メス 野望の外科医

メス 野望の外科医

札幌の私立病院で診療することになった式根修平。国立北星大学第一外科教室に籍をおき、専門は胸部外科、メスさばきも鮮やかな式根は、文字通り鋭いメスをふるってカルテの改ざんや私立病院と医大との癒着、人体実験まがいの手術、医局内の派閥争い等、医療現場の病巣にたまる膿をかきだしていく…名作医療コミックが廉価版で復活!
ライブマシーン

ライブマシーン

六本木のナイトクラブで演奏する凄腕のジャズ・ピアニスト、有山礼二。その裏の顔は、コードネーム「ライブマシーン(殺人機械)」と呼ばれる殺し屋だった――。アフリカの戦場で鍛え抜かれた傭兵としての技術と経験、そして殺人者としての資質を『Q』と名乗る華僑の男に見抜かれた礼二は殺し屋としてスカウトされ、Qに依頼されるままに政財界の大物たちを葬り去っていく。だが、Qからは知らされていなかったが、礼二が殺した男たちは、『弓弧会』と呼ばれる秘密組織のメンバーばかりだった。自分たちが何者かに狙われていると気付いた『弓弧会』は過激派テロリストたちを雇い、敵対者の捜索と殲滅を命じるが…。ハードボイルド・アクションの傑作!
地球最期の日

地球最期の日

「人間は自分の首の上に落ちてくるギロチンの刃を磨いていただけだったのだ」(「五月の晴れた日」)。原作・関川夏央、作画・松森正のコンビによって『地球最後の日』をテーマに描かれた短編4作品を収録した傑作作品集。作家、関川夏央ならではのハードボイルドなセリフやエッセンスを随所に散りばめながら、核戦争による放射能汚染や致死率100パーセントのウィルス性ガン、軍事大国の日本侵攻など、「死」に直面した人々の命を懸けたドラマが展開していく。
18階の男

18階の男

「当時、マンガで現代の鮮やかな断面を切りとることができないか、というのが僕のテーマだった」(関川夏央による巻末掲載文「スポンサーからひとこと」より)。1979~1981年の間に「カスタムコミック」(日本文芸社・刊)に掲載された原作・関川夏央、作画・松森正による短編を収録した作品集。攻撃的な営業戦略で巨大商社の社長に登りつめた男の敗北を描いた「18階の男」、天才の名をほしいままにしたCMディレクターが死に至るまでの軌跡を描く「硝子の狼」、原子力発電所の炉心融解事故の現場に居合わせた4人の技術者たちを描く「正義の四人」など、作品が発表された当時の日本の断片ともいえるキャラクターを主人公に、時代に追い立てられたかのように生き、時に破滅していく人間たちの迫真のドラマが描かれる。
南アラスカ海流

南アラスカ海流

ドイツ第三帝国崩壊前夜に北極点の氷の下を潜航して日本へ向かった2隻のUボートが、アリューション海域に沈んでいるという。その船内には、戦後史の影で神話のように語り継がれてきた第三帝国の隠し財産、ヒットラーの遺産「M資金」が積載されていた…(「南アラスカ海流」)。しがないピアノ調律師の男に付きまとう殺し屋たち…男はかつてアフリカの戦場で「エル・オンブレ」と呼ばれていた傭兵だった――(「エル・オンブレ」)。運命に抗う男たちを描くハードボイルド作品集。
木曜日のリカ

木曜日のリカ

美木本リカは5チャンネル木曜番組のレギュラー出演者であることから「木曜日のリカ」と愛称されるテレビタレント。しかし裏の顔は、世界でただひとり女でノーベル殺人賞をもらった凄腕の美女スナイパーなのだ!!リカが司会を務める番組の収録中、ゲストで来ていた大蔵省主計局長が何者かに射殺される大事件が発生。しかも容疑者としてリカ自身が指名手配されてしまう。事件が闇社会ナンバーワンの狙撃屋グループ・HAL(ハル)の仕業である事を突き止めたリカは、警察の追手をかいくぐりながら国際的犯罪に挑んでゆく!!
反逆児

反逆児

鹿児島一を誇る私学・薩摩士館高校は突如起こった学生民主化運動の嵐の中で今まさに崩壊しようとしていた。西郷隆盛の精神を支えとし、明治以来八十年の伝統を固持する薩摩士館高校の、これはまさに史上最大の危機であった。半年に渡る闘争の末旧態を死守しようとする経営陣もついには退陣し、新体制についてゆけぬ教師や学生らも退校し、残った学生の大半が保守から革新へと転向していった……。しかしここに一人、最後まで校舎屋上の剣道部部室にたてこもり学園民主化に孤立無援、真っ向から戦いを挑んでいる男がいた。その男とは――剣道部元主将・壬生隼人!
満洲お菊

満洲お菊

昭和三年、満州は奉天……。男は空を睨みながら奉天特務機関長の依頼を聞いていた。風雲急を告げる大陸で、日本刀と拳銃、そして爆弾を駆使して殺戮をほしいままにしている満州の殺し屋、若月退役中尉だ。満州国を世界の理想郷とすべく、大きな計画が動き出そうとしていた。そのために必要悪として、殺し屋の力がいるのだ……俺は……全ては大義理想のため、だれかがやらねばならないことをしているだけだ……。しかしその真実は、愛する女の命を救うためだったのだが!? 松森正の傑作劇画作品!
まんちゅりい・ぶるうす

まんちゅりい・ぶるうす

ときに昭和20年――やけつく太陽が満州の原野をじりじりとこがしていた……。取り残された日本軍の小隊は、絶望の淵に立たされ、国へ帰ることを渇望していたが、国境に居残りを命じられ迫りくるロシアの戦車隊に踏み潰されるのを待つのみであった。特務機関の黒木が連隊長のもとへ向かうと、そこには無残にいたぶられ捨てられた一人の女が横たわっていた。黒木とその女は旧知の仲であった……。激動の時代を生き、明日を求めてあがいた男と女の物語を集めた、傑作劇画短編集!
嘉納治五郎 風雲録

嘉納治五郎 風雲録

激動の明治期 群雄割拠する柔術界で 柔(やわら)を道として 制覇統一を目指す嘉納次五郎!! [主な登場人物] ●嘉納治五郎(かのう じごろう) 1860(万延元)年~1938(昭和13)年、摂津国御影村(現・兵庫県神戸市東灘区御影町)に生まれる。様々な流派がしのぎを削る明治期、柔術を道(どう)として極め、講道館柔道の創始者であり柔道・スポーツ・教育分野の発展、日本のオリンピック初参加に尽力するなど、日本に於けるスポーツの礎を築く。「柔道の父」「日本の体育の父」とも呼ばれている。●西郷四郎(さいごう しろう) 会津・大東流合気柔術を学ぶ西郷は、嘉納治五郎に恨みを持つ一団に襲われたのをきっかけに、嘉納の門下生となる。山嵐なる技でめきめき頭角を現す。●富田屋の娘・加代(かよ) 上野の花見の最中に、暴漢に襲われたところを西郷に助けられる。それが縁で西郷に恋心を抱く。●戸塚清次郎(とづか せいじろう) 戸塚楊心流の柔術を受け継ぐ若師匠と目され、柔術界の佐々木小次郎と異名をとる天才児。西郷四郎とは宿命のライバル。●飯久保恒年(いいくぼ つねとし) 柔術・天神真楊流起倒流の流れをくむ嘉納治五郎の師匠。●富田常次郎(とみた つねじろう) 柔らの道を極めようとする、嘉納治五郎の門下生。●清水次郎長(しみず じろうちょう) 荒くれ若集・猛者を集めた魚河岸の道場主で大親分。
黒帯疾風録

黒帯疾風録

大久保利通暗殺など殺伐とした事件が多発し、混沌としていた明治14年の東京。天神真楊流と起倒流の免許皆伝で、東大出身の学習院教師でもある嘉納治五郎に、ある時、魚河岸にできた道場の道場開きの招待状が届く。しかし、嘉納の存在を疎ましく思う道場の荒くれ者たちは、ひと足先に道場に訪れた嘉納の弟子・富田を打ち負かし、富田を連れ帰る嘉納に剥く。そんな窮地に居合わせた俥屋の青年・西郷四郎だが、彼もただ者ではなく…!?そして、この嘉納と西郷の宿命の出会いが、日本の柔術界を大きく変えて行く事になる!!
柔道の歴史 嘉納治五郎の生涯

柔道の歴史 嘉納治五郎の生涯

酒どころで有名な神戸の灘、その中心的酒造家という裕福な環境に生まれた嘉納治五郎。利発な少年は、すでに幼いころからその才能を現わしていた。英語をはじめ、学業において秀才として際立っていた治五郎が、新興気運のみなぎる文明開化の時代に、なぜ古臭い柔術と出会ったのか…?そして柔術の修行に治五郎を駆り立てたものは何だったのか…?
黒潮の尽きる島

黒潮の尽きる島

主人公の君影淳は私立大学の講師で、妻の繭子とは別居中である。淳のスポンサー的存在かつ、不倫関係にあるのは大財閥の未亡人・桐ヶ谷万里だったが、万里との関係は終わらせようと決意を固めていた。そんな矢先、炎小夜子という美しい黒髪の少女と出会う。小夜子は不思議な能力を持っていて、淳の近未来の出来事を次々と言い当てていく。その驚くべき能力に驚いた淳は、つい彼女のお願いを聞いてしまったのだが…!? 木村えいじが描く、魅惑の冒険ストーリー第1巻!

テキサスの鷹

てきさすのたか
ジャンル:社会
最新刊:
2018/09/27
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