あらすじ

誰もがその美貌に目を奪われてしまう青年・芳彦。その芳彦と結婚した13歳年上の美沙は、彼の美しさと若さを独り占めしとうと…。(不惑)/ 幼い頃、愛人をつくり家を出てしまった母親。父親に育てられた美佐緒は、やがて母親に似た美しい女性へと成長する。だが、ある日突然、父親が自殺。その父親の自殺をきっかけに衝撃の事実が明らかに…!!(凍りつく部屋)
世にも不幸な女たち(1)

愛する夫を海で亡くし、その夜から同じ夢を見続ける頼子。失くした記憶をたどる度、恐ろしい事実が浮かび上がり…。(夢の終わり)/ 平凡な主婦・真由美の夫婦関係は良好だったが、唯一SEXに不自然さを感じていた。そんなある日、スイミングクラブで知り合った同性の薫子とのSEXに初めて絶頂に達し、夫婦の意味を考えた時…。(フェイド・トゥ・ブラック)/ 歪んだ愛に翻弄された女たちの衝撃ドラマ傑作集!!

世にも不幸な女たち(2)

大学講師の笈川が、友人の矢作教授を刺殺した…。動機は友人の出世による妬みなのか、それとも若く美しい愛人を奪われた恨みなのか? 2年前、不治の病に倒れた妻の看護に疲れ果てた笈川は、教え子である早穂子の若い情熱と肉体に夢中になる。妻の病が悪化し、田舎に移り住んだ笈川だったが、妻の死後、再び大学に戻った時、矢作と早穂子の関係を知り…。(2年ののち)

世にも不幸な女たち(3)

誰もがその美貌に目を奪われてしまう青年・芳彦。その芳彦と結婚した13歳年上の美沙は、彼の美しさと若さを独り占めしとうと…。(不惑)/ 幼い頃、愛人をつくり家を出てしまった母親。父親に育てられた美佐緒は、やがて母親に似た美しい女性へと成長する。だが、ある日突然、父親が自殺。その父親の自殺をきっかけに衝撃の事実が明らかに…!!(凍りつく部屋)

世にも不幸な女たち(4)

舞台の本番直前、恋人の夏木と情事に耽る麻里絵は、その美貌と恋多き女というスキャンダラスなイメージで、トップスターの座にあった。金と力のある男をパトロンにし、若い男を愛人にする彼女の素顔に隠された真実とは…!?(女優)/ 平凡な夫・沢口とはあまりに掛け離れた友人の若い娘・裕子。その二人の口臭が同じハッカの匂いであることに気づいた妻・美代子は…!?(水晶の中の荒野)

世にも不幸な女たち(5)

30歳を過ぎた平凡な女性・雅子が結婚した相手は、20歳以上年上で資産家の佐伯。その佐伯と共に参加したパーティーで、昔、一緒に暮らしていた画家の秀一と再会し、彼の画のモデルをすることになった雅子は…。(帰らざる日々)/ 世間知らずの箱入り娘で、莫大な遺産の相続人・梨理と結婚した光二郎は、梨理が双子だったことを結婚してから知らされ…。(なんでも半分)

世にも不幸な女たち(6)

30歳で主任に抜擢された佐和子は、上司である部長・沢村の愛人。出世と仕事のためと割り切った関係に満足している佐和子だが、友人のゆりえから、女の幸せは結婚、佐和子はかわいそうと言われ、彼女の夫を誘惑することにし…。(勝利者)/ 平凡だが幸せな結婚生活を送る和子に、かつて身も心も捧げた男・遠山から連絡が。それは和子の妹・美和が企んだことなのか!? (眠る蛇)

世にも不幸な女たち(7)

恋人の広志と早く結婚したいと願うエステシャンの白沢は、ある日、彼女の中に眠っている魔性を見抜いた常連客の女性、三谷から、上流階級の男相手という高級デートクラブに誘われる。売春という言葉に心が揺れ始め…。(アクアブルー)/ 夫との台湾旅行中の典子は心が乾ききっていた。そこで知り合った青年と一夜の恋の冒険をした典子に変化が…。(台湾的休日)

世にも不幸な女たち(8)

結婚式の二次会で初めて会った隆一に、一目で恋した新婦の由美子。夫を愛している由美子は、その思いを胸の奥深く隠し続けていた。だが、彼女が37歳になった時、隆一のことが好きだという19歳の絹江が現れる。そして、隆一への思いがあふれ出した由美子は、積極的に隆一に抱かれてしまう…。その隆一が絹江に刺されたという知らせが。なぜ!?(風が吹く時)

世にも不幸な女たち(9)

超エリートたちが住む、高級マンションを競売で安く購入した今日子は、夫との幸せな生活に期待していた。だが、そんな二人にエリート意識の高い他の住人たちのイヤガラセが。そして、思いがけない犯人による悪意あふれる出来事が今日子たちに襲いかかる…。(ダブルリベンジ)/ モデルの仕事を天職と思う三美だが、恋人の隆からプロポーズされパニックになり…。(デシジョン)

世にも不幸な女たち(10)

高校時代からの大親友、章子と絹代。有能な編集者として仕事と家庭を両立させるキャリアウーマンの章子。国立の薬学部出身で、美しさと頭の良さで将来を嘱望されるも、専業主婦となった絹代。その絹代の夫が突然亡くなり、夫の束縛から解放された絹代の変貌に驚く章子。そして絹代の言動に、ある疑惑を抱く章子だが…。(愛は崩れた)

世にも不幸な女たち(11)

美貌の姉・香織に対し、コンプレックスを抱き続けていた静枝。ある日、資産家で有名な雨宮家の後継ぎ、宣行が結婚を申し込んだのは、香織ではなく静枝だった。真意を測りかねた静枝だったが、幼い頃から好きだった宣行と結ばれ、男の子を授かった。だが、宣行が異母妹だという美しい女性、弥生子を連れて来て、同居すると言い出してから…。(夜叉の家)

世にも不幸な女たち(12)

地味で目立たない存在だったOLのちさとは、心境の変化からブランド品に身を包み、化粧も変え美しく変貌。だが借金まみれとなり、会社も辞めAV女優となるが、いつしかその業界からも姿を消した。そんな彼女が見知らぬ港町で出会った盲目のピアニスト・秀彦が奏でる美しいメロディに心奪われてしまう。やがて二人は結婚するが、秀彦の目の手術代を稼ぐため、ちさとは…!?(ガラスの天使)