセル・カルチャーは、著名人による過去の不適切な言動や企業・団体の特定の行動がいったん問題視されると、SNSを中心に激しいバッシングの嵐が吹き荒れ、ついにはボイコットや不買運動に発展するなど、表舞台から徹底的に排除するムーブメントのことをいう。ただ残念ながら、すでに日本においてもこのカルチャーは根付きつつある。東京2020オリンピックのとき、開会式に楽曲提供していたミュージシャンや閉会式を担当していた演出家らの数十年前の発言が次々に槍玉にあげられたのを覚えている人も多いのではないか。直近でも、ダウンタウンの松本人志氏が過去の行いについて週刊誌メディアに断罪されているが、古来、日本人はもっと寛容だったのではないか? 特に芸能の分野では「陰間茶屋」と呼ばれる「男色文化」を育んできた歴史もある。一神教によってできあがった欧米の価値観は決してグローバルスタンダードではないのだ。今回、『ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論』(小学館=2009年6月)や『同 愛子天皇論』(扶桑社=2023年6月)など、30年以上にわたって日本の史実に深く切り込んできた漫画家・小林よしのりが、ジャニーズ問題をとば口に日本の芸能文化を紐解き、日本人のルーツを探る。
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ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論

ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論

近年、皇族数の減少が続いている。象徴天皇制は国民の間で広く定着しているが、この問題を放置すれば皇室制度の存続そのものが危ぶまれる事態になりかねない。それにもかかわらず、安定的な皇位継承策を巡る議論は一向に進んでいないのが実状だ。そんな淀んだ空気を打破するように、岸田文雄総理が2023年1月、国会で「衆参両院議長の下で検討される」と答弁。翌月の党大会でも「先送りの許されない課題で国会での検討を進めていく」と強く主張したこともあって、皇位の安定継承を巡る議論が再び動き出しそうな気配となっている。だが、この問題はすでに結論が出ている。2000年代半ばに当時の小泉純一郎政権が皇室典範改正に向けて立ち上げた有識者会議が出した最終報告がそれだ。■女性天皇および女系天皇(母系天皇)を認める。■皇位継承順位は男女を問わず第1子を優先とする。■女性天皇および女性皇族の配偶者になる男性も皇族とする(女性宮家の設立を認める)。このときは、秋篠宮紀子さまが悠仁さまをご懐妊されたことで議論は立ち消えとなり、答申を受けた法案の提出も見送られることになる。だが当然のことながら、悠仁さまのご誕生をもって皇位の安定継承の問題が解消されたわけではない。なぜなら、126代にわたる歴代天皇のうち約半数が「側室」の子であったため制度は長年維持できたものの、大正天皇の御代に事実上廃止となった側室制度を現代に復活させることは不可能であり、皇族がお一人増えたからといって皇位の安定継承にはつながらないからだ。ではなぜ、議論は立ち消えとなったのか? それは、男系継承を絶対とする「自称・保守派」の面々が、故・安倍晋三元総理の後ろ盾となり握りつぶしたからにほかならない――。歴史を遡って「八方十代」(10代にわたって8人)いた女性天皇を「中継ぎにすぎなかった」と言い放つ彼ら「男系固執派」は、1947年(昭和22年)に皇籍を離脱した旧皇族の末裔に当たる結婚適齢期の男子(生まれながらの一般国民)を「準皇族」扱いしてもてはやし、あろうとことか、皇室典範で禁じられている現皇族との養子縁組みを行い、ゆくゆくは愛子内親王殿下と結ばれるよう画策しているのだ。これは、愛子さまの意思をないがしろにした謀略であり、何より憲法第14条(法の下の平等)の定めた「門地」による差別に当たる。しかも、彼ら保守を自認する「男系固執派」は、この旧皇族の末裔に当たる男子が「複数人存在する」と言い張り、そればかりか、彼らのうちの何人かは「いざというときのために覚悟はできている」(皇統断絶の危機に瀕するようなことがあれば自ら名乗り出るつもりだ)と証言している、と何の根拠も示さずに主張しているのだ。共同通信が2021年3~4月に行った世論調査では、女性・女系天皇を容認する声は実に80%以上にのぼっている。にもかかわらず、誰がそれをかたくなに阻んでいるのか……? 『ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論』(小学館=2009年6月)をはじめ、『新天皇論』(同=2010年10月)、『昭和天皇論』(幻冬舎=2010年3月)、『天皇論 平成29年』(同=2017年2月)を次々と上梓し、天皇という国体そのものを深く探究し続けてきた漫画家・小林よしのりが突きつける衝撃の問題作。
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ゴーマニズム宣言SPECIAL ウクライナ戦争論

ゴーマニズム宣言SPECIAL ウクライナ戦争論

帝国主義の時代に“逆回転”する世界――。日本は戦争の当事国となる覚悟はあるのか? ロシアによる侵略行為によって始まったウクライナ戦争は、すでに両国あわせて10万人を超える死者を出したという報道も出ている。 開戦当初こそ軍事大国・ロシアが圧倒的優位と見られていたが、戦況は一進一退の膠着状態が続いており停戦への道筋は一向に見えない。 9月の終わりには、ロシアのプーチン大統領が30万人規模の兵士を戦線に追加投入するため部分的動員礼を発令。銃を携えたロシア軍兵士の監視のもと行われた住民投票を根拠に、ウクライナ東部と南部4州のロシア編入を一方的に宣言するなど、ここにきてなりふり構わず戦争を継続させる姿勢を見せている。 なぜ、プーチンは苛烈な経済制裁を受け、国際社会から孤立してまで、侵略戦争という暴挙に出たのか? その答えは、ロシアとウクライナのナショナリズムの歴史に深くかかわっている。この先、プーチンが「ロシア劣勢」と判断したら、そのとき世界は核のリスクと真剣に向き合うことになるはずだ。そして、ウクライナがロシアに屈したら、次は強権国家・中国によって台湾が主戦場になるだろう。そうなれば、日本は戦争の当事国にならざるを得ない。いま、世界は大きな歴史の転換点に立たされており、日本人は覚悟を求められているのだ。 1990年代終わりに、国論を二分する大論争を巻き起こした90万部突破のベストセラー『戦争論』から25年――。「国家」とは何か? 「正義」とは何か? 漫画家・小林よしのりが「お花畑国家」・日本に再び警告する。序 章 終わりなき日常は来ない第1章 ウクライナ戦争と生命至上主義第2章 ロシアの悪を知らんのか? その1第3章 ロシアの悪を知らんのか? その2第4章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史1第5章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史2第6章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史3第7章 戦時国際法を破壊するプーチン第8章 国際法無視は人類に対する攻撃第9章 免疫の軍事訓練は国防と同じ第10章 レイプ軍の伝統 その1第11章 レイプ軍の伝統 その2第12章 W徹の妄言第13章 ドンバス・ロシア支配のカオス最終章 占守島の戦い『ゴーマニズム宣言SPECIAL ウクライナ戦争論』目次より
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【文庫版】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論

【文庫版】ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論

シリーズ累計22万部突破の問題作が待望の文庫化!コロナ禍は日本にとって「第2の敗戦」と言っても過言ではないだろう。なぜなら「失敗の本質」が先の大戦と驚くほど重なるからだ。メディア御用達の専門家たちが振りかざした権威主義と「嘘」、恐怖を煽るだけ煽って視聴率をとりにいったメディア、ポピュリズムに走る政治家が場当たり的に発動した緊急事態宣言、世界一と自画自賛していた医療体制を既得権益を守るために自ら崩壊させた日本医師会、日本特有の同調圧力から社会の「分断」を加速させたマスク全体主義……。日本は先進国のなかでももっとも死亡率・重症化率を抑え込んだのに、なぜ、これほどまでに大きな傷を負い、今なお復興が立ち遅れているのか……?『ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』(1998年・幻冬舎刊)をはじめ、これまで国論を二分するような数々の論争を巻き起こしてきた漫画家・小林よしのり氏が突きつける渾身の日本人論。コロナが炙り出した日本国の欺瞞を総括する!※巻末には、ネットニュース編集者の中川淳一郎さんによる「解説」を特別収録しています。※12月発売の【文庫版】『コロナ論05』には、特別描き下ろし作品を収録予定です。
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おぼっちゃまくん 傑作選

おぼっちゃまくん 傑作選

コロコロコミックの傑作ギャグが復活!! 友だちんこのみんな、御坊茶魔ぶぁい! ぽっくんに! おとうちゃまに! 柿野くんに! 沙麻代ちゃんに! 袋小路くんに! びんぼっちゃまに! また会える傑作選の登場でしゅ! 単行本全24巻から厳選した神回13本に、連載終了後22年ぶりに「コロコロアニキ」に掲載された新作と単行本だけの描きおろしを追加した超豪華な一冊! 読んでクリクリ~!
新・おぼっちゃまくん(全)

新・おぼっちゃまくん(全)

超巨大財閥の御曹司・御坊茶魔は、城のような豪邸で父と暮らす超富裕層小学生。月の小遣いは1500万円だが口止め料、賄賂、宇宙旅行などでいつも足りない。一方、超貧困層の生活が珍しくて、つい心ときめかせる……。格差と分断の現代を生きる究極のヒーロー茶魔とライバル貧ぼっちゃま。傑作ギャグ漫画、令和版「おぼっちゃまくん」のすべて。
ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論

ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論

メディアが報じない「不都合な真実」――「新型コロナウイルス」と「季節性インフルエンザ」の感染者数と死者数第1章 新型インフルエンザの顛末第2章 日本ではコロナは恐くない第3章 抑圧策から緩和策へ転じよ第4章 データを無視する専門家第5章 岡田晴恵・玉川徹は恐怖の伝道師第6章 スウェーデンは成功している第7章 5密会談第8章 東京の抗体保有率0.1%第9章 スウェーデンの死生観第10章 お辞儀と清潔感の驚異第11章 世界各国のコロナ対策事情第12章 ウィルスとは進化の鍵だ第13章 インカ帝国の滅亡第14章 グローバリズムの失敗と権威主義第15章 自由よりお上に従う日本人第16章 経済のほうが命より重い特別対談木村盛世氏(元厚労省医系技官・医師)×小林よしのり幸運にも「抑圧政策」を実行中にワクチンが開発されたとしても、その間に社会や経済や文化がボロボロになってしまえば意味がない特別講義金塚彩乃氏(弁護士=第二東京弁護士会・フランス共和国弁護士=パリ弁護士会)新型コロナウイルスとフランスの緊急事態法~日本の「緊急事態宣言」とは何だったのか?
慰安婦

慰安婦

これは反韓ではない。日韓、未来のために! 反日種族主義の象徴「慰安婦」のすべてがわかる!第1章 「反日」が原理の国第2章 おそるべき慰安婦問題の反響第3章 心からの謝罪の無意味第4章 老若男女・慰安婦問題、大論争第5章 戦場の性欲とフェミニズム 第6章 弱者という聖域に居る権力者第7章 43団体の言論封殺にわしは屈せぬ 第8章 朝ナマで見た凶暴な善意のファシズム第9章 わしは広義の強制連行による漫奴隷だった!第10章 右翼のレッテル貼をする女性に感謝第11章 ゴー宣版・従軍慰安婦資料集第12章 「従軍慰安婦」の真実第13章 慰安婦問題の歴史第14章 慰安婦問題の歴史2第15章 過去を裁く現代人の奢り第16章 慰安婦問題の歴史3第17章 20世紀の女性の人権侵害とは「性奴隷」である
新・おぼっちゃまくん

新・おぼっちゃまくん

小説幻冬2018年4月号より連載を開始した「おぼっちゃまくん」。書き下ろしを加えた全7編をまとめました。忖度、セクハラ…現代社会を風刺するよしりん節、炸裂!『おぼっちゃまくん』の新連載!地味な小説誌にド派手に乗り込むぞ!(小林よしのりブログより)
ゴーマニズム宣言 2nd Season
なんでSPAに載ってるんだろう……?
ゴーマニズム宣言 2nd Season 小林よしのり
mampuku
mampuku
 少し前に女子大生記事で炎上した下世話なオジサン向け週刊誌「週刊SPA!」……その誌上において数少ない読み応えのある数ページそれがゴーマニズム宣言w  なんといってもこの雑誌、いきなり1ページめから女性への暴行傷害で起訴されているS氏の連載コラムが目に飛び込んでくる下劣ぶりですが、「エセではない真の保守」として世相をぶった切るゴー宣が、イデオロギー的に真っ向から対立しそうなS氏と1冊に同居してるというのは懐が深いというより節操がないようにも…。  ともあれ小林よしのり氏、ああ見えて大変な勉強家のインテリなので話には説得力がありますし、彼自身とは相いれない考え方の人にも一定の理解を示しつつも対比を交え自説を展開する論法は大いに学ぶところがあります。テレビ番組にもネットの掲示板やSNSにも人の話を聴けずに頓珍漢な噛み付きを繰り返す輩であふれかえっているので、彼のようなタイプはとかく誤解を受けやすいですね。もちろん私もゴー宣に書かれている氏の主張になにからなにまで賛同できるわけではないですが理解はできますし、「正論」を構築するのが上手いなぁと感心します。少なくとも冒頭のS氏のいい加減で不勉強な主張よりは遥かに……  ちなみに正論で武装した「ゴー宣」と比べて、FLASHで連載してる「辻説法」はオジサンのしょーもない下世話な本音がさらけ出されていて、これを同じ人が描いているのだから人間って面白いなと感じますw