あらすじ【最終話!】記憶をなくした美しい男性リヴィ。身分も素性もわからないけれど、そのやさしさと包容力にレイラの胸は熱く高鳴り、親の決めた婚約者ベネディクトをよそに、レイラはリヴィとキスを交わしてしまう。けれど想いが高まるなか、リヴィの正体が明らかに。彼は兄の仇、敵国の王子リリー・プリンスだったのだ! レイラはそれでも彼を責めることなどできなくて、彼を国境の外へ逃がす手伝いをしてしまう。兄を亡くし、老いた父は倒れ、リヴィも去ってひとりぼっちになったレイラにベネディクトの魔の手が迫る!