あらすじ

家を守り、妻でいること。それが正しいとわかっている。でも女には、それだけでは足りない時がある。結婚25年。夫が故郷に帰り、46歳にして初めてのひとり暮らしが始まった。ただ虚しく、息苦しい日々から救ってくれたのは、同じく家庭を持つ男。このときめきだけは手放したくない。そう思う私は、いけない妻ですか―。男女の秘密の愛のカタチを描くシリーズ第1巻。
正しくはない恋(1)

家を守り、妻でいること。それが正しいとわかっている。でも女には、それだけでは足りない時がある。結婚25年。夫が故郷に帰り、46歳にして初めてのひとり暮らしが始まった。ただ虚しく、息苦しい日々から救ってくれたのは、同じく家庭を持つ男。このときめきだけは手放したくない。そう思う私は、いけない妻ですか―。男女の秘密の愛のカタチを描くシリーズ第1巻。

正しくはない恋(2)

たとえ正しくなくても、女としての幸せは手放したくないから―。 24歳の彼と42歳の私。お互いのことはよく知らないけど、大人の女はラクでいいと思わない? この恋はいつだってやめられると思っていたのに―。/夫が不倫? 義父母の面倒に反抗期の子供たち。仕事と家事に追われる私の日常に、突如舞い込んできた知らせは…。/目の前にいるのは、妻に裏切られ傷ついた男。その傷を癒したら、私に夢中になってくれますか。/家族の裏切りを知った私。絶対に許せないけれど、家庭を壊すのは正解…? 男女の秘密の愛のカタチを描く珠玉の4編を収録したシリ―ズ第2巻。

正しくはない恋(3)

女として、いつまでも輝いていたくて―。妻としても母としても、真面目に生きてきた。冷え切った夫婦仲のまま、夫は他界。ひとり残され、虚しい毎日を送っていたとき、あなたと出会って…。/定収入も財産も家もない同居中の男。彼には何の期待もしていない。私は誰の支えもいらない、これからも―。/夫の浮気を知りながらも、見て見ぬふりをしてきた。そんな自分を変えたくて、私は…。/私と彼は友達。だからこれ以上は何も求めない。そう思っていたのに…。みなみなつみが描く、男女の秘密の愛のカタチ。4編を収録したシリーズ第3巻。

正しくはない恋(4)

女には、それぞれの幸せの形がある―。恋を知らなかった私が惹かれた男。それは友人の夫だった。これ以上進んではいけないと思うのに、私は…。/夫に浮気されたあの時から、私の中で何かが変わった。穏やかに家庭を守る為にも、女を愉しみたかったけど…。/突然目の前に現れた浮気相手の妻。私のひとつの過ちが、身のまわりのすべてを壊していく―。/妻として母として、精一杯やってきた。なのになぜ、夫の心は離れていくのだろう。女の人生いろいろ。幸せを求めた女たちが紡ぐ秘密の愛の物語。珠玉の4編を収録したシリーズ第4巻。

正しくはない恋(5)

私たちはいつだって「女の幸せ」を追い求めていたかった―。人の夫を奪って、 好きな男と一緒になった。でも日常は、幸せばかりではなくて…。/年下の男に告白された日、別れたはずの夫が戻ってきた。母である私の決断は…?/正解が何かなんて分からない。ただ、妻でもなく母でもなく、ひとりの女として輝きたかった。みなみなつみが描く秘密の愛の物語、最終巻! 60Pの長編『向い風を君は』も収録。