あらすじ「それは、あの子の両親のお墓だよ」生物部顧問・病田が打ち明ける衝撃の真実。虫を愛する変人・虫塚の過去が、いま明らかになる…。温室奪還を目論む園芸部・花崎とのバトルも激化し、カワイイ生き物たちとねねの受難(?)の日々は続く――。
表紙がよすぎる(語彙力) コミックDAYSで読後に表示される作品一覧にこのサムネを見つけ1巻を購入したところ、めちゃめちゃ面白くてすぐ2巻も買いました。 標本だらけの生物室 楽園のような温室 美しい模様とフォルムの虫たち 仲睦まじい少女たち エモい…!!エモすぎる!!! 何だこれは。天才か?? 表紙から「サブカルでしっとりしてお上品な趣深い作品」を想像する人もいるかもしれないが、基本的には「ハチャメチャ学園虫コメディ」。 その割合としては、「虫解説:4 コメディ:4 百合:1 お耽美:1」といった感じ。コメディがお耽美を、お耽美がコメディを引き立たせ、「早くお耽美シーンよ来い!!」と思わず待ち望んでしまう素晴らしいバランス。 この作品は、「3人集めないと背部の生物部に主人公が強引に勧誘される」という王道展開から始まる。 しかし、圧倒的に耽美な絵での百合、主人公のギャグっぽいリアクション、部長たちの倒錯的な生物愛・植物愛、これらがうまく噛み合って「耽美コメディ」になっているところに、他とは違う面白さがある。 主人公のリアクションの良さ、敵対する部にいる仲良しの幼馴染との百合も堪らない…! 間違いない面白さなので、気になっている人は惜しみなく財布の紐をゆるめてください。 ※画像はネタバレ(1巻19ページ) こんな感じの作品。ねねちゃんのクソでかリアクション好き