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私、最も嫌いなアイツの長い指で揉んでこねられ愛撫されたい──。幼稚園のときに土偶のような似顔絵を描かれてから自分の容姿に自信がなくなって私の人生真っ暗。人生やり直そうと遠く離れた土地で就職しようとしたけど失敗。結局実家に出戻ったら、なぜか最も離れたかったあの男が家に! 私の似顔絵を描いたアイツが父の弟子になって住み込みで和菓子の修行をしているなんて、サイテー。でもアイツのおかげで店には女子の行列ができて商売は順調だしどうすることもできない。ある日、アイツの菓子づくりを目撃したら…、なんか、彼女を愛撫するかのようにいやらしく揉んでこねてて。それから悶々とした日々をすごして。私、あの饅頭になりたいと思うようになって!?