あらすじ

重婚・収賄の罪により、退任後は刑務所に入ると国民に約束した源さん。1年生議員を中心に、彼の掲げる「国会議員性根たたき直し法案」可決の気運が高まったが、委員会では否決される。議会政治の神様・丸井大臣が奔走、そして留置所から出て改心した三友京一郎がテレビ局の電波を買い切り、政・財・官界にまたがる大スキャンダルを暴露。激震が走る政局で、ついに本会議での法案審議が開始され、源さんの最終演説が行われる。『自虐の詩』に続く業田ギャグの大作、始動!
世直し源さん(1)

ある時代、あるところに、ステテコ姿の「世直し源さん」がいました――。その男・本田源太郎(52歳)は、現職の内閣総理大臣。守旧派・丸井大臣の献金問題が浮上した時、「国会議員性根たたき直し法案」を閣議で提案する。法案を検討した党幹事長は、丸井大臣らを引き入れ、妨害工作に乗り出す。源さんはさらに、国会演説で「国民のためになる独裁政治を行う」と宣言。孤立を深めるかにみえた源さんに、若い議員の中から応援者が現れ…。『自虐の詩』に続く業田ギャグの大作、始動!

世直し源さん(2)

議員の9割が反対する「国会議員性根たたき直し法案」の可決を図る総理大臣・源さんこと本田源太郎。彼の本気の国会演説に感動した丸井大臣らを新閣僚に招き、本田改造内閣が発足した。だが党幹事長らの暗躍により、源さんに5人の妻がいるという重婚スキャンダルが発覚、退陣要求の声が高まる。続いて、政界支配を望んでいる丸井の甥、三友グループの京一郎からのワイロ100億円を源さんは何故か平然と受け取ってしまうなど問題が…。『自虐の詩』に続く業田ギャグの大作、始動!

世直し源さん(3)

重婚・収賄の罪により、退任後は刑務所に入ると国民に約束した源さん。1年生議員を中心に、彼の掲げる「国会議員性根たたき直し法案」可決の気運が高まったが、委員会では否決される。議会政治の神様・丸井大臣が奔走、そして留置所から出て改心した三友京一郎がテレビ局の電波を買い切り、政・財・官界にまたがる大スキャンダルを暴露。激震が走る政局で、ついに本会議での法案審議が開始され、源さんの最終演説が行われる。『自虐の詩』に続く業田ギャグの大作、始動!