あらすじ

獣のように求められた、あの感触がいつまでも消えない。先輩のことが、欲しくてたまらない――宝生(ほうしょう)に触られた感触が忘れられない彩鳥(さとり)。彼にもっと近づきたいと、彩鳥がとった行動は…。
愛を喰らうケダモノ Act.1

「俺の餌になれ――」片想いの相手は、同じ大学の宝生(ほうしょう)先輩。ただ見ているだけでよかった。でも少しだけ近づきたくて、近づいたら、もっと傍にいたくて、彼のためならなんでもしたいと思った。俺の18年の人生の中で、きっと最初で最後の恋になる――。秘密を抱えた男に恋をした、とある青年の純愛ストーリー――人を愛すこと、それは時に苦しみを伴う。

愛を喰らうケダモノ Act.2

獣のように求められた、あの感触がいつまでも消えない。先輩のことが、欲しくてたまらない――宝生(ほうしょう)に触られた感触が忘れられない彩鳥(さとり)。彼にもっと近づきたいと、彩鳥がとった行動は…。

愛を喰らうケダモノ Act.3

「今度こそちゃんと断ろうと思ったのに…」彩鳥(さとり)は宝生(ほうしょう)とセフレの関係になってから週2~3の間隔で身体を求められるようになった。

愛を喰らうケダモノ Act.4

キスしてヤッて…欲が満たされるなら愛なんて――宝生(ほうしょう)との距離が再び遠のき、落ち込む彩鳥(さとり)。一方で、宝生は彩鳥に対して特別な感情が芽生えはじめ…?

愛を喰らうケダモノ Act.5

少しだけ、本当に少しだけ近づいた宝生(ほうしょう)との距離。小さな変化だったけれど、彩鳥(さとり)は幸せを噛みしめていた。そんなある日、宝生が突然欲望をむき出しに彩鳥に襲い掛かってきて――!?

愛を喰らうケダモノ Act.6

何度でも、また先輩のことを好きになるから――…空腹にもかかわらず、頑なに「食事」を拒む宝生(ほうしょう)。日に日に弱っていく姿を見て、彩鳥(さとり)はある決意をするが――