あらすじ貴族の娘レイラはある日、川で記憶をなくした美しい男性を拾う。リヴィと仮に名づけ、人目を避けるために女物のドレスを着せて介抱するが、どれほど美しい女に見えようとも、彼の男としてのたくましさがレイラの心を乱してゆく。彼と交わすキスは罪深いほどに甘く、もうすぐ親の望む男のもとに嫁がねばならぬレイラは、ひとときそれを忘れた。一方、記憶をなくしたリヴィのもとに、レイラの家の執事マルセルが近づく。マルセルは、リヴィの正体はレイラの兄の仇・リリー・プリンスだと告げ…!?