あらすじちょっとホラーな青春アドベンチャー! 幽体離脱してしまった高城と空木は、幽霊の見える少女・恩田衣子と行動するようになる。ある夜、3人は黒衣を纏いながら廃霊と激しく交戦する 夜人のグループと出会う。夜人のリーダーである鈴木に「霊子戦」を切られ、絶望する高城。親友を傷つけた夜人たちを敵視する空木。敵と思われた夜人たちだったが、衣子に対してはひざまずき、こうべを垂れ、敬う態度を見せる。そんな中、正体不明の「魔」と呼ばれる異形のものまで発現し… 「夜人」を巡る物語は加速する。
ホラーの雰囲気と少年少女の冒険譚的な要素のそれぞれにエッジが効いてて、その合間に入る日常シーンの3人の関係性とのメリハリが新鮮で面白い。 1巻で生じた問題を2巻で解決したように見せて全部引き摺りつつ新たな展開に進んでいく。なんか気付かないうちに結構絶望的な展開に片足を突っ込んでる気さえしてくる。 2巻まで読了。