あらすじ小春が夢で出会った不思議な男の子。“辰巳大明神にいた蛇の子ども”と名乗る彼の願いは『自分の家に帰ること』だった。その願いを叶えると約束した小春だったが、家がどこにあるのか聞く前に、男の子は消えてしまう。夢の中の出来事を宗次朗、澪人、吉乃に相談すると小春が知っている『ある場所』が浮かび上がった。降りしきる雨の中、男の子の願いを叶えるため小春は立ち上がる――。
小説をマンガにした話。 登場人物、皆美男美女! 京都の和菓子屋(さくら屋)舞台なので、雰囲気も伝わるし、和菓子食べたくなる〜 さくら屋は、もう一つの仕事(拝み屋)を公にせず行っているのだけど、まだまだ深い謎がありそうです。 そして主人公の小春が持っている能力は、狂気になりえると思った。もし自分がと考えたら、遠くへ逃げ出したくなる。 小さい頃、自分が見えない何かに憧れた時期はあったような気がするので、その*何か*を漫画で読めたのが入り込めた理由なのかな。 読了後、拝み屋の世界に浸っていたなと感じた自分がいたので、読んで良かったです。