あらすじ

クリスマス間近の東京で、ある女子高生の惨殺死体が発見された。被害者は両脚を銃で打ち抜かれ、頭蓋骨にはドリルで空けた穴、そして腹部には謎の印(マーク)が刻まれていた……。飯田は新たなパートナー・相沢江理子とともに犯人の手がかりを探すため、被害者と親しかった3人の女子高生に会う。
地雷震 超合本版 1巻

高橋ツトムの原点。人間の“生”と“死”、そして“犯罪”という“本能”――。凶眼の刑事・飯田響也(いいだきょうや)が人間の心の暗部を抉(えぐ)り出す! 油断をすれば飲み込まれてしまう深く暗い闇。己の闇から、目を背けるな。

地雷震 超合本版(2)

つい1ヵ月前に出所したばかりだという昔捕まえた強盗犯・寺沢に出会った飯田。寺沢は不気味に笑いながら、意味深な言葉を残して去っていった……。そして、新宿警察署前で起こった爆発事件は、飯田に対する寺沢からの宣戦布告――!!

地雷震 超合本版(3)

クリスマス間近の東京で、ある女子高生の惨殺死体が発見された。被害者は両脚を銃で打ち抜かれ、頭蓋骨にはドリルで空けた穴、そして腹部には謎の印(マーク)が刻まれていた……。飯田は新たなパートナー・相沢江理子とともに犯人の手がかりを探すため、被害者と親しかった3人の女子高生に会う。

地雷震 超合本版(4)

20歳の息子が父親を金属バットでメッタ打ちにするという殺人事件が起きた。目撃者に話を聴いた飯田たちは、事件当時の現場にその一部始終を撮影していたカメラマンがいたことを知る。

地雷震 超合本版(5)

殺人による7年の刑期を終えて出所したばかりの元ヤクザ・田島は、内縁の女性・クミコの誘いで尾崎友憲(おざき・とものり)という男のもとを訪れる。そこでは彼を慕って集まった殺人を犯した前科者たちが、農業をしながらささやかな生活を送っていた。