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ある日、一人の男性宅の物置から見つかったのは、ダンボール箱に入った変わり果てた幼児の遺体だった…2007年、北海道で実際に起こった戦慄の事件を完全コミック化! 幼児の母親である松浦千帆は、3歳の時に両親が離婚して母子家庭に育った。その頃から孤独な生活を強いられた千帆は子供のいるにぎやかな暮らしに憧れ、16歳の時に高校を中退して結婚、次々と二人の男の子を産んだ。しかし、若すぎるゆえの結婚は長続きせず、次男が不幸な事故で死んでからまたたく間に夫婦関係は崩壊、千穂はその後生まれた三男と長男を連れて離婚してしまう。そして女手ひとつで二人の子育てをしながらスナック勤めを始めるのだが、そこで客の男に言い寄られ、あらためて女としての幸せを強く望むようになる。あの子たちさえいなければいいのに……二人の子を置き去りにして男の元へ向かう千帆だったが――!?